ドラマ「春になったら」の第5話を観ました。 | マリアンヌのブログ

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こんにちは。

 

現在放送中のドラマ「春になったら」の第5話をTVerの配信で視聴しました。

 

今回は登場人物全員の想いが交わる複雑な回となりましたね。

本当にドラマに出演する全員が悩みや葛藤を抱えていて、この先の展開に目が離せません。

 

でもまぁ、カズマル君こと一馬が芸人をやめて安定した職を求めるのは、実際無理もないことですよ。

中退とはいえ東大に合格した実績があるなら、38歳という年齢は人生をやり直すギリギリ最後のラインだと思います。

これが、もし芸人を続けて50歳になっても売れなかった場合、いくら東大中退とはいえ、50歳が塾の講師になれるかは怪しいところです。

そういう事情もあり、ドラマ内でお父さん(雅彦)が話した「芸人として成功して経済力を身に付ける」という人生プランは、さすがに現実味がありませんよね。

娘さん(瞳)の言葉を借りるなら、やはり無責任です。

 

でも、雅彦も雅彦なりに一馬を応援する気持ちがあっての言葉だったと思いますし、一概に無責任だと決めてしまうのも考えものなのかな。

 

瞳と一馬が結婚して仮に新たに子供をもうけるとしたら、4人以上の家庭になります。

そうなると瞳の収入を考慮しても、一馬が芸人のままだと先行きが不安になるというものですよね。

 

それと岸君なんですが、一馬に「瞳にあなたはふさわしくない」と言った理由として、純粋に瞳の幸せを考えている反面、瞳への恋心がまだ消えてなくて、単純に「(相手が誰であっても、瞳には結婚して欲しくない!)」という気持ちが入り込んでるのも複雑ですよね(^-^;)

 

そして第5話で雅彦の容態がいよいよ悪くなってきましたね。

 

私の父がガンで亡くなった際は、亡くなる六週間ほど前から車椅子が必要になり、三週間前から寝たきりとなりました。

 

私の父の場合は胃ガンでしたので、ドラマ内の雅彦の膵臓ガンとは症状も異なるとは思いますが、やはり寝たきりになったあとは毎日とても苦しそうにしていました。

痛みを緩和する薬も使用していましたが、最後の一週間はそれもあまり効かなくなるほどに痛みが強くなっていたようです。

ドラマ内での雅彦は余命2ヵ月となっていて、痛みでお腹を抑えるシーンもありました。確かに私の父も、亡くなる2ヵ月ほど前にはまだ地力で歩けてはいたものの、痛みでお腹を抑えるような行動を頻繁にしていました。

 

そういう意味では、このドラマって本当にリアル路線なんだなと感じました。

 

出産シーンの赤ん坊も本物の新生児を抱いての撮影でしたし、「ドラマなんだから都合の良い設定でいいよね」などとは考えない、制作陣の本気度の高さがビシビシと伝わってきます。

 

第7話あたりからは雅彦も車椅子が必要になってしまうのかな…

 

次回が楽しみです。

 

ちなみに雅彦が岸君に自身の葬式の相談をするシーンで、雅彦が自分の名前を「まさひろ」と言い間違えていましたが、よくNGになりませんでしたね。

台詞自体がすごく長いし、言い間違いよりも演技が良かった点を優先してOKとなったのかな?

ちなみに字幕をONにしたところ、字幕では「雅彦」となっていました。

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!(^-^)

では、また!