んで以下のことって選挙の争点足りえるの？と思った次第。
・脱原発
・官僚政治の打破
・国会議員の定数削減
脱原発なんですけど、以下の事実は踏まえた上で考えていただきたいと思います。
1)火力発電所の設計から建設までおおよそ3年半～4年
2)現在火力発電所は定期検査もぎりぎりの状態でフル稼働
3)天然ガスを高い値段で輸入せざるをえないのは、どうしても天然ガスが必要だと相手に思われてるから
ということでまず目先のエネルギー事情を考えた場合、完全に電気料金は上がります。電気料金が上がれば経済に悪影響も及ぼします。
だいたい、今夏に電気が何とか足りたのも「節電」があったからだという認識が抜け落ちてやしませんか？と。
さらに
1)原発を止めた所で核廃棄物はなくならない。つまりこの問題は脱原発、原発推進にかかわらずどちらも真剣に考えるべき問題
2)エネルギーの安全保障上の問題はどうすべきか？が論じられていない
3)以上を踏まえた上で、エネルギーのベストミックスは何か？という議論が脱原発からは抜け落ちている
他にも色々問題はあるかと思いますが、最低でもこれくらい考えてどの党も発言してるんでしょうか？否です。
勢いに任せて「脱原発！」「卒原発！」「我々は30年以内」「いやいやだったら我々は20年以内だ！」「ふん、だったら我々は10年以内！」
とまるで小学生のようなことばかり言っておりますです。アホかと。
ちゃんと考えてるの自民くらいじゃないの？
だいたい、すぐに何とかなる問題でもないしこれが争点になることはちょっと…おかしくないかい？
んで次官僚政治の打破。
これって東北の復興より、デフレ脱却より、外交安全保障より優先順位高いの？んなわけないよね。
じゃぁ少なくとも今回の選挙で争点にするべきじゃないでしょ。
じゃ、次国会議員の定数削減。
「増税させていただくのだから、我々も身を切らねば！」
つってもさー例えば議員半分にしたとしてもせいぜい100億円ちょっとが浮くだけでしょ？たった100億円を選挙の争点にするとか意味がわからないのだけど。
単なる実を伴わないパフォーマンスじゃん。
なんだか新党がたくさんできて争点があっちやこっちやと行ってしまいそうで危惧をしております。
我々国民が求めているのはまずは「景気対策、デフレ脱却」であり、「安定した外交と安全保障」なのです。
我々が何をまず求めるか？その優先順位を我々日本国民自身がちゃんと見つめなおさないといけないんじゃないかな？と思った次第。
追記
なんか橋下徹と石原慎太郎、早くも分裂しそうな気がするのはコテヤンだけ？
あとやたらとマスメディアは未来の党推しになってる気がする。
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