こんにちは。
現在放送中のドラマ「春になったら」の第6話をTVerの配信で視聴しました。
ドラマは10話から12話ほどで終わるので、6話でちょうど全体の半分ぐらいですかね(^-^)
今回は前回の5話がやや暗い内容だったのに対し、6話はそれらを払拭していく感じの内容で明るくまとまっていて、視聴後もスッキリした気分になれましたね!
雅彦(父親)がようやく一馬のことを認めてきたり、6話ラストで瞳がノートに、一度は消した「カズ君との結婚をお父さんに認めてもらう」という目標文を再び書いていたことからも、やはり瞳と一馬は結婚に向けてもう一度歩みだしていくんだろうなと思います。
まぁ…現実的なことを言ってしまうと、ドラマなので瞳と一馬の結婚はおおかたの予想通りではあるのですが(^-^;)
それより、岸君と美奈子の関係の行方が気になりますね。
岸君も、ようやく瞳と一馬の結婚を前向きに受け入れていくような感じになっていました。
瞳の退院祝いパーティーの帰り道、いよいよ美奈子が岸君に告白するのかと期待しましたが、美奈子からは「ずっと友達でいてね」止まりでした。
なんか、主人公カップルと同じぐらい、岸&美奈子には結ばれて欲しいと私個人としては思っていますね!
私はドラマの感想をこうしてブログに書くことはこれまでしなかったのですが、今回の「春になったら」は私にとって特に感情移入のできる特別なテーマとなっていたので、こうして1話ごとに感想を書いていってます。
私自身が父を胃ガンで亡くしていること、そして私の父が亡くなった時の年齢が62歳で、ドラマ内の雅彦(父親)と同じ年齢であるというのも私がこのドラマに特別な感情を抱いている理由のひとつです。
私には、ドラマ内の瞳(娘)の気持ちがすごくよくわかるんですよね。
父親の余命がわかっていて、明るく振る舞いつつも、いつかやってくるその瞬間への不安が日を重ねるごとに強くなっていく。
残された1日1日を大切に過ごしていく。わかります。
ドラマ内で、ついに瞳が「お父さんもいつまで歩けるか」という台詞をさりげなく言ってましたが、やはり車椅子生活が近いのかなと感じました。
前回5話の感想でも書きましたが、私の父は亡くなる六週間前に歩けなくなって車椅子生活になりました。
歩けないといっても全く歩行が無理というわけではなく、家の中ではゆっくりとですが地力で歩くことはできました。
でも外出となると、やっぱり限界があるので車椅子という形になりました。
完全に歩けなくなって寝たきりになったのは、亡くなる三週間ほど前でした。
ちなみにドラマ内では瞳が雅彦のために療養食を作ってあげていましたが、私の父の場合は、父の強い要望もあって食事は変わらずにいつものままとしていました。
寝たきりになったあとは最後までずっと病院で入院していましたが、父は朝食と昼食は病院食にして、夕食だけは家族が用意した食事をするという形をとっていました。
もう一度書きますが、これは父からの強い要望によって決めたことでした。
「死ぬまで病院食だけで過ごすのは嫌なんだ。俺は食べることが好きだから。だから残された時間、せめて夕食だけは毎日好きなものを食べていたい」というのが父の要望でした。
そのため、夕食は私や姉、母が父の希望したメニューを用意して病院まで運んでいました。
そのメニューは、カツカレーライス、ハンバーガー、焼きそば、カップラーメン、サンドイッチ、コンビニおでんなど父の大好きなものだけとなっていました。
父は食べることが好きで、そのこだわりも強く、サンドイッチはセブンイレブンの「ジューシーハムサンド」のみ、コンビニおでんは「コンニャク、タマゴ、はんぺん」と決まっていました。
決して高額な食べ物は要求しなかったのも父としての気遣いのあらわれだったのかなと思います。
一度だけ「お寿司とかどう?」と母が提案して、回転寿司のテイクアウトを夕食にしたこともありました。
さすがに完食は無理で、いつも残していましたが、それでも父は亡くなる一週間前ですらコンビニの焼きそばを食べていました。
胃ガンで、すでに胃の三分の二を切除しているにも関わらず凄い食欲ですよね。
本当に食べることが大好きだったんだなと感じました(^-^)
でもドラマ内での瞳の療養食を否定するつもりは全くありません。
病気である本人の何を優先させてあげるのか、それを決めるのは他人ではなく、本人と家族です。
家族がそうと決めたのであれば、それが何であれ正解なのだと私は思っています(もちろん医師との相談もした上での決断ですけどね)
私はいまでも、最後まで父に好きなものを食べさせてあげたことを1ミリも後悔はしていませんし、実際それは正解だったと思っています。
好きなものを食べているときの父の表情は確かに幸せそうでしたからね(^-^)
ドラマの第7話も楽しみにしています。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!(^-^)
では、また!