船形連峰『柴倉山アタックツアー』報告 | 登山ガイド「らっせるまん」のブログ

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No.19船形連峰『柴倉山アタックツアー』のお知らせ | 登山ガイド「らっせるまん」のブログ (ameblo.jp)

船形連峰の前衛「柴倉山」はピラミダルな格好のいい山だが

夏は踏み跡程度の枝道のため登頂しない人も多い。

今回は3年前に悪天候のため中止にした雪山企画のリベンジです。

 

まずは渡渉から

増水していたため小さな梯子を用意しました。

 

西側には黒伏山南壁

 

予想より気温が高く、汗かきながらのラッセル。

 

雪庇が微妙な個所は林の斜面を登っていきましょう

 

東側、中央奥に仙台カゴ、左手前に最上カゴ。

ちなみにカゴは「神のご加護」からきていると言われています。

3年前に沢道からのカゴ巡りを行いましたね。

ちなみに柴倉山はヒンズー教のシバ神からきているという説もあります。

シバ神は仏教でも拝まれており、日本では不動明王の起源だそうです。

さて神の山に向かいましょうか。

 

こちらは神のお使いではありません。

今回はスタッフ参加の「なゆた」ちゃんです。

残念ながらシバ犬ではなくアイヌ犬とのこと。

 

先導してくれたり

 

安全管理をしてくれたり

 

サポートに駆け付けたりの大活躍

 

さて、稜線前のブナ林の直登

先頭を代わりながら進みます。

 

稜線からが核心部です

 

最後は雪稜

 

登頂です。

何も見えませんが、今回はピークハント。

冬の柴倉山にみんなで登頂できたことを良しとしましょう。

 

意外と風もないのでここでランチタイム

「僕にもちょうだい」

 

さて下山しましょう。

すごい雪庇です。

 

ブナ林は尻制動大会

 

ここは気を付けて下ります。

 

絵になりますね~

 

「下界が見えてきたぞー」

 

最後、飛び石で渡渉。

 

「めんどうくせー、バチャバチャ行っちゃえー」

 

15時半、無事登山終了。

景色は見られませんでしたが、

まずは登頂できたことに満足。

降雪の中皆さん頑張りました。

でも一番の活躍は「なゆた」かな👍