攻殻機動隊 ARISE < PYROPHORIC CULT> 2015年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

シリーズ構成
 border1  Ghost Pain                :2013年6月22日公開
 border2  Ghost Whispers          :2013年11月30日公開
 border3  Ghost Tears               :2014年6月28日公開
 border4  Ghost Stands Alone    :2014年9月6日公開
         Pyrophoric Cult           :2015年TV放送
 攻殻機動隊 新劇場版         :2015年6月20日公開

 

 

感想
劇場版に先駆けて追加された一編。
一貫して描かれるのは、正体不明のハッカー「ファイアスターター」
前回、カルテルに殺されそうになったホヅミ大佐が、再び狙われる。
結局その裏にいたのは501機関の実質的リーダー、クルツ。
「ファイアスターター」のバージョンアップを行い、謎は「劇場版」へ持ちこされる・・・

あらすじ
アメリカからの航空便墜落の事故を受けて、現場に向かうサイトーとボーマ。義足「エアリアル」で自爆したムラサカ・テイ。
ムラサカ・テイの住所に乗り込む草薙チームだが、そこに居たのは米情報部。
荒巻にネジ込む草薙だが、本件は米情報局との合同調査になる、と言われ、同局のジェリルが紹介される。

ヴィヴィーと同じタイプの義体に戸惑う草薙。


ファイアスターターのブローカー「パイロマニア(放火魔)」が、カルテルの手先としてホヅミ大佐暗殺を企てているという。ムラサカは米情報局員だったが、パイロマニアに洗脳されて爆弾にされた。
ムラサカが追っていたのは電脳ドラッグの売人「ガルベス・ガルシア」

ヘリ爆破により、脳だけで生きているホヅミに面会する草薙とジェリル。

 

ホヅミは司法取引で生かされている身であり、これから裁判所への移送を行うところだった。
その時、軍病院そのものが電脳汚染され、兵士たちが同士討ち。

ジェリルも洗脳されてホヅミを撃つが、チタン脳殻でダメージなし。
草薙は、自分をバイパスしてホヅミをネットに繋ぎ、パイロマニアを誘い出す作戦を敢行。

 

バトーとトグサを使い、並行して建物の探索。草薙がヤツを見つけ、バトーたちが踏み込んでガルシアを確保。


一方車中のクルツが、光る球を手にして「取引きは成立、これが第三世界への鍵だ」と呟く。

捕えたガルシアは何層も記憶を上書きされており、オリジナルの追跡は不可能。
改めてホヅミの移送準備に入り、移送が開始された。
その最中にガルシアの逃走が知らされる。

米情報局所有のセキュリティ・コードも奪われた。
ハッキングされた武装ヘリによる、草薙たちへの攻撃。
戦いの最中、草薙が自身の独自ネット上で男と対峙するが、結局追い切れず。
ガルベスの記憶には「炎の天使」の一節が刻まれているだけ。

「ウイルスのバージョンアップは終わった」と球を手にするクルツ。