#小田原市民 お一人お一人のために働きたい、そう思うからこそ #加藤憲一 は、#無所属市民派 を貫き通してきた。それでも #古川候補、#守屋候補 に希望を託す支援者もおられる。#加藤憲一 は、そんな市民の想いをすべて背負って、この街のリーダーとなる覚悟がある。 #すべての小田原市民のために。

 

おだわらを拓く力のビラが届きました。

 

2020年7月31日。おだわらを拓く力は、新しい市政に期待を寄せ、解散したようです。

ところが、不祥事が毎月のように報道され、住民への説明も十分になされることなく4年の月日が流れました。

 

まさに不祥事報道に対して、しっかりと説明をしないどころか、抗議したり、法的手段に訴えると言って訴えない現市政の現状について、12月末に書いて未発表だった記事を投稿します。

<2023年12月末に書いた私の文章です。ずっと公開しようか迷ってました!>

 

(*この文章は2023年12月末に書いたものです。少し話題が古いのはご容赦下さい。)

 

ずっとこの話題を書いていませんでしたが、報道された当初は、とても大きなニュースで驚きました。

 

私の兄がお笑い芸人だった過去があり、M1グランプリにも出場していたので(予選敗退)、私はずっとM1グランプリを見続けていました。

 

日本を代表するスターへの文集砲に、衝撃が走りました。内容には深いりしませんが、だいぶ前に、瓜田さんという格闘家のコメントを記事で読みました。内容としては、

 

ー松本人志で言えば女房子供がいる幸せな家庭の大黒柱で、業界でも一時代を築き上げた地位があるのにホテルのスイートで若い姉ちゃんと上半身裸で乱痴気騒ぎの飲み会なんかしてるからこんなことになるんだよー

 

というものでした。

 

不同意性交があったかどうかが最大の論点ではなく、これだけの地位の人が、こういった飲み会をこれまで行ってきたということ事態が「限りなく黒に近いグレー」だという分析でした。

 

さて、小田原市の問題に移ります。今や、守屋輝彦市長VS神奈川新聞の構図は小田原市民にとってはとても有名です。

 

この関係性の発端は、2022年7月21日の報道でした。この記事により、市長が新病院建設業者の選定委員会前に受注業者を事前訪問していたことが暴かれました。

 

これに対し、市長は神奈川新聞に「記事はあたかも不正があったような印象を与える」と抗議文を提出しました。

 

しかし、この問題、どう考えても不正を疑われるようなことをした市長の方が非常識ではないでしょうか?

 

李下に冠を正さずのことわざの如く、事前訪問していたことが最大の論点であり、この時点で完全にアウトです。しかも、市民の情報公開請求に対して公用車の行き先を黒塗りにするという前代未聞の情報公開運用も行われ、情報公開審査会に指摘される日の直前に観念して黒塗りを開示したというお粗末な対応もありました。

 

まさに、表題の通り、「限りなく黒に近いグレー」と表現してしかるべきではないでしょうか?

 

それなのに議会は、全く黒塗り問題も事前訪問問題も一切追及することなく、あろうことか議会は、行政監視を真剣に行っている私を集団で攻撃しました。現在も私はこの問題については議会と戦っています。

 

さて、その後も事あるごとに、多くの市民の方から、「守屋市長がまた、神奈川新聞に対して怒っているよ!」と連絡を頂くので、その都度、守屋市長のブログを久しぶりに読む、ということが続いています。

 

ブログには

 

ー公平性を欠いた報道は到底看過できるものではありません。ー

 

とあります。

 

「到底看過出来ない」とは物凄い怒りようです。では何に怒っているのか?それは2023年12月8日の神奈川新聞の次のふたつの記述だそうです。

 

1「売上額が少なく、効果に疑問」

 

2「前市長時代はエコノミー席を利用した」

 

この2つの記述が到底看過できず、公平性を欠いた報道は許せないとのことなので、私も「そのとおりだ!」と思って今度は神奈川新聞をわざわざ読み直しました。

 

ところが、2から書くと

神奈川新聞は

「前市長時代はエコノミー席を利用した」ではなくて、

 

「前市長時代はエコノミー席を利用した前例もある」と書いているのです。

 

え?守屋さんの方こそ、悪意に満ちた切り取りなのでは?

せめて「前例もある」部分まで引用しないで徹底反論するのはアンフェアでは?と私は感じました。

 

そういえば「ひとり10万円」公約問題も「国からの」という肝心な部分をあえて切り取られていましたので、引用で真実をぼやかすという手法が守屋さんのお家芸なのでしょう。

 

「前例もある」ということは、通常はビジネスクラスを使うけど、エコノミーを使うケースもある、というように私は受け取ります。そのケースとは私は、円安や物価高、財政状況などの勘案がそれに当たると思うのですが、私の分析は間違っているでしょうか?

