アニメ・特撮 落書き帳 -166ページ目

BLOPPA! を設定

なにやら、暫く見ないうちに追加機能が設定できるようになっている.
使って楽しいものか否かは、使ってみなければ判らないので、取り敢えず設定してみた.
結局、画面上に CM が増えただけのような気がするが、まあ良いか…….

最近のニュースから……

・釈由美子が声優初主演、過激セリフも
  http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2303013/detail

 石ノ森章太郎先生の「009ノ1」のアニメ化.
 どうして主役が、まともな声優経験のない釈なのか ??? 釈でなければならないのか ????
 作品の世界をぶち壊さなければ良いが…….


・秋山奈々「初恋まだです」
  http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2307612/detail

 「響鬼」の中では、二番目にお気に入りの女優だった.
 扱いとしては、持田ひとみ役の森絵梨佳のほうが格上みたいな感じで、圧倒的に出番が多かったが、個人的には秋山奈々の方がお気に入りだった.
 キャラの設定としても、自分が鬼になるために、黙々とイブキの弟子の仕事をこなす姿は健気だったし.
 明らかに、屋外でのロケシーンが多くて、学校と撮影の両立は大変だったんじゃないかと、心配してみたり……(^^;;;
 後半で、いきなり魔化魍への復讐を諦め、イブキの弟子を辞めてしまって、出番が極端に減ったのが残念だったなぁ…….なにか事情があったんだろうか ???


・この人物のオモテとウラ 宮崎吾郎
  http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2311320/detail

 「ゲド戦記」はまだ見ていないので、なんとも…….
 なんか、マスコミが上手く乗せられて、映画を派手に宣伝させられた感じがしないでもない.
 けど、マスコミなんて、結局ネタに成りそうなところにしか群がらないから、同じといえば同じか.

 但し、Yahoo! MOVIES での評価を見ると、ボロボロと言えるか…….
 まあ、こういうところで論評をしたがる人は、基本的に批判したい人だろうから、採点として厳しくなるんだろうけど、それでも酷くないかな ???
 一定の評価をしている人でも「原作を読んでないと……」と言うコメントも良く見かける.
 原作があって映画化した作品には違いないが、原作を読まないと判らない部分のあるアニメ映画と言われてもなぁ…….子供には見せられないぞ !!!


・この人に直撃! 木下あゆ美
  http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2315493/detail

 デカレンジャーのときのプロフィールで、年齢を誤魔化していた、と Internet で騒がれていた (^^;;;
 別の芸名で活動していて、本名に戻して(表記が若干違うらしいが)デカレンジャーに出る頃に、確か二歳サバ読んでたはず.
 途中のエピソードで、女子高生をやる(デカイエローの高校時代の設定)のに、22歳では何か問題があったのか ???
 このときのメンバーの中では、一番のお気に入り.奇妙な言葉遣いのキャラ設定も面白かったが、やはり本人に魅力があればこそ、だと思う.
 関西では、デカレンジャー放送中に、住宅会社の TV-CM に単独で出演してて吃驚した.
 「どっかで見たような顔だけの、この娘、誰だっけ ???」と思っていたら、デカイエローだったんだなぁ.

最近のニュースから……

・平山あや声優挑戦…アニメ映画「アタゴオル-」でツキミ姫役
  http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2294344/detail

・松たか子 常盤貴子に恨み節!?
  http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2290780/detail

・「めぞん一刻」伊東美咲主演でドラマ化
  http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2289977/detail

アイシールド21

第62話 戦慄!モビィディック・アンカー!!(2006年6月14日放送)

泥門デビルバッツ VS 巨深ポセイドンの試合も大詰め.

巨深に逆転タッチダウンをされ、更に2ポイントコンバージョンを狙われる.
蛭魔の選択した守備体系はパスに特化.
最初に動いたレシーバをセナがマーク、蛭魔がセンターからブリッツ、残ったサイドをモン太と瀧がカバー.巨深のQBが、セナを避け、蛭魔を恐れて、残ったサイドに投げたパスをインターセプトするという作戦.

まず、巨深が、ランを選択していたら、中央から蛭魔一人が突っ込んでも、リード・ブロッカにピックアップされるのがおち.この場合、泥門のラインバッカがどうなってるのか良く判らないが、セイフティもいなくなっているから、中央を突破されたらタッチダウンはほぼ確定.
また、最初に動いたレシーバが「デコイ」だった時点でも、この作戦はパー (^^;;;;
という、超リスキーな守備体系.

