ヱヴァンゲリヲン新劇場版「序」2007年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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2012年11月17日記事の再メンテ


TV版の「新世紀エヴァンゲリオン」が1995年に放送され、その後映画版として「シト新生」「Air/まごころを、君に」が1997年に公開された。
コアなファンの期待に応え「REBUILD OF EVANGELION」として

4部作が作られると2006年に予告された。
本作はその一作目。

監督    庵野秀明(総監督)
      摩砂雪
      鶴巻和哉
脚本    庵野秀明
原作    庵野秀明
音楽    鷺巣詩郎
主題歌    宇多田ヒカル「Beautiful World」

興行収入 20億円

5分で分かる「序」


感想
「序」というにふさわしくTV版の内容をほぼトレースした形だが、映像はTV版からの流用は全くなく、非常に細密な画面で十分堪能出来た。
特にラミエルは、TV版とは比較にならない程の多彩な変形パターンで、見ていて小気味良い。
レイの「あなたは死なないわ、私が守るもの」は絶対の殺し文句。

あらすじ   全セリフまとめサイトはこちら
父・碇ゲンドウに呼ばれて第三新東京市内に着く碇シンジ。迫り来る第3使徒「サキエル」。ミサトの出迎えを受けてネルフ本部へ。


いきなり父親から初号機での出撃を命じられるシンジ。

 

断ると、全身傷だらけのレイを搭乗させようと周りが動き出す。

やむなく初号機に乗るシンジ。
サキエル」と対峙するが、苦もなく倒されて沈黙する初号機。
しかし自ら初号機は再起動し「サキエル」を倒す。

ミサトとの生活。学校で鈴原トウジ、相田ケンスケと知り合う。

妹がロボットのせいで怪我をした、とシンジを殴るトウジ。
次なる第5使徒「シャムシェル」を迎撃するために出撃するシンジと初号機。トウジとケンスケを救出し使徒を殲滅するシンジ。

第6使徒「ラミエル」。シンジは出撃するが強力な光線を受けて負傷。

 

恐怖のため初号機への搭乗を拒むシンジ。

ミサトは本部地下深くに置かれている第二使徒「リリス」を見せ

「リリスと使徒が接触すると「サード・インパクト」が発生し地球が滅びる。その前に自爆する覚悟が職員全員にある」とシンジを諭す。

ラミエルに対して、日本中の電力を1点に集め「陽電子砲」の一撃で倒す「ヤシマ作戦」の準備が進む。


初号機が砲手となって一撃を加えるが、外れてラミエルからの攻撃を受ける。恐怖のあまり動けないシンジを見放してゲンドウは砲手をレイに替えようとするが、ミサトが反対。

「息子を信じなさい!」と言われて沈黙するゲンドウ。


第2射目の準備中に再びラミエルからの攻撃。

レイの乗る零号機が自らを盾にしてシンジを守る。

2射目がコアを貫き、ラミエルは殲滅された。
射出された零号機のエントリープラグに駆け寄るシンジ。

レイは無事だった。


月面で目覚める渚カヲル。