4月もあっという間に後半ですね。
なかなか落ち着かない日々ですが、お元気でお過ごしでしょうか。
先月から、集中して、いろいろと言語力向上のための調査、研究下地の書籍を読んだりしています。
そこで、共通して多くの方が主張しているのは・・・
言語の力が全ての基本、土台にになるということ。
特に語彙力をしっかりと身につけさせないと言語の理解力が向上しないし、いわゆる「国語」以外のあらゆる学習において理解が上手く進まないということ。
これは、文部科学省も認識していて、学習指導要領などでもその旨反映させようとしてはいますよね。
そこまで論理的には考えていなかったですけれど、私の修士論文のテーマはまさに「語彙の習得」であって、とある講師採用面接の時に、やたらと「語彙の習得が大切だ」と吠えていたように思います・・・(*^^*)
それから、20年以上、もちろんいろいろあるわけですが、やはり言語力の根底にあるのは、語彙力ですよね。
でも、語彙力って、ただ単語帳覚えてもダメなんです。
その言葉が使われる場面や使い方なども含めて学習し、それを使って定着させていかないと・・・
いろいろと読めば読むほど、調べれば調べるほど、本当に多くの人が、国語力の低下に危機感を感じているし、でもそれは、今の中学生や高校生だけの問題じゃないし、今までもそうだっただろうし・・・ということで、本当に国全体で意識を持たないといけなんではなかろうか・・・と思うのです。
特に高校生になるぐらいまでの時に、言語の基礎ができるわけで・・・
文章を読むのが好きであれば、その後自分で調べたり、読んだりして知識を身に着けていくことができるけれど、文章を読むのが嫌いになるとどうしようもない。
読んでも分からなければ、読む気持ちもなくなるし・・・
まずは、楽しく読む・・・という体験をしてもらいたいですね。