こんにちは!
本日は、私が長年コレクターとして収集している希少な「とある消しゴム人形」をコレクションに追加できたので、それについてのお話をしたいと思います!
別記事の希少価値の夢を見るメルカリ民でもお話したように、私はメルカリやオークションを利用しながら、とある希少価値のある品を買い集めています。
その品が何なのかはライバル増加阻止のため内緒にしますが、今回はなんと、相場27,000円ほどの超希少品を、送料込み5,500円で入手することに成功いたしました!
いよおおおおおおっしゃあああ!!やったぜえええええ!!
一応誤解がないようにご説明しますが、決して騙すような行為は一切しておりません。
あくまで出品者さんが自ら決めた値段で出品した品を、私が普通に正当な方法で購入しただけです。
まぁ…はい。
皆さんお察しの通り、今回の出品者さんは物の価値をわかっていない方でした。
コレクターとしては運が良かったと思う反面、相場よりもはるかに安い金額でその品を譲り受けることに少々の罪悪感を感じているのも事実です。
価値を知らない相手から格安で購入すること自体はコレクターあるあるなので慣れているとはいえ、もしあとでお相手の方がその事実を知った時はやはりショックを受けるだろうと思います。かつての私がそうでしたから。
ただ、今回の私がお取引した出品者さん、ちょっとだけ曲者というか、駆け引きみたいなことをしてきたんですよね(^-^;)
実はその出品者さんとは購入の前にコメントで少しやりとりをしまして、本来なら送料込み5,000円で私が購入するという約束をしておきながら、実際に出品する時になって500円増しの5,500円で出品してきました。
コメントをやりとりする中で、私がどうしても欲しい!という主張をしすぎてしまったためか、どうやら出品者さんに足元を見られてしまったようで、そんなに欲しいなら500円ぐらい割り増ししてもお前買うよな?的な感じで増額されてしまったんだと思います。
そりゃないぜダンナ!と思いつつも、実際は相場27,000円という桁違いの価値をもつ品なので、ぶっちゃけ私は5,000円が5,500円になったところで、購入意思が揺らぐことなど1ミリもございませんでした(大爆笑)(^▽^)
ただ、相手がちょっと曲者であることは間違いなかったので、これ以上相手が余計な気を起こす前にとっとと購入手続きを踏みました。
出品者さんとしては駆け引きに勝ったと思ってご満悦なのだと思いますが、うーん…残念ですが大勝利したのはわたくしでございます、はい(^-^;)
しかし、そこはやはり曲者の出品者。
取引メッセージにて、「これのなにがよかったんですか?」と私に質問してきたんですよね。
「ええ、実はこの消しゴム人形、現在はとても入手困難な品でして。希少価値がついて、今は相場が27,000円ほどになっているんですよ!それがよかった点ですね!」なんてことは、口が裂けて顔が真っ二つに割れても言えるはずがないので、「品物の状態や消しゴム人形の色が良かったからですね!」と無難な答えを返しておきました。
しかし、心配事はまだ尽きなかった。
私が代金の振込手続きをしたあと、その出品者さんは、出品時に記載されていた発送期日を1日過ぎて発送してきたんですよね。
発送されるまでの間、(もしかして相場を調べて品の本当の価値がバレてしまったか!?)(なんだかんだ理由を付けられて取引白紙にもっていかれるか!?)と、いろいろ心配がよぎりました。
ですので発送連絡がきたときは本当にホッとしました。
一応、中身がすり替えられてる可能性も考え、届いた商品の品質チェックは入念に行いましたが問題はなく、それは紛れもない本物と確認しました(^-^)
これにて私のコレクションにまた新しい仲間が追加されました。
映画「トイ・ストーリー」の世界なら、今頃きっと消しゴム人形達で新入り歓迎パーティーでも開催されてることでしょう。
わーい!
