『宮城蔵王:澄川源頭・刈田岳BCツアー』報告 | 登山ガイド「らっせるまん」のブログ

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3/23(土)『澄川源頭・刈田岳BCツアー』

 

9時オープンのスキーリフト3基を乗り継ぎ、

キャット道を登っていきます。

遠くに刈田岳が見えます。

 

朝のうちは思いがけず素晴らしい展望。

北蔵王、二口山塊の山々

北東側に栗駒山も見えました。

 

蔵王お釜周辺の山々

右手前に五色岳、中央奥に馬の背。

 

南側にこれから向かう山々

左から屏風岳、杉ヶ峰、前山

 

刈田岳から滑降中、キャットツアーの皆さん

 

刈田峠付近から稜線沿いに南下します

枯れたオオシラビソが痛々しい。

 

一人元気なS君

 

刈田峠避難小屋

中は快適そうでした。

 

前山を目指します。

予報通り天気が崩れてきました。

 

 

そして杉ヶ峰へ。

 

杉ヶ峰登頂。

ここでシールを外して滑降準備、

いざ澄川源頭へ。

しかし視界がなくて平衡感覚がわからず、

雪面の凹凸も見えない・・・。

 

でも少し下りたら視界も回復し、

素晴らしい斜面が現れてきました。

 

沢沿いのツリーランも楽しい。

 

 

1400m地点から金吹沢沿いに登り返していくと山小屋が。

これが清渓小屋か?っと思ったら仙台一校の山小屋。

相当立派そうです。

このすぐ上に清渓小屋があり、

そこは東北大学で管理されているとのこと。

泊まっていたOBのお兄さんに教えてもらいました。

前から気になっていたのですっきりしました。

 

 

更に登り返し、エコーラインに出て、刈田岳へ。

刈田岳避難小屋着。

 

 

更に元気組は山頂へ。

 

そして滑降開始。

しかしクラストした尾根筋の雪面はなかなか操縦困難。

中央コースを諦めてエコーラインに出た。

尾根筋以外の雪質は良く、

このまま出戸川を下ろうかとも思ったが、

時間を考えてそれは断念。

スキー場を下って、登山終了。

 

澄川源頭を滑れたことに満足しながらも、

刈田岳に登り返してさらに出戸川(パラダイスコース)まで加えるとなると、

9時オープンを待っていたのでは厳しいように思える。

次の楽しい課題という事で持ち越しとします。