巨深が、注文通りパスを選択し、第一ターゲットが最初に動き、QB が泥門の守備体系を把握できなかったから、蛭魔の思う壺にはまったけどね.……ま、所詮作り話なんだから、そんなところを突っ込んでも仕方がないか…… (^^;;;


問題は、パスを瀧がチップして、浮いたボールをモン太がキャッチしてインターセプトが完成した、その後の動き.
またまたモン太君がやってくれましたぁ~~~~~.
キャッチ後に、急ブレーキをかけて、格好良くキメポーズ !!!! ……って、をいをい、バッカじゃないの !!!!

自陣ゴール前でインターセプトしたなら、1 ヤードでもゴールラインから離れるために、必死になって走るのが基本 !!!
しかもこの場合、インターセプト・リターン・タッチダウンだってありうる.
敵が2ポイントコンバージョンでとどめを刺しに来たプレーで、逆転タッチダウンを取れれば、試合の流れを大きく呼び込むことができる.

アニメの演出を優先させるばかりに、あまりに非現実的なプレーなんだよなぁ…….
……セナがボールを持って、画面上では何十ヤードも走ったみたいに見えるのに、実はファーストダウンにすら届いてない(9m も走っていない !!!)、というのとはちょっと性質が違う.


更に、この 62話では、吃驚シーンがもう一つ.

残り試合時間 18秒、ラスト1プレーというところで、泥門はセナのランプレーを選択して、セナ VS 筧の勝負に、試合の勝敗を賭けることにした.
セナは、更に進化させたデビルバット・ゴースト……新しい名前がついてたけど覚えてない……で、見事に筧を抜き去り、エンドゾーンへ向かって一直線 !!!

というところで、蛭魔を始め、泥門の選手は逆転勝利を確信して、さっさとヘルメットを脱いでしまう……エッ?(?_?)エッ?
おいおい、アメフトの試合中、審判が笛を吹く前に、勝手にプレーを終らせるバカがどこにいる !!!!

ありえねぇ~~~~~~~~~~~~ !!!!


と思って見ていたら、タッチダウン直前に、後ろから追い付いてきた水町にタックルされて、あと 30cm というところでボールデッド !!!!

そう言えば、「光速の足を持つランニングバック」が、どうしてラインだかラインバッカだかの水町に追い付かれるのかも、理解できない (?_?)(?_?)(?_?)

デビルバット・ゴーストの凄いところは、ディフェンスを抜くときに「減速しないで進行方向を変えること」だったはず.
オフェンスラインが開けてくれた穴を、全速力で駆け抜け、減速ゼロで敵のディフェンスの要である筧を抜いたなら、そのままタッチダウンでしょうが !!!!

スクリメージラインでおしくら饅頭をしていたはずの水町が、セナが抜けたのを見てからスクランブルしたって、追い付くわけないじゃん !!!!
セナが「光速の足」で、水町が「超光速の足」なら話は判るけどさ.
そんなら、水町は身長やディフェンス力ではなくて、ランニングバックで売り出すべきっしょ !!!

あれ ???? そもそも筧のポジションは、ラインバッカじゃなかったっけ ???
じゃあ、セイフティ2人はどこに行ったんだ ???
ミエミエのランプレーじゃなかったのか ????


サッカーやラグビーのように、ボールがフィールドの外に出るか反則がない限りプレーが止まらない競技と異なり、アメフトは1プレーごとに試合が止まって、ハドルを組んで次の作戦を話し合う.
試合は、キックオフの時点で 60~70% は決まっていると言われるくらいに、試合前の緻密な戦略と戦術を要求される.


二週くらい前に、蛭魔がぶっつけ本番のウィッシュボーン・フォーメーションを実行して、いきなり成功してたけど、普通は絶対に無理 (^^;;;
アニメでは、QB 蛭魔、RB セナ、WR モン太のコンビネーションだけが強調されていたけど、実際の試合ではラインの協力がなければ、絶対に上手く行かない !!!!!!

更に言えば、ウィッシュボーンは昨日・今日編み出された戦術ではない.
巨深ポセイドンが、本気で X'mas Bowl で全国制覇するつもりなら、基本的な対策フォーメーションくらい準備しておけ、ってな話になる (^^;;;


アイシールド21 のツッコミどころは、アメフトの本質を無視したプレーによるところが多いから、難しいよなぁ…….
所詮アニメなんだから、細かいことを言うな、という意見が多いんだろうけど、それでごまかしてよいレベルなのかなぁ…….