ちなみに私が所持してる消しゴム人形の中で一番希少なのは、35年以上前にほんの短い期間(おそらく1ロットぐらいしか出荷されていないと思う)にしか販売されなかった消しゴム人形の、第1シリーズ・全5種類コンプリート品です。
ちなみに有名なキン肉マン消しゴム(キン消し)ではありません。
商品名は明かせないのですが、これ、マジのマジのマジで本当にスーパーミラクル激レア品です。
シリーズ化して販売されてた消しゴム人形なのですが、この第1シリーズの全5種類コンプリート品は、読んで字のごとくシリーズの初代となります。
第2シリーズ以降の消しゴム人形も希少ではありますが、それでもちょくちょく数は出回っているので、1個あたり数千円から数万円までと比較的高値で取引されています(どのシリーズのどの種類なのか、状態の良し悪しなどで値段が大きく変わる)。しかし、この第1シリーズの全5種類ある消しゴム人形に関しては、たとえ1種類・1個ですら、まったくといってもよいほど世に出回っていません。
これは私の推測ですが、当時の販売メーカーは、この第1シリーズを「試験的な意味合い」で販売した可能性もあるとみてます。
実質、第2シリーズが初代といっても過言ではないぐらい、この第1シリーズは販売期間があまりにも短すぎて、品自体が満足に流通していません。
おそらく販売期間が短いだけじゃなく、販売地域や販売数自体もすごく少ないと思います。
または、第1シリーズを発売した直後になんらかの事情で販売継続ができなくなり、すぐに第2シリーズの発売へ移ったのかもしれません。
なかには第1シリーズの存在すら知らないで、本当に第2シリーズが初代だと思い込んでる人もいるかもしれませんね。
私がその初代の全5種類コンプリート品を所有できているのは、まさに奇跡といっても良いと思います。
誇張じゃなくて、本当にたとえ100万円を提示されたとしても絶対に譲りません。
希少品を売買してるネット上のいろんな専門店でも、これら第1シリーズのうち1種類とて取り扱ってる店を私は一度も見たことがありません。第2シリーズ以降を取り扱ってる店は沢山あるのですが、初代だけは全く無い。
肝心の商品名ですが、ごめんなさい。それは伏せます。
もしかしたら再び入手できる機会がくるかもしれませんし、その際に競合するライバルを増やしたくないためです。
この初代・全5種類コンプリート品を入手した経緯ですが、やはり物の価値を全くわかっていない方から、1種類500円で全5種類合わせて2,500円、ダブってる種類2個を合わせて1,000円、計7個を合計3,500円にて譲っていただきました(大爆笑)
これを取引した当時は、本当に心臓バクバクで生きた心地がしませんでしたよ。
無事取引が終了して、その全5種類コンプ+ダブり2種類が私の所有物になったときは本当に天国にいるかのような気分でした。
さきほど、この初代・全5種類コンプリート品は絶対に譲れないと書きましたが、ダブってるこの2個もいくらお金を積まれても譲れないですね。
上記で説明したように、これら第1シリーズはたとえ1個でも見かけたら大奇跡レベルなので、この7個はおそらく私が死ぬまで所有権が私から移ることはないと思います。
ちなみに、この消しゴム人形のシリーズを販売していた会社はとっくの昔に倒産してます。
まぁ…その…ぶっちゃけると、今回のこの記事は個人的な自慢話になってしまいますね(汗)
不愉快になられた方がいましたら申し訳ないです!
あえて私から皆さんにお伝えしたいことがあるとすれば、もし古い玩具を個人売買で手放す際は、どんなに面倒でも必ず1度はお手持ちのスマホで基本的な現在価値だけは調べてみることを強くお勧めします。
ヘンテコリンな人形ひとつに数万の値が付いてることが実際にあるわけですから、「多分この程度の値段だろう」なんていう根拠の無い想像だけで売ってしまうのは大変危険です。
きちんと調べておかないと…
私のようなコレクターの餌食になってしまいますよ(΄◞ิ౪◟ิ‵)ふひひ
話が少し脱線しましたが、今回5,500円で入手できた消しゴム人形も実は同じシリーズものであり、第4シリーズのものになりますね。
シリーズの中では比較的後期に販売されたものですが、それでも出回っている数自体は少ないため、相場が27,000円という高値になっています。
このシリーズの消しゴム人形は、2015年あたりまではまだコレクターの数もそこそこでしたが、2016~2017年あたりから少しずつ相場が上がっていって私も「おや?」と感じるようになり、そしてなぜか2018年頃から爆発的にこのシリーズ目当てのコレクターが増え始め、それにともなって競合も激しくなって相場がガンガン上がっていきました。
2015年頃までと現在では、相場はおそらく3倍近くにまで膨れ上がっていると思います。
実際、2014年頃にオークションにて私が1,500円で落札した同シリーズの消しゴム人形と全く同じもの(状態・色もほぼ一緒)が、2021年のオークションでは7,700円で落札されています。
でも、なんで今頃になって急激にコレクターが増えたんだろう?
なにかの雑誌で紹介でもされたか、有名人が集めてると公言でもしたのか…謎です。
なんにしても2015年頃の相場が低かった頃までに沢山買い集めておいて本当に良かったです。
決して嫌味で言うわけではありませんが、今からこのシリーズの消しゴム人形を集めようとする方は本当に可哀想だなと思います…
シリーズの中で一番安い値がつくと思われる不人気な種類でも、1個2,000円からスタートするような世界なので、マイナーだった頃に私のような古参コレクターが集めまくっていたのもあって、今は値段以前に出品・売りに出されてるのを見つけるだけでも苦労すると思います。
販売会社がすでに存在していないために復刻版が出る可能性もほぼゼロであり、おそらく今後、価値が上がることはあっても下がることは絶対にないでしょう。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
では、また!(^-^)