攻殻機動隊 ARISE border3 <Ghost Tears> 2014年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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シリーズ構成
 border1  Ghost Pain                :2013年6月22日公開
 border2  Ghost Whispers          :2013年11月30日公開
 border3  Ghost Tears              :2014年6月28日公開
 border4  Ghost Stands Alone    :2014年9月6日公開
        Pyrophoric Cult          :2015年TV放送
 攻殻機動隊 新劇場版         :2015年6月20日公開

 

 

感想
草薙みたいなスパルタンでも恋人いるんだー、と感心(笑)
しかしこの時期の草薙は少女義体だから、オトナのホセとは「援交」みたいに見える・・・
複数の事件が絡んで、これまた「一見さん」を困らせる・・・
ファイアスターターを仕込まれたホセが命を絶ったのは、草薙を救うため。彼女がスクラサスだった事に絶望した?又はその逆?
いずれにしても、ちょっと漂う「切なさ」
ただの電脳アクションではないところが、惹かれるのかな。



あらすじ
義体技師でもある恋人とデート中の草薙に、バトーから事件の連絡。


水の価格協定に関する秘密会議が、爆弾テロに襲われた。
武装集団のリーダーをゴーストロックで制圧した草薙は、その男の胸にある「スクラサス」の刺青を見て驚く。クザン共和国のカルディスタン独立運動リーダーのシンボル。スクラサスは活動中に殺された。


だがゴーストロックが解かれ、草薙が危機に陥る。サイトーの狙撃で事なきを得るが、そんな中でも「殺すな!」と指示する草薙。
荒巻の調べでは、そのリーダーに擬似記憶を植え付けた、超ウィザード級プログラマー「ファイアスターター」の存在がある。

もう一つの事件、ダム爆破を追うトグサ。先輩刑事が殺されていた。

現場に残されていた「エアリアル」のロゴの義体脚部と、義体技師「ホセ」の名刺。
ダム管理者のザイード博士に聴取するトグサだが、上司に止められ、証拠品の義体も取り返された。


ホセの職場を訪れるトグサ。

顧客リストを渡すと言って別室に入ったホセ。
ホセ、ザイード博士と陸軍情報部のホヅミ大佐による機密ライン。

 

エアリアルは爆弾密輸の手段であり、ダム爆破は爆弾製造現場の証拠隠滅。
トグサは、ホセがこの事件に関与している事を草薙に進言。

感情的になるも、否定できない草薙。

ホヅミは国内の反対勢力を排除するため、ホセの電脳にファイアスターターのバージョンアップを施し、格段の電脳戦能力を与える。
爆弾のプロ、ボーマはトグサの言葉から、義体の脚が気化爆弾である事を見抜き、製造者がホセだと看破。
テロ容疑者の取り調べ現場に押しかけて、電脳ハックする草薙。

男はホセが新たなリーダーとして指導してくれたと言った。
防衛副大臣の暗殺計画に気付いた草薙たちだが、アームスーツの攻撃を受ける。

ホセと対峙する草薙。

埠頭での一騎打ちで、互いの頭に銃が向けられる。

 

電脳に注入されたウイルスによって、各アームスーツを操っていた事を話すホセ。そして、スクラサスは草薙である事を告げ、自らの頭を銃で撃ち抜いた。

事件後、バトーが知った草薙の過去。かつて軍の秘密工作として、自ら「スクラサス」となってゲリラを指導し、用が済んでから政府軍にゲリラを抹殺させた。それを自身の汚点としている草薙。
トグサは、独自の方法で先輩刑事を殺した犯人に辿り着き、事件を解明。その推理力を買って、自分の部隊にスカウトする草薙。