本当はスピーカー性能の良いAmazon echoを買うつもりだったのだが、欲張ってechoとecho dotの両方に招待の申請をしたら、最初に招待メールの届いた方(echo dot)しか購入できないとのことで迷った末に注文を確定した。
echo dot招待申し込みが11/10、招待メール受信が12/27、購入期限が4日間とのことで即日注文して翌日届いた。
当初、Google home miniは購入予定ではなかった。だが、echo dotとechoの申請してから1ヶ月経過しても招待メールが届かず、待ちきれずにGoogle home miniの半額セールに飛びついて先に購入した。
写真はGoogle home miniとAmazon echo dotを並べたところで、サイズをイメージしやすくするため、Aquos Kの携帯と15cmの定規も一緒に写した。
比べるとecho dot(右)の方がやや小さい。
<Google home mini(左)とAmazon echo dot(右)>
- Gooogle home miniの使用感
Google home miniを先に入手して試したが、自分にとっては使い道がradikoとアラーム以外にない。
Google home miniの初期設定を旧型スマホのXperia SOL21から行ったが、設定アプリが重くて設定途中で何度か落ちた。
試しに、芸能人や有名人の名前を挙げて「〇〇について教えて」と話しかけても、「もっと勉強します」という回答しか得られなかった。
音楽を流すよう言っても、有料サービスへの登録を要求されてしまう。音楽サービスの体験期間が無料でも解約を忘れるのが恐ろしいので登録したくない。
当然Google子会社のYouTubeと連携してリクエスト曲を流してくれるものと思い込んでいたので、大きく当てが外れた。
ラジオの聞けるradikoは居住地域と異なるエリアが誤認識されていたため、エリア修正の申請を出したら3日ほどで修正された。
だが、エリア修正前の東京エリアで聞けたNHKラジオが修正後は聞けなくなってしまった。
エリアを間違えた状態でNHKを聞ける方が良いか、正しいエリアで居住地域の民放を聞ける方が良いか、二者択一で悩ましいところだ。
NHKはネット接続してる人からも受信料を強制徴収すると騒いでいた気がするが、なぜradikoの全エリアでNHKラジオを聞けるようにしないのだ?
らじるらじるなんてgoogle home miniから利用できないぞ。
・radikoのエリア修正方法
radikoのページを開き、[ヘルプ]-[地域(エリア)判定について]-[今いるエリアの放送局を聴取できない (他のエリアの放送局が表示される)]をクリック
「こちら」をクリックするとドロップダウンリストから県名を指定して修正申告できる
radikoのエリア判定は、過去に何度か修正申告したが、しばらくすると勝手に他所の地域に変えられてしまっていたので放置していた。Google home miniのために久しぶりに修正申告したが、以前よりも手続きが簡単になっていた。
Google home miniでradikoを時々流してみるが、毎回音量を調整しないと音が大き過ぎて困る。
「ねえgoogle、音を小さく」と何度も語り掛けて調整しているが、一発で調整できないものだろうか?
結局、考え事をするときはラジオは集中力を乱されるのであまり聞かない。
「radikoとアラーム以外に何の役に立つんだ?」と思っていたところで、ようやくecho dotの招待メールが届いた。
- Amazon echo dotの使用感
2017.12.28にecho dotが届き、FireHD10タブレットにAlexaアプリを入れようとアプリの検索をしたら、"Commands for Alexa"しか候補に現れず、設定用ソフトAmazon Alexaと間違えてインストールしてしまった。
裏ワザでFireHD10にGoogle Playを入れてあるので、Amazon Alexaを探すと見つかったが、
「お使いの端末はこのバージョンに対応していません。」と表示されてインストールできなかった。
Amazonで力を入れて販売している商品の筈なのに、なぜFireHDで使えるソフトを提供しないのだろう?