 

そして、今回は、特に配慮しないといけない理由があります。それは費用対効果や事業そのものの必要性です。

決算済額は800万円をかけて、ポップアップストアで小田原市の産品を販売に行くのに、売上額が少なければ費用対効果や事業の必要性が疑問になるのは、普通の感覚では?と思ってしまうのですが、いかがでしょうか?

 

ちなみに一般市民の教え子が素朴に、

「神奈川新聞を批判したり、前市長を巻き込んだりするんじゃなくて、この事業はこんな素晴らしい事業なんだよ!って自分の素晴らしさをアピールするだけでいいのにね。」

と言っていました。

 

そして、また今年になって、今度は1月13日の記事に対して「看過」できなかったようです。

 

パワハラやセクハラなど不祥事は任期中、最近まで看過し続けていました(皮肉です)が、神奈川新聞の報道は決して看過しないのが守屋さんです。

 

記事のタイトルは

ー小田原市「トイレ難民」3万人超試算 被災地へ備蓄1割送り、不足に拍車ー

 

私は困った時はお互い様、小田原市長が被災地へ備蓄を送ったことは大変評価されるものだと考えています。

 

ただ、記事を引用すると

 

ー小田原市の災害時の携帯用トイレの備蓄数が仮に大規模地震が発生した場合、試算では発生2日後に備蓄が尽き、1日最大3万人が「トイレ難民」となることが12日、分かったー

 

と、客観的事実が書かれているのでは?と私は思うのです。

 

これが、虚偽の記載(たとえば、実際備蓄は1ヶ月もつなど)であれば、抗議は当然ですが、事実であれば、報道する権利への干渉では?と私は考えました。

 

政治家が行うべきことは、一報道機関にいちいち反応して目くじらを立てることではなく、小田原市民を守るために、至急、不足している備蓄を増やすために、すぐに動くことではないでしょうか?(3月に防災部に確認したところ、事後対応への市長の支持が迅速ではなかったことが明らかです。)

 

早急に予算を組む、県や国に要望をするなど、抗議をしている暇が少しでもあるなら、小田原市民を守るために全力を費やすのが政治家であると私は思っています。私なら間違いなくそうします。

 

小田原市長vs神奈川新聞

 

私が仮に小田原市長の立場なら、一報道機関に対していちいち反応しません。

 

酷い虚偽情報を書かれたなら、丁寧に否定し、事実を根拠を明確にして述べたうえで、法的手段に出ることが必要です。報道されていることは事実であるにも関わらず、小田原市の広報を通して、いちいち反論の声明を発していること事態に、私は疑問を感じてしまいます。

 

病院建設事業者事前訪問の記事には神奈川新聞に対して「法的手段も辞さない」と公金を使ってまで、タウン誌で広告を出されましたが、「訴えたら恥をかくだけ」ということがようやくわかったのでしょう。その前に、弁護士に、勝てないからやめろと言われたのかも知れません。早く訴えてほしいと思っている間に、任期が来てしまいました。

 

最後に、神奈川新聞は一地元紙です。文春の影響力とは比較になりません。

 

神奈川新聞に抗議をすることで、大半の市民が知らなかった病院建設事業者の事前訪問などを知り、「守屋さん流石にこれはまずいよ」という市民が増えただけでは無いでしょうか?

 

いちいち取り上げないほうが、傷は浅く済んだのでは?とどうしても思っていまします。

 

また、市長の問題行動や政策がこれまで神奈川新聞では多く取り上げられてきました。その中で、市長が全く抗議しない記事の方が圧倒的に多いのです。正確でないかもしれませんが、私の感覚では8割以上の記事には抗議していないことを考えると、むしろ、

 

8割くらいの記事の内容は、完全に正しくて、反論すらできない、ぐうの音も出ない、という真実を逆に市民に伝えてしまっているのではないかと感じます。

 

一度、神奈川新聞特集、何に抗議し、何には黙っていたのかを一覧に出してみると面白いかもしれません。

 

市長の姿勢を見て、政治家として、こういった場合どう行動すべきか、とても勉強になることが多かったです。

 

最後、シリコンバレー記事に対して抗議した市長コラムからの引用です。

 

ー今回の事業については、小田原市議会で予算を認めていただき、事業実施にかかる費用を精査した上で実施したものです。ー

 

議会が行政監視という点で機能していないことが最大の問題なのですが、議会が何でも認めてくれるからと言って、パワハラを捏造してはいけないと思います。

 

松本人志さんが文春を訴えでたように、守屋市長も抗議をやめて、有言実行されたほうが良いと思います。

 

それこそ、議会に訴えるのではなくて、きちんと「法的手段」に出ていただきたいと心から願って、筆をおきます。

 

(5月13日現在:神奈川新聞と守屋輝彦市長との戦いが始まってから2年近くになりますが、未だに守屋市長が法的手段に訴える気配はありません。)