ま、原作も続いているし、アニメも少なくとも九月までは放送するんだろうから、暫く様子を見ましょうかね…….

~~~~~~~~~~

今回のコメントを書いていて改めて気が付いたけど、泥門のレギュラーって、11人いないんだっけ ??

ラインが、C 栗田、G 小結、T 十文字、G 黒木、T 戸叶.ハァハァ三兄弟の正確なポジションは不明 (^^;;
これに TE 瀧.
QB 蛭魔、WR モン太、RB セナ.
これに、陸上部からの助っ人のはずだけと、いつの間にかレギュラー化しちゃってて、でも凄く地味で滅多に顔も名前も出て来ない 30番の FB ……ええっと、誰だっけ ???? ……「アイシールド21」の HomePage を見つけたけど、「キャラクター」のところに名前すら載ってないわ (^^;;;
それでも、全部で 10人しかいないじゃん !!!
部員としては、これに雪光がいるけど、まだ残念ながら戦力外.……原作では、なんか素晴らしい出番があったらしいけど読んでない (^^;;

オフェンスの体系はまだしも、ディフェンス体系なんて、殆んどまともに描かれたことないよなぁ.

アイシールド21

特に、最近のエピソードからではなくて、これまで感じていた一般論から.

まず、一番感じるのはヘルメットだろうな.
アメリカンフットボールでフィールド内に立っている選手がヘルメットをぬいでいることは、まずない.
ハドルを組むときにノーヘルなんてことはあり得ないが、アニメでは仕方ないだろうな.
なんせ顔が、判らなくなるもんね!
これは、とにかく試合のシーン全編に言えること.
フットボールを扱った映画やドラマだと、やはりあまりに不自然なのでいろいろと俳優の顔を見せるように状況を考えるみたいだけど.

ちょっと話題がそれるが、SF映画で宇宙服を着用するシーンは典型的だ.
古くは「エイリアン」から「エンタープライズ」まで.
何が典型的かといえば、必ず、ヘルメットの中に顔を照らすためにライトが仕込まれている!
普通に考えたら判ることだけど、フルフェイスのヘルメットを被ったときに、顔にライトが当たっていたら、眩しくて外の様子なんて、満足に見ることは出来ない.
宇宙空間や他の惑星のように、何が起こるか判らない場所に出て行くときに、自分の眼がまともに使い物にならなければ、すっごく危険だと思うんだけどねぇ.


で、話をアイシールド21に戻す.
次に気になるのは、ランニングバックのセナがタックルされて、よくボールをこぼすこと.
ライバルのディフェンス選手からのハードタックルを表現したいのだろうけど、タックルされて簡単にボールをファンブルするランニングバックは実戦で使い物にならない.

次に、モンタ.
高くジャンプして、パスキャッチするシーンが多いけど、ほとんど毎回のように派手な着地で急ブレーキをかけている.……まあ、その後のキメポーズの件は、どうでもよい(^^;;;
ワイドレシーバがパスキャッチしたら、次に考えるのは走ること.
「Run After Catch」と言って、確かレシーバの成績の一部でもある.……アマチュアにはないのかな?
クォーターバックが実際にボールを投げて稼いだ距離と、パスキャッチしたレシーバがその後で、走ることで稼いだ距離をちゃんと分けて計算している.
まあ、通常の記録では、RACまでを含めてパスの成績として計算するんだけどね.

だから、ワイドレシーバがジャンプしてパスキャッチした後で、急ブレーキをかけることはまずありえない.
ジャンプした勢いをそのまま利用して、次のランにつなげるのが常識.


急ブレーキと言えば…….
セナもモンタも、タッチダウンのあとでよく急ブレーキをかけて、キメポースをしているけど、これも現実にはまずない.
単純に、全力疾走の直後の急ブレーキって、身体に猛烈な負担がかかるでしょ?
試合中に、そんなことする意味ないじゃん!
怪我の元になるだけ!


まあ、ゲームの進行中にいろいろとありえない時間を使って打合せをやっていたり、蛭魔(こんな字だっけ??)がマシンガンをぶっ放したり、とか妙なところは他にもたくさんあるけどねぇ…….

セナがボールを受け取って、トップスピードでスクリメージラインを突破した後で、ラインバッカが後ろから追いかけて追い付くわけはないし、ましてやはるか前方から助走たっぷりでタックルできる位置にいるわけがない.

所詮アニメなんだから面白ければなんでもアリ、という発想で作られている気配がありあり.
確か、初期の「キャプテン翼」には、登場人物の必殺技に、ルール上認められていないものが多数あったらしいね.
「スカイラブ・ハリケーン」だっけ?双子の兄弟が一人を踏み台にして、一人がジャンプする技、とか.
ゴールキーパが、ゴールポストを蹴ってその反動で反対側にジャンプするとかも、確か反則なんだよね.
知らずに見てて、今のプロ選手でも、子供の頃に真似して遊んだ経験を持つ人がいるらしい.
それでも、サッカー人気の底辺を支えて、今のJリーグがあるわけで、正しくないから良くない、とは言えないんだよねぇ…….

正直な話、日本の高校生の X'mas Bowl なんて、これまで全然興味なかったけど、ちょっと見てみようか、なんてな気になっているし…….

まあ、それでもアニメ制作スタッフには、もう少しフットボールの常識の判る人に参加して欲しいなぁ.