
こんにちは。ライター&おへやニストの芝垣茜です。
(初めましての方はこちら!)
開花宣言したと思ったら、真冬並みの寒さになるのはなぜデショウネぽんぽんの調子悪くなりました、まじで。
3月の終わりのこと、三菱一号館美術館に足を運んでおりました。
異端の奇才 ビアズリー展
改修のため2年ほどの休館を経た三菱一号館美術館。実は1月にもロートレックの展示の際に来ておりました。(諸事情により、当時のことはブログにしてませんでしたー💦)
今年2度目、ご縁をいただいて再び訪れる機会があって嬉しいものです
以下、写真は全て撮影OKのフロアになります。
恥ずかしながら、私はこのオーブリー・ビアズリーという画家について、まったく知りませんでした。今回の展示で初めてお名前を知ったという程度です なかなか、公式サイトやチラシのイメージに使われている画像からすると、独特の世界観がありそうだなと思ってました。
公式サイトはこちら。
なんと25歳の若さで亡くなったというビアズリー。幼少期から肺結核を患っていたそうで けして裕福でもなかったビアズリーは、事務員として働きながら夜間に絵を描いていたのだとか。
ビアズリーは、挿絵画家であり、風刺画家でもあり、その作風のほとんどがペン画によるモノトーンの世界観なのです。
ちょっとね、挿絵っていうから…
額は大きいのに作品がすごいミニマムで かなり近寄らないとじっくり見られないサイズの作品が多かったです。あと、キャプションもう少し字を大きくしてくれないかなあ。
ビアズリーが生きていた頃の調度品の展示も。
ビアズリーはイギリスの画家ですが、今回展示している絵画のほとんどがイギリスのヴィクトリア&アルバート博物館所蔵。この展示に全面協力してくださっているそう
私は7年前の渡英旅行にて、V&A博物館も立ち寄ってました。なつかしい!
ビアズリーは1872年生まれ。まさに19世紀ロンドン。展示の解説によると、1862年のロンドン万博を機に、日本の文化や調度品などのジャポニズムが浸透していったのだとか。
私の好きなNHKドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」で、日本風な屏風がインテリアとして登場していたシーンがあったのを思い出しました。
ちなみに画像はありませんが、展示の中には、な、なんと。18禁のお部屋も まあ、大衆向けの紙面での挿絵とか風刺画といえば、そうしたエロティシズムを多分に含んだものもありますね。
そうそう、今回は Cafe1894 も行って参りました。
タイアップランチコース、『ビアズリー 白と黒』 真鯛とクスクスのサラダ。
ちょっと順番が前後しますが、今回は美術館より先にカフェでした とにかく開店前から長蛇の列なのです! この日は雨だったのに、開店20分前には行列
どうにか一巡めに入れました。
とてもお上品な国産牛ハンバーグステーキ
同じくタイアップメニュー『春の口づけ』。 あまおう苺を使用した春らしいブランマンジェ エディブルフラワーも華やかでした。
とても楽しい春のおでかけでした
異端の奇才 ビアズリー展は5月11日(日)まで。
お読みくださりありがとうございました!

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