それではと、旧型スマホXperia SOL21のGoogle playで探したが、Commands for Alexaしか候補に出ない。
ジャンクで購入したスマホNexus5は現在正常起動しないのでecho dotの初期設定で困ってしまった。
最近使ってなかったiPad miniで試そうとしたら、使える状態に充電するまで1日掛かった。寒いとiPad miniの充電がなかなか完了しないのは新品購入当初からの現象である。
いつまでたってもiPad miniの充電ゲージが増えないので、こたつに入れて温めたらようやく電源が入るようになった。
iPad miniでecho dotを設定して使えるようにしたところ、Google home miniで不満だった以下の点がecho dotでは対処されていた。
- Amazon echo dotのGoogle home miniに対する優位点
・外付けスピーカーに接続可能(イヤホン端子 or Bluetooth)
Bluetoothスピーカーの電源をオン/オフすると自動的に出力先を内蔵スピーカーと切り替えてくれるのは便利。
シアターボードを買ったきり活用してなかったが、Bluetooth接続で有効な使い道ができた。
・音量調節ボタンがある
Google home miniの音量調整は難しいので物理ボタンは必要と考える。
・アクションボタンを使えば名前を呼びかけなくても指示できる
Googleは呼びかけ必須。呼びかける場合も「ねえ、Google」より「Alexa」の呼びかけの方がスマート。
音楽やradikoを流していると呼びかけに反応してくれないことがあるのでアクションボタンは必要。
・認識状態を示すインジケータが分かりやすい
Google home miniのインジケータはイマイチ。
・有名人の名前を挙げて教えてと言うと、ネットで見つけた説明文を読み上げてくれる
Google home miniは何を聞いても「すみません。お役に立てそうにありません。もっと勉強して改善します」の回答で全滅。
・Amazonで「注文中の荷物」について聞くと、配送状況を教えてくれる
・「〇月〇日の11時にアラーム」をセットすると、午前か午後か聞き返してくれる
Googleは念押しもなく23時にセットしてしまう。
⇒ echo dotは24時間以内しかアラームがセットできないようなので、Googleの方が数日先のアラームがセットできる点は便利。
・無料の音楽サービス(Prime会員の料金込みのAmazon prime music)に対応
[再生できたリクエスト曲]:カーペンターズ、ビートルズ、プラターズ、オリビア・ニュートンジョン、70年代のJ-POP、クリスマスソング、お正月の曲、春の海、荒城の月、小鳩くるみ、シューベルトのマス、松田聖子、薬師丸ひろ子、岡村孝子、ジェリー藤尾の遠くへ行きたい、ああ人生に涙あり、江戸を斬る(⇒西郷輝彦の「ねがい」と違った)、シルエットロマンス、美空ひばり、北島三郎、ルパン三世のテーマ、ゴダイゴ、岩崎宏美、北国の春、マジンガーZ、およげタイヤキ君(⇒別の歌手Ver.が流れたので子門真人で指定すると部分的にサンプルが流れた)、ささきいさお、堀江美都子、井上あずみ、由紀さおり、Puff the magic dragon、ポールモーリア、太陽にほえろのテーマ、Gメン'75、タイガーマスク、仮面ライダー(期待したのと違った)、夢の途中(⇒来生たかおのサンプルを部分再生)、セーラー服と機関銃、般若心経
...再生できた曲はまだまだあるけど、ゴチャゴチャしてきたのでこのくらいにしておく。
ちなみに再生途中で止めた後、「続きをお願い」というと続きを再生してくれる。
[Amazon Music Unlimitedへ案内されたリクエスト]:長渕剛、来生たかお、杉良太郎、五木ひろし、ハイファイセット、松任谷由実
[判別不能]:月の砂漠、西郷輝彦、中島みゆき、山口百恵、キャンディーズ、遠くへ行きたい(⇒「ジェリー藤尾の遠くへ行きたい」で再生可能)、水戸黄門のテーマ(⇒「ああ人生に涙あり」で再生可能)、テレサテン、千昌夫、グレンダイザー、ビバルディの四季、宇宙戦艦ヤマト、上を向いて歩こう、坂本九、星影のワルツ、ニニ・ロッソ、サザンオールスターズ、桑田佳祐、荒井由実(松任谷由実はPrime musicへ案内)、いずみたく
・「百人一首のゲームしよう」と言うと、読み上げてくれる
Google home miniの回答は「お役に立てそうにありません」
Google home miniの方にしかない機能はradiko対応ぐらいなものだが、echoだって要望が多ければ対応してくれるかもしれない、と思って調べたらecho dotでもスキルを登録すればradikoが聞けた。
集中して作業したい時はラジオ(radiko)は思考を乱すが、音楽はBGMとして使える。
Google home miniとAmazon echo dotのどちらが使っていて楽しいかと言えば、リクエストや質問にきちんと反応してくれる確率の高い方なので優劣は明らかだ。
元旦の朝「おはよう」と話しかけた時の反応もecho dotの方が気が利いていた。
ドラえもんが初めてのび太に会った日とecho dotが言ってた気がする。
まだ発展途上で改良されていくと思うので、今後の進化に期待だ。
ちなみに、echo dotに「アレクサ」を「アレックス」と言い間違えて呼びかけて反応せず、壊れたかと心配した。
スマートスピーカーに共通の問題は、周囲に人がいる時にスピーカーに話しかけると、近くの人が自分が話しかけられたと思って反応してしまい、気まずくなることだ。
GoogleやAmazonの裏にCIAや警察がいて情報収集で盗聴のようなことをしていたら嫌だなと思うが、そんなことを言っていたら試すこともできない。
スノーデンの事件があったり、共謀罪の法案が成立したので、完全な妄想ともいいきれないと思うが、有名人でもないので特別聞き耳を立てられることもないだろうと思うことにした。
P.S.
