孫娘と行く立山連峰縦走道中記・その1 | 高崎の『だるま工房やなせ』 ~やまおとこのブログ~

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8月14日から18日にかけ4泊5日の盆休みで孫娘に誘われての立山連峰縦走を決行した。是より3回に分けてその悪戦苦闘の道中記を紹介します。


昨年は3歳だったが、私の友人から頂いた子ども用の登山靴がきっかけで、雲の上に行きたい、星を沢山集めたいという孫娘の願を何とか叶えてやりたいと、室堂雷鳥沢から剱御前小舎までの登山を試みた。それでも雷鳥沢中ほどまでは自力登山で頑張り、上部の岩場でギブアップ。パパの背中におんぶした。それでも小舎まで行くと、御前山は自力で登り、下山も自力で歩きとおした。


それが病みつきとなり、これまでに2000m級の山歩きで事前トレーニング10回。今年のゴールデンウイークも雪の浅間黒斑山、榛名山、相馬山と連日連続の登山に付き合った。


今年は孫娘も4歳。自覚と意欲に我々も圧倒され、立山縦走を計画実行した。コースは孫の高度障害を避けるため、徐々に高度を上げることにした。雷鳥平2277m・・剱御前小舎2750m・・別山2880m・・真砂岳2861m・・富士の折立2999m・・大汝山3015m・・雄山3003m・・一ノ越山荘2705m・・室堂2400mのコース取りで時間をかけて高度順応を考慮した。



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高崎6:00出発し上信越道経由北陸道で立山11:00、登山支度に着替え高原バスで室堂着は12:30。室堂でゆっくり昼飯を食べて2:00いよいよ出発。きょうは雷鳥荘泊まりのため余裕でルンルン気分の山ガール。さすが一年ぶりに歩くルートで、足取りも軽く、得意の道案内も山ガールが担当した。


高崎の『だるま工房やなせ』 ~やまおとこのブログ~-今日は地獄谷が美しい
みくりが池を過ぎると間もなく左手に地獄谷が見事なコントラストで姿を現す。


高崎の『だるま工房やなせ』 ~やまおとこのブログ~-雷鳥平をゆく
室堂平から急な下り坂を左にカーブすれば、もう今日の宿泊雷鳥荘である。

高崎の『だるま工房やなせ』 ~やまおとこのブログ~-15日孫の掛け声で準備運動 15日6:00朝食を済ませ6:45に雷鳥荘を出発。恒例の山ガールの掛け声で出発前の準備運動も入念に済ませる。今日はこれから正面に見える雷鳥沢を登り剱御前小舎泊まりとなる。


高崎の『だるま工房やなせ』 ~やまおとこのブログ~-雷鳥荘出発キャンプ場まで下り坂 雷鳥荘からすぐ石畳の急な下り坂が続く。右眼下には雷鳥平キャンプ場にカラフルなテントが並ぶ。このテント場まで下り川のつり橋を渡って左側に進むと雷鳥沢の登山道(画面左)と大日岳登山道の分岐となる。山ガールもここからは滑落すると大変。ハーネスに腰ひもでワンワンスタイル。


高崎の『だるま工房やなせ』 ~やまおとこのブログ~-チングルマ咲く雷鳥沢を登る
雷鳥沢の下部はチングルマとコバイケイソウが咲き誇っていました。



高崎の『だるま工房やなせ』 ~やまおとこのブログ~-キャンプ場を後に雷鳥沢を登る
雷鳥沢中腹にかかると岩場も厳しくなる。雷鳥平のキャンプ場もはるか下に臨めるがまだ三分の一、これからが大変厳しい登りとなるが、はたして山ガールは踏破できるかな。



高崎の『だるま工房やなせ』 ~やまおとこのブログ~-雷鳥沢中腹よりキャンプ場を振り返る

中間地点かな。キャンプ場は箱庭のように小さく見え、高度感も出てきた。


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2500m付近の雷鳥沢雪渓で休憩。雪だるまを楽しみにしていた山ガールも大満足。

高崎の『だるま工房やなせ』 ~やまおとこのブログ~ 雪渓遊び中も滑落防止の腰ひもは外せません。


高崎の『だるま工房やなせ』 ~やまおとこのブログ~-岩場を登る山ガール 此処まで来ると更に足場は厳しい稜線を登りつめるため足元をしっかり確認しながらの登山となる。



高崎の『だるま工房やなせ』 ~やまおとこのブログ~-険しい岩場を這い上がる 2700mの急峻な岩場が続く。山ガールの胸まである大きな岩場を這うようにして登り続ける。山頂まで残り30分もう一息です。



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高崎の『だるま工房やなせ』 ~やまおとこのブログ~-剱御前小舎まで歩きとおしたね
12:00 山頂の剱御前小舎に到着。山ガールも満足そうにやったー!! 皆で記念写真。


明日からは突然のハプニングで悪戦苦闘の連続。シリーズ楽しみにしてね。