名車再生!クラシックカーディーラーズ
「マツダMX-5」BS11 2/4放送
感想
日本製スポーツカーが続く。「MX-5」は海外呼称であり、日本での呼称は「ユーノス・ロードスター」
女性に人気がある様で前オーナー、次の購入者とも女性。
しかしピラーの修理が板金のツギ当てとは・・・
ロールバーがないから、横転したらどっちにしても潰れるだろうが、それにしても「弱っちい」
だが、こういった重レストアは見ているだけで楽しいものだ。
エンジンについては、エアフィルター見直しだけでちょっと物足りなかった。
マイクがステアリングをもっとシャープにとか言ってたが、スタビライザーがそれか。ねじれ剛性にはかなり効くのだろう。
内容
1989年に当時8,000ポンドで発売された「マツダMX-5」
日本では「ユーノス・ロードスター」と呼ばれている。
累計70万台以上販売された。ロータスエランに影響を受けたコンパクトでキュートなスタイリング。楽しく信頼出来るクルマ。
専門誌で当りをつけ、1990年製のイギリスモデルを見つけた。
持ち主はロビンさん。フロントピラーのサビ、幌の破れ。
室内がカビ臭い。幌の破れで室内に水が入ったという。
テストドライブに出るマイク。キッチリしている。ステアリング最高!マイクはMX-5の大ファン。
トラブルはエドなら解決出来る・・・・
現金1,600ポンドで妥結。
エド「こんなにひどいMX-5は初めて見た」
ピラーのサビが下まで行っているというのを軽く見るマイク。
整備開始。
湿気でカビだらけであり、まず幌を外して内装を外す。
センターコンソール、シートを外し、サイドのレールを外す。
そしてカーペットを剥がす。
幸いフロアパネルにはサビなし。
フロントピラー修復のためフロントガラス、フェンダーを外す(ガラスは専門業者に頼む:取外し、取付けに各150ポンド)
中はひどい状態。
サビ部はグラインダーで磨く。ピラー右側は母材がやられており、腐食部を切断した後、紙で型取りして鉄板を加工し溶接。
鉄表面を防錆塗膜にする特殊な薬品を塗布。
その後パテで表面を整え、プライマーを塗装後、車の色に塗装(ピラー全部)
新しいカーペットとシート(中古品)が揃った。155ポンド。
それらを全て組み込むエド。
パーツ屋に行くマイク。
見栄えを良くする部品の情報を聞き、部品を集めた。
MX-5オーナーのブライアンさんを訪れるマイク。
現代のロータスエラン。遊べる1台。
チェックすべき点はサビ。フロントストラット、サイドシル・・
テストドライブするマイク。「サイコー!」
エアクリーナーを交換するエド。
オリジナルは吸気系が長く、フィルターの圧損も大きい。本体を分離し高性能品を組込む。
車体下部にスタビライザー取付け。エンジン系のため左右に分かれているシャーシを一体化する事で剛性アップし、コーナリング性能が向上する(前後2カ所に取付け)
タイヤ・ホイール交換。元の14インチから15インチになって見栄えも良くなった。
内装パーツの見直し(クローム部品の貼布)気乗りしなかったが、意外に効果あり。
スカッフプレート(乗降部の保護)取付け(MX-5ロゴ付き)
フロントグリル取付け。
幌の張替え。面倒だがコスト抑えるため自分でやる・・・
最後にアンテナを取付けて完成。
費用一覧 円換算(¥165/£)
Car 1,600 264,000
Sarvage seats 135 22,275
Windscreen 150 24,750
Performance air filter 65 10,725
Wheels/tyres 300 49,500
Interior/exterior trim 270 44,550
Hood 195 32,175
Total £2,715 ¥447,975
専用サイトに広告を出してアンジーさんが来た。
提示の3,800ポンドに難色を示す。
「3,600では?」「現金で?」「イエス」
握手するマイク。