【ピーターラビット展】Bunkamuraザ・ミュージアム | おへやニスト芝垣茜のIt's my LIFE !!

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 こんにちは。素敵なひとり暮らし、実家暮らしを応援します!

 心を洗う! おへやニストの芝垣茜です。

 

 いよいよ9月も終わり。部屋の中を少しずつハロウィン仕様にしてブログで公開していく予定です♪

 

 さて先日、9月6日に渋谷の東急文化村へと行って参りました。(のちほど追記あり)

 

 

 

 ビアトリクス・ポター生誕150周年 ピーターラビット展

 

 実は、先日同会場で行われた『トワル・ド・ジュイ展』の際に、アンケートを書いて提出したところ、抽選番号が当たりこのピーターラビット展の招待券と引き換えることができたのです! やった♪

 

 

 

 

 

 例え絵本を読まなくとも、このピーターラビットの名を知らない人はいないのではないでしょうか。

 実は9月5日~9月9日までの間、青い服(ピーターが着ている服の色)を着て来場された方の先着100名に、限定デザインのポストカードが配布されるという企画の真っただ中でした。

 

 会場は青い服の女性が多く、私ももちろん青い服を着ていきましたが……なんと、開場15分で先着特典は終了してしまったそうです。うーん、残念です。しかしそれだけ大盛況、ピーターラビットのファンがとても多いことがうかがえますね!

 

 開場内は1901年に自費出版された、『ピーターラビットのおはなし』の原画展示から始まります。

 紙にインクのみという極めてシンプルな画材でありながら、陰影や濃淡の付け方が秀逸だなと感心させられました。構図の手前は太く力強い線、奥の方は細い線で描きこまれていたり。精密にして繊細なタッチがピーターラビットの原点で既に完成されているというところはさすがですね。

 

 あと、私は同展で初めて知ったことなのですが、ビアトリクス・ポターは動物の骨格をイラストでリアルに表現されているのだそう。動物を擬人化するのではなく、動物が実際に二足歩行をしたらという想定で描かれているのです。それほど動物の体の構造について熱心に研究されていたのですね。

 

 おはなしに登場する動物たちは二足歩行ですが、手脚の曲がり方などは動物の体の構造を踏まえて描かれているのです。言われてみれば確かに、ピーターラビットたちは絵の中でぴょこぴょこと跳ねるように動いている印象ですね。愛くるしい動物のキャラクターたちですが、どこか写実的な描写にも見えるのはこういったことからでしょうか。

 

 

 その他、ピーターラビット以外のビアトリクス・ポターの作品なども、草稿や直筆の原画などの展示も多数。ビアトリクス愛用の品々なども展示され、見ごたえのある内容でした。

 

 

 そうそう、確か私が高校生の頃、英語の教科書にビアトリクス・ポターの論説が載っていました。肝心の内容は全然憶えていないのですが、ひとつだけ印象に残っているエピソードがあります。

 ビアトリクス・ポターは自らの没後、墓を建てるのではなく遺灰を自らの土地に撒いてほしいと関係者に頼んでいたそう。しかし彼女の遺灰を撒いた関係者は後に急死し、その土地のどこにビアトリクスの遺灰が巻かれたのか詳細を知る人は誰もいないそうです。

 

 ビアトリクスがこよなく愛した湖水地方、その土地のどこかに、今も彼女の魂が安らかに息づいているのではないでしょうか。

 

 

 

 そして美術館、展示巡り恒例(?)物販コーナーはずっと欲しかったグッズが既に売り切れ……。なかなか今回は悔いが残ってしまいました(笑) でもピーターラビットの作中でも登場したラベンダーのハーブティーを購入できたので嬉しかったです♪

 

 

 

 

 

 また会場を出た吹き抜けには、ピーターラビットの庭をイメージしてパティオが作られていました。(こちらは撮影OKでした)

 

 

 

 

 おはなしの中でかかしにされてしまった、ピーターラビットの服と靴が再現されてます。

 

 

 

 以下、追記です。

 

 9月最終週、家族が同展に行くとのことでしたので、私も再度行って参りました。二度目ですが、やっぱりまた見ても楽しいです♪

 

 前回来た際はそのまま見て回っていたのですが、今回は入口で音声ガイドをお借りしました。(520円、おおよそ30分程度の内容)

 

 音声は同展オフィシャル・サポーターでもあるディーン・フジオカ氏によるもの。流暢な英語も交えての落ち着いたお声はとても耳心地良く、側にいて一緒に展示を見て回ってくださっているような臨場感が素敵でした。

 また、同展の出口付近にはビアトリクス・ポター氏について10分程度のムービーが上映されているのですが、ディーン氏はこちらにも登場。実際にイギリスの湖水地方を訪れての取材の様子も見られました。

 

 そして今度こそ目当てのグッズを! ……と思っていたら、今回は前回よりもラインナップが減ってしまっていました。残念(-_-#) やはりそれだけ人気なのですね。もう既にコーヒー缶もなく、レースのハンカチもなく、今度来たら買おうと思っていたピーターラビットの御朱印帳もありませんでした。もう生産の都合で入荷しないのかもしれませんね。やはり欲しいと思った時に買わないと……。

 

 そしてそして、今回は家族と文化村のロビーラウンジでブランチ。

 

 

 同展とのコラボメニュー。ピーターラビットの故郷、英国のアフタヌーンティーセットをワンプレートで楽しめるメニューです。フルーツも取りあわせて彩がよいのが嬉しいですね♪ サンドイッチもふわふわで美味でございました(*^_^*)

 

 

 ピーターラビット展は10月11日(火)まで。まだ間に合いますよ♪

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