ルールが崩壊中? | やっぱり日本語!言葉で伝える、伝わる力

やっぱり日本語!言葉で伝える、伝わる力

Words&Communication Lab. WIP代表で日本語伝道師(ナレーター・日本語教師)の吉川雅子が日本語について感じることを発信していきます。言葉で伝えるもの、伝わるもの・・・常に敏感でありたいと思います。

日本語を正しく書くというのは本当に難しい。

 

特にひらがなとカタカナでの表記。

 

先日、「信用」は、シンヨー であって、シンヨウではないことは書いたが、なんとなんと・・・

 

新しくできた山手線の駅「高輪ゲートウェイ」駅のひらがな表記に驚いた!

 

「たかなわげーとうぇい」

 

いつから、ひらがな表記の時に「-」を使って音を伸ばすようになったのだろう。

 

いやいやなってないから。まだ今でも小学生は、ひらがな表記の長音の練習をしていますよ。「おかあさん」とか「ちきゅう」とか・・・

 

時々、広告などであえて間違えている漢字を使っていたりすることも目にするけど、駅の看板にそんなことはいらない。

 

大きな文字で、「高輪ゲートウェイ」と表記されていて、その下にひらがなで 「たかなわげーとうぇい」

 

なぜだろう。

 

まあ、ひらがなも伸ばす時は「-」を使ったほうが、発音が明確になっていいのでは?とは思うけれど、まあそれでもねえ。

 

たしかに言語は生き物!

 

でも、高輪ゲートウェイ駅で看板を見た小学1年生に、聞かれた大人はどう答えたらいいのでしょうか。