エドガーケイシーの言葉1 | 預言者のコラム2

預言者のコラム2

俗言ではなく、預言者の視点から哲学、
人生、宇宙、宗教、
時事問題などを語って行きます。

この1か月の間くらい、ケイシーの言葉を格言的に述べてみたいと思います。



「忍耐強くあれ、優しくあれ、親切であれ。他の人々に欠点を見出すな。あなたを酷く扱う人々にも辛抱せよ」


忍耐というのは常に、いつの時代でも誰にとっても必要なものだと、ケイシーは強調しています。
特に現代人は、人によっては忍耐が足りないように思えます。

少し自粛したら、すぐに外に飛び出し、大騒ぎをする。
このような態度が、ウイルス感染を広める結果となったわけです。そして他人を思いやる気持ちのなさ。
自分のためではなく、他人にうつさないようにするために、外出、大騒ぎ、会食を避けるべきです。

そしてこれはこれから先も「謙虚さ」という態度として残らねばなりません。

飽食を止め、毎晩酒を飲むことを止め、肉を食べることもやめ、もっと大人しくするという習慣を今の内につけておくことです。

「大人しい」という言葉は「大人」らしいということで、はしゃぎ騒ぐ人は「子供っぽい」ということなのです。
人は「思いやり」が一番大事です。大人しくすることは、人にウイルスを移さないようにする、という思いやりであり、
金持ちが自分を優位にして、失業者やホームレスを見捨てて来たこの30年、社会に、経営者に、政治に、庶民に、思いやりがなかったということです。
AVや風俗に身を落とす女が多くなったのも、その業界の男らに思いやりがなかったということです。

思いやりと忍耐、それを認識する時です。



「どのような状況にあろうとも、それを損失とみなしてはなりません。むしろ、さらに上にあがるための踏み石としなさい」

災害、病気、これらが個人的なものにしろ社会的なものにしろ、それらを厭うて、顔をしかめるだけでなく、「ではなぜ、このような状態になったのだろう?」と考慮することが大事です。

過去に誰かをいじめていないか、誰かをしいたげたことはないか、意地悪なことをしたことはないか

このようにかえりみるわけです。
そしてそのような記憶があるなら、それを改め、以降、改善された新しい自分になろうとすることです。

人間は魂です。単に肉体として生きるだけでなく、転生し流転し、上昇を目指しています。
その魂が上昇するためには肉体としての意識(みなさんの自我)を通して、自分自身が善になることによってなのです。
善になるにはどうすればよいか
エゴを捨てること、自分さえよければ良いという考えを捨て、欲を貪らず、金持ちは貧者に分け、性を貪らず、底辺の人を助け、謙虚になることです。
そうすれば、いくつかの転生を経て(人によっては1つの転生で)魂は上昇することになるのです。

そうでない魂は転生の輪に囚われることになります。