一気に春めいて来たボストン。
勿論まだ寒い日もあるけど、
着実に春に向かっています。
4月からボストン日本語補習校も
対面授業になります。
2年ぶりです。
うちの子のヨットのスプリングクラスも
4月中旬から始まります。
この土曜日の補習校って
スポーツの予定と被っちゃう。
特にスポーツに
真剣に取り組めば取り組むほど
調整が難しい。
オンラインだと移動の車の中でも
ギリギリまて授業を受けられるけど、
インパーソンだと学校からの
移動時間なども考えると
我が家は日本語補習校の出席が
かなり難しくなる。
我が家の場合は9時始業で
9時50分には学校を出ないと
ヨットに間に合わない距離。
オンラインだと、
10時半まで授業を受けられるのよ。
そうすると一限目は出席になるから。
そして我が家だけじゃなくて
みんな両立に苦労してる。
土曜日は習い事で忙しいから、
実はオンラインの方が
保護者には楽だったかも?
今年の春のヨットクラスは
土曜日にC420(2人乗りヨット)の
中級クラス、
日曜日はRace Class(上級クラス)に決定。
今までは土日両方とも
中級&上級のミックスだったの。
だからレベルがバラバラで
コーチも大変だし、
中級からしか参加出来ないのに
初心者が入ったりと
まとまらなくてね。
春のクラスは7回コースで申し込んだ方が
連続でテクニックを学べる。
そしてかなりお得、
ヨットって習うのもお高いから
少しでも安いと我が家は助かる。
そして春のクラスを取っていると
夏のヨットシーズンが始まって直ぐに
レースに参戦出来ると
子どもにもメリット多数。
こちらは高校生の1人乗りのLaser。
かなり身長も体重も無いと難しい。
この青いフーディーの子、
身長が180cm近くあります、そんな子向け。
そして転覆し易いからヨット経験も必須。
うちの子は今までOptimistって
1人乗りのヨットだったけど、
昨年秋から2人乗りのヨットC420に
種別変更。
だからC420でのレース経験はない。
勿論今までのヨット経験は活かせるけど、
先ずはCrewで経験を積まないと
いけない。
まだSkipperとして
舵は握らせて貰えない。
そしてRace Classは
ハイスクールの子が中心で、
うちの子は体型的にも
スキル、経験全てに於いて
まだまだ劣ってる。
友達は沢山いるんだけどね。
今年の夏にみっちりやらないと
追いつけないレベル。
みんなガンガンレースに
出てるからね。
ちなみにこのヨットになると
重量が約80kgなので、
牽引出来る車も限られます。
オプティだと私もカートップで運べたから
遠征も楽だったんだけどね。
近場のレースだと、子ども達は
5時間くらい掛けて
海で自分達で帆走しながら
レース会場に向かった事もあります。
って事はレースが終わって5時間掛けて
ヨットクラブに戻るって事よ
途中、風が無くてモーターボートに
引っ張ってもらったりもしたけどね。
保護者は出発時と到着時に
食べ物や飲み物を差し入れたり
サポートしか出来ない。
それだけの根性と体力を持っている子だけが
残る世界。
それを楽しむ子どもと保護者は
自然と結びつきが強くなります。
この春はうちの子はヨットをやるのか、
補習校に行くのか迷いどころ。
毎週補習校を休むのは
出席率にも影響があるから厳しいし、
勉強も中途半端になる。
それならいっそ一学期は
補習校に行かない選択肢もある。
思い切ってヨットのProgram Directorに
相談メール。
「うちの子Race Classの
スキルはないのは分かっているが、
土曜日は日本語補習校で
出席出来ないので、
日曜日のRace Classに参加は可能?」
とね。
“ Technically, he is ineligible
for the 420 Race group on Sundays,
however I understand him wanting
to be involved in the Sailing club
as much as possible.
I suggest signing him for the first couple
days of the Spring program and
if he can keep up with the class,
he can stay - I know that
he is a hard worker and
enthusiastic sailor!”
と返事をいただきました。
もうね、おっしゃる通りよ。
うちの子のレベルは
まだ420のRace classには達して無い。
だけど、いつも30分前に着いて
ヨットをフィッティング。
休まずに練習に参加してる。
そこはコーチもプログラムディレクターも
認めてくれてる💕
そしてうちの子にも意見を聞く。
選択肢は
①土曜日補習校、日曜日Race Class
その代わり練習はキツい。
②補習校に行かず、土曜日にヨット。
補習校の代わりに塾や通信教育。
結局うちの子は①を選びました。
理由はRace Classとやった方が
断然早く帆走出来て楽しいから。
そして上級者になれば
自分がSkipperで舵を握りたい人が多いから
Crewが重宝される面もあり。
ボストン日本語補習校は
日本の受験には対応していない。
これはほとんどの補習校がそうだと思う。
ここは細く長く日本語を学びたい方向き。
永住組が多いからね。
だから補習校に行かずに
塾や通信教育で勉強する家庭も多数。
それもアリだと思う。
プログラムディレクターには
頑張ってRace Classでやっていきたいと
伝えました。
ヨットは全てを自分で判断するスポーツ。
だからこそ私も子どもに選択肢を示して、
子どもの判断を尊重します。
続けるには楽しい事、
そして仲間が必要です。
そしてヨットクラブやコーチ、親は
安全な環境を整えます。