すっかり春!
今年も楽しいお花見を・・・という感じでもないですが、季節は巡ってきますね。
また新しい年が始まりました。
昨年度はいろいろと模索しながら変化の年であったわけですけれど、今年度は、目標を見据えて動いていければと思います。
そのひとつが・・・
日本語と国語について・・・
外国人の方に日本語を教える日本語教育
そして、日本人・・・というか日本語を母語として習得する人に向けての国語教育
この手法や区別はあって当然といえば当然なのですが、現在の国語教育に日本語教育の要素をもっと入れて行かないといけないのではないかと感じることがあります。
それは、基本的な日本語の言語を使うにあたっての語彙や文法の知識をしっかり教えないといけない状況になっていると感じるから。
日々の生活で使う語彙がものすごく限られていて、また文章に出てくるような表現もその意味の違いが分からないままになっていることで、言語運用力が身についていっていない現状があるからなんです。
日本語教育は、文化庁、国語教育はもちろん文部科学省ということで、対外的に対象別に区分けしてあることは当然かとは思うのですが、国語教育にもっともっと日本語教育の要素を取り入れて行かないといけないなあと。
多くの国語の先生が、外国の人に日本語を教えられるわけではないんですよね。それには、使っている文法用語なども違うので、その辺も共通にできたらと思うのですが。
それは本当に大きなことなので、そう簡単にできることではありませんが、せめてもう少し歩み寄れるようになると、日本語教育と国語教育の共通理解が進むだろうなあと思います。