Amazon echoがなかなか購入可能とならないのを疑問に思っていたら、以下の解説記事があった。
https://news.infoseek.co.jp/article/itmedia_pcuser_20171229022/?p=1
この記事によると、在庫があるのに出し渋っているということになるが、自分の申請許可が遅かったのは、機械に弱い人と思われて評価が下がるのを警戒されてしまったのだろうか?
[2018.2.24追記]
英語のリスニング力を鍛えようと、echo dotの「英語で泣けるちょっといい話」のスキルをオンにして2ヶ月位経過した。
このスキルをオンにした状態で、ニュースを流すよう指示すると、NHKニュースを流す前に、英語の物語が流れるのだが、半月ほどすると、また同じ話の繰り返しとなってしまう。
学生時代はNHK第二ラジオの英会話講座を聞き書き(dictation)して英語力を鍛えたのだが、英語を使う仕事から離れて数年経ってしまった現在は英語圏の人と会話したり、一人で現地へ旅行したりする自信はない。
「英語で泣けるちょっといい話」も初めて聞いた時は聞き取れなかったが、数週間して同じ内容が巡ってくることで、だんだん内容が理解できるようになってきた。
新しい話に切り替わってくれないのも、いいような悪いような、微妙なところだ。
他にも英語クイズとか英語入門とかあるのでスキルをオンにして試すことにした。
ちなみにecho dotは枕元に置いて、起きる前と寝る前にニュースを流すようにしているが、Google home miniは行事予定時間にアラームをセットする位にしか活用していない。
Google home miniでニュースを流すと、NHKニュースの後に、他のラジオニュースが延々と流れてきりがない。この辺もecho dotの自分で好みの機能だけ選んでオンにする、という方式の方が自分には合っている。
[2018.3.2追記]
2018.3.2にAmazon echoの招待メールが届いた。
通常の手段で2種類(echoとecho dot)購入した人はいない、という記事を以前見かけたので諦めていたが、有効期限の4日間が経過する前に速攻で注文確定した。
もちろんキャンペーンの4,000円引き適用だった。
私同様、2台目購入可能となった人がいらっしゃったら、コメント頂けるとうれしく思います。
プロバイダー変更したら、radikoのエリアがまた東京になってしまった。
やはり、地元民放ラジオよりもNHKラジオ/ラジオ第二の方が聞く頻度が多いので、エリア修正の申請はしないでおくことにした。
[2018.3.3追記]
echoが届いて早速設定したが、echo dotに比べて違うと思ったのは以下の点。
・スピーカー本体もアダプターもデカくて重い
・アダプターのコネクタ形状が異なる(echo dotはmicro USB、echoは専用コネクタ)
・音質がechoの方が断然良い(echo dotも外部スピーカーに繋げれば音質の問題はないが)
やはり、価格差相応の違いはありそうだ。
[2018.3.13追記]
スマートスピーカーについてのアンケートにご協力頂ける方は、以下リンクをクリックお願い致します。
スマートスピーカーについてのアンケート:
https://questant.jp/q/NNBRWJTL
[2018.5.12追記]
トラクターでNHKラジオを聞いていたら、「NHKのラジオ放送をradikoで聞けます」と言っていたので、そんなの都市部だけじゃないのか?と思ってPCで再確認した。いつの間にか、radikoエリアを居住地域に正しく設定しても、NHKラジオ(東京エリア)が聞けるようになっていた。
[2018.6.3追記]
Amazon music unlimitedの無料体験を開始したところで、Amazonのタイムセールでecho plusの5,000円引きがあったため、迷った末に購入した。
echoと比べて音質が優れていることを期待したのだが、素人の耳には違いが判らなかった。
echo plusから操作可能なスマート家電は安価な物が出回るまで購入するつもりはないので、機能を持て余してしまうかもしれない。
[2018.6.29追記]
Google home miniとAmazon echo関係3種(echo dot、echo、echo plus)を揃えたら、Line Clovaも試してみたくなった。
詳細は別記事「スマートスピーカーLine Clova Waveを購入」へ。
https://ameblo.jp/yao312jp/entry-12386935858.html
[2018.8.7追記]
Amazon echo plusの機能を活用しようと、Amazonタイムセールでスマートプラグを購入した。
詳細は「Amazon echo plusでスマートプラグを試す」に書いた。
https://ameblo.jp/yao312jp/entry-12395458492.html
[2018.11.11追記]
Amazon echo showの日本での発売前に北米版echo showを入手したので、使用感を書いた。
Echo Dot 第3世代 (Newモデル) - スマートスピーカー with Alexa、ヘザーグレー
Echo Show (エコーショー) 第2世代 - スクリーン付きスマートスピーカー with Alexa、チャコール
今年の目標は商売繁盛。
農産物の売上アップ、ヤフオク・メルカリ等で掘り出し物の入手。