こんにちは。
現在放送中のドラマ「春になったら」の第10話をTVerの配信で視聴しました。
全編通して登場していた亜弥さん夫婦の出産に始まり、雅彦の退院、結婚前夜といった特にアクシデントのない穏やかな回となりました。
亜弥さんの出産パートについては序盤の10分ほどでえがかれました。
瞳が以前勤めていた大病院で受け持った妊婦さんが死産だったというエピソードが以前の回であったため、「もしや…」と亜弥さんの出産に関して不安がよぎりましたが、そこは番組制作陣の皆さん、ちゃんと無事に出産してハッピーエンドにもってきてくれました。よかったです
また自分語りになってしまいますが、私は地元の小さな産婦人科病院で産まれました。
こじんまりとした小さな産婦人科専門の病院ですが、地元では古い歴史があり、今でも健在です。
実は私が産まれるより2年前、私の兄にあたる子が死産だったんです。
本来なら私は次男になっていたわけです。
私の父はそういう苦しい経験もあって、二人目となる私が無事に産まれたときは心から安堵したと語っていました。
朝方に産まれたと言っていました。
私の無事が確認された途端に急にお腹が減り、病院の食堂で焼き魚定食を食べたことまで教えてくれました
出産って本当に大変ですよね。
母親の負担もさることながら、無事に子が産まれるかどうかの不安とも戦わないといけない。
私を無事に産んでくれた母と、その母を支えてくれた父に感謝ですね
その後の第10話は、雅彦の退院がメインとなってえがかれました。
私の父(胃ガンにより62歳で他界。偶然にもドラマの雅彦と同じ年齢)は亡くなる三週間前に自力で動けなくなって入院し、そのまま旅立つまで自宅へ帰ってくることはありませんでした。
父本人も私達家族も家に帰ることを希望していましたが、担当医師から、父の病状が不安定なので医療設備の整っている病院で過ごすほうが良いとの報告を受けたため、入院の継続を決めました。
結果的に父は最後の10日間ほどは自力での排泄もできなくなってオムツにもなりましたので、そういった意味では病院でプロの医師や医療スタッフの力を借りるのも立派な選択肢のひとつかなと思います。
ドラマではおそらくえがかれないと思いますが、雅彦(父)もあの状態なら高い確率で最後はオムツが必要になると思います。
ドラマ内では雅彦はプライドが高く(決して傲慢という意味ではありません)、親族に迷惑をかけるのを極端に嫌がっているため、自宅でシモの世話を受けるのは絶対に耐えられないと思うんですよね。まして、その相手が瞳(娘)となると絶対に拒否すると思います。
次回の第11話で最終回となることが予告で発表されたため、おそらくは結婚式でドラマのフィナーレを迎え、雅彦の最期の瞬間(お別れ)はあっさりめに描かれるか、もしくは「〇年〇月〇日 死去」と字幕が出るだけの可能性もあると思います。
「最後は笑って終わりにしよう!」という雅彦の言葉通り、悲しいシーンは一切省いた最終回になるのかなと思います。
当初、私はお葬式パートがあると予想していましたが、第10話の内容と最終回の予告を見るかぎり、どうやら結婚式とお葬式(生前葬)を同時に行うという、前代未聞の挙式になる可能性が高そうですね。
ドラマを紹介する記事にも「生前葬?」と書かれていましたし、第10話内でも、結婚式には招待されないはずの雅彦の元同僚達が出席する展開になっていたため、結婚式とお葬式のミックス挙式になるのはほぼ間違いないのかなと思います。
第10話で雅彦が「生きてる間に、世話になった人達に『ありがとう』って言いたかったな」と口にする伏線もありましたからね。
私なりに最終回の内容を予想してみます。
最終回は結婚式&お葬式の同時開催がメインになり、その後に雅彦が旅立ったことが字幕で表示される(涙のお別れシーンなどは無い)
そこから1~2年が経過し、桜が咲く春頃、瞳が一馬(カズマルくん)との子供を身ごもった状態で仏壇の雅彦(父)と佳乃(母)の写真に手を合わせて終わり。という予想です!
それとケイトという外国人の存在も気になりますよね!
第10話では、雅彦が「友達!友達!」と軽く流すだけにとどまり、次回が最終回であることを考えると、そこまでドラマに深く絡んでくる存在であるとは考えにくいです。
雅彦が余命宣告後に英語を勉強していたあたり、少なくとも雅彦が過去に再婚を考えていた女性などといった展開はないものと思います(男女の関係であるならコミュニケーション手段として英語は絶対にマスターしてるはずですから)
ケイトがどのような人物なのか、それも楽しみですね。
唯一残念だったのは、 影山優佳さんが演じる愛里の「春になったら」の作中におけるミニドラマが全く無かったことぐらいですね。
影山さんは、この「春になったら」と同時進行で他のドラマで主演をしており、俳優業としてはそちらのほうがメインとなっているのは理解しております。
ただ、それにしても、たとえば雅彦の職場の加賀君のように「経験不足の新人でありながら、ベテラン(雅彦)からの指導を受けて一人前に成長していく」というミニドラマが、愛里にあっても良かったように思います。
雅彦が加賀君に実演販売のエプロンを手渡すシーンは感動しました。
第10話での、加賀君がひとりで実演販売をする映像をネット動画配信で雅彦が観るシーンも心にグッときましたね!
最終話で愛里にもまだ展開が残されているのかもしれませんが、このまま「助産院に普通に勤めていただけの新人さん」だけで終わってしまうのはあまりに寂しい気がします。
小さなことでもいいので、助産師の新人として何か葛藤や悩みを抱えていて、それを瞳に相談するみたいなエピソードがあっても良かったと思います。
うがった見方をすると、アイドル出身の新人俳優としての特別出演枠とも捉えられかねないほどの影の薄さでした
岸君と美奈子の関係の行方も気になりますね。
第10話で、美奈子が「マッチングアプリで知り合った人とはどれもしっくりこない。やっぱり岸君が諦められない」と本音を瞳に打ち明けていましたし、岸君のほうも瞳への想いを一馬(カズマルくん)に告白することによって自身の気持ちにケリをつけていました。
ただ、人を好きになる気持ちというのは言葉でケリをつけたからといって、その瞬間に消えるわけではありません。
この後すぐに美奈子とくっつくという急展開はないにしても、最終回ではこの二人が友達から一歩踏み出した関係になれると良いですよね
第11話(最終回)もしっかりと視聴したいと思います
ドラマ内の瞳の結婚式と、現実世界、どちらも同じ2024年の3月25日となっているんですよね。
最終回の予告を見るまで気がつきませんでした
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
では、また!