エドガーケイシーの言葉3 | 預言者のコラム2

預言者のコラム2

俗言ではなく、預言者の視点から哲学、
人生、宇宙、宗教、
時事問題などを語って行きます。

「人は、苦しみを通して、自分自身に出会い、魂そのものが神を表すのにふさわしくなるよう自らを整えるのです」


人の人生になぜ苦しみがあるのか。
それはその人がその人生で、あるいは過去生で何らかの罪を犯したからです。遠い過去の大きな罪の残りかすが残っていてこの人生に反映されることもあります。

この人生で行なった些細なことのために、ちょっとした試練となることもあります。

精神的苦痛、病気などの肉体的苦しみ、経済的困窮など。
しかしそれらの問題をただやり過ごすのではなく、自分はなぜこんな目にあっているのか、と考えることが大事なのです。
そして自分をかえりみて、いたらない部分があったらそれを改めることです。人間として生まれた以上、完全な人などいないでしょうから。
どこかで人を傷つけることをしたかも知れません。倫理に反することをしたかも知れません。

そこでもし少しでも他者を傷つけるようなことをした記憶があるなら、それを改め、その心の態度を改め、もし思い当たらなかったら、きっと前世の罪が現れているのだろうと、一層、精進すれば良いのです。

そして自分の心が謙虚で、やさしいものになったなら、それはその人にとって成功なのです。
自分という王国に平和をもたらしたことになるわけなのです。