おはようございます。
今回は夢に関するお話です。
夢といっても将来何になりたいかといった類の夢ではなく、睡眠時に脳内で見る夢のことです。
初夢ではありませんが、今年になって初めて見た夢で、なおかつ結構長くてそこそこストーリー性のある夢だったので今回ブログに書き残しておこうかなと思いました。
また、自分でもビックリするぐらい鮮明に覚えていたのもブログに書こうと思った理由の一つです。
全体的には楽しい夢なのですが、一部ちょっとホラー気味のような部分もありました。
夢って、起きてちょっと時間が経つとすぐ記憶から消え去ってしまうんですよね。
不思議ですよね。
だからこうして鮮明に覚えているときに文章に残しておくのが吉ですよね!
なお、あくまで夢なので、ストーリー性があるといっても一部ではまとまりの無い部分もあります。
夢というのはそもそも記憶の集合体なので整合性が取れてないのは仕方ないことですね。
まず、夢の登場人物について簡単に説明しておきます。
≪私≫
筆者のことです。
男性。夢の中では現在の年齢・姿のまま登場。
≪山崎君≫
筆者が高校生(定時制)だった時の友人です。
男性。夢の中では高校時代の姿で登場。ちょっと太っている。
高校卒業後1年ほどは連絡を取り合ってましたが、現在は全く会っていません。元気だといいなぁ。
≪中村さん≫
筆者が高校生時代にアルバイトしていたスーパーマーケットの、私より三つ年上だった憧れの先輩。
女性。彼女は社員で当時はレジリーダーをしていた。
感情的には「好き」だったんでしょうけど、あまりに高嶺の花すぎて告白とかそういう気は全く起きなかった。なので、実際マジで「憧れ」という表現が適切だったと思う。
ルックスはかなりの美人で、小沢真珠さんと浅田舞さんを足して2で割った感じ。身長は低め。
私がアルバイトを辞める少し前に、結婚して退社していった。
妊娠していたらしく、退社後、大きくなったお腹を見せにお店に顔を出した時があった。正直、死ぬほど辛かった。なおアルバイトを辞めたのは別の理由であり、決して中村さんの結婚・妊娠がショックだったからではない!
【2024年 私が初めて見た夢】
どこかの観光地のお土産売り場から夢は始まる。
私と友人達数名で買い物をしている(友人達の顔は不鮮明で覚えてない。だからいつの誰なのかも不明)。
売り場にあった「赤いきつねうどん」を手に取り、それを持って店主に「これ関西版?関東版?」と聞く。
店主は「関西版だね」と答え、それを聞いた私は喜々としてそれをカゴに入れる。
「やっぱり関西版だよね~」と友人達と言葉を交わす。
ここで突然、場面が変わる。
私は現在の年齢・姿のまま、高校時代に乗っていたオンボロのマイカー(マツダのデミオ)を運転していた。
後部座席には高校時代の友人だった山崎君が乗っている。姿はもちろん高校時代のまま。
走っているのは地元のよく見慣れた道。
田舎なので周囲には畑がいっぱい。
時刻は朝方。
車で走っていると、途中の道で中村さんが一人で歩いていた。
中村さんとは高校時代、私がバイトしていた店にいた三つ年上の先輩だ。
かなりの美人で憧れの存在だった(夢に登場した姿は、結婚して退社する前のものだった)。
私は車を停め、降りて中村さんの元へ歩み寄り、たずねる。
「これからご飯を食べに行きませんか?」
中村さんは笑顔で、「良いですよ」と答える。
私は中村さんを助手席に乗せ、車を発進させる。
車内には私と中村さんと山崎君の三人。
私は運転しながら、隣の中村さんに「何を食べたいですか?」と聞く。
中村さんは「自分で作って食べられるお店がいいですね」と答える。
自分で作る…それなら、お好み焼きだろうか?
どうせなら、お洒落なパスタ屋がいいなとも考えていた(この時点で「自分で作る」という条件は頭から消え去っていた)。
食事の前に私はいったん自宅へ戻り、靴下を履こうと考えていた。
ここにきて私は初めて自分が裸足だったことに気がついたからだ。
自宅前に車を停め、中村さんと山崎君を車内に残して私は自宅へ戻った。
靴下を履き、ついでにズボンもお洒落なものに履き替え、そして階段にいた父に話しかけた。
「父さん。あの中村さんと食事に行くんだよ」と興奮気味に話す私。
夢の中の父は何も言わなかった(なお、現実世界の父は6年前に胃ガンで他界している)。
そこへ私の姉が登場。
「ご飯食べに行くなら、〇〇(隣町)が良いよ!」と教えてくれる。
私はそこにしようと決め、自宅を出る。
車に戻ると、車内は蒸し暑くなっており、山崎君と中村さんはグッタリとしていた。
これは大変だと思った私は、いつのまにか手に持っていた冷たいジュースを中村さんに手渡す。
「ありがとう」と言ってそれを受け取る中村さん。
残念ながら山崎君の分は持っていなかったため、私は「コンビニに寄るから、そこで好きな飲み物を買ってあげるよ」と言う。
(夢から覚めたあとに思ったのですが、このとき私は1本しかないジュースを渡す相手を中村さんにしたんですよね。山崎君じゃなくて。なんか、その…山崎君ごめん)
そして場面はコンビニへ(夢なのでドライブシーンなどはカットされている)。
おそらくセブンイレブンと思われるコンビニへ三人で入り、「好きなのを選びなよ」と山崎君に言う私。
山崎君はレジ横の商品棚から、220円の冷たい缶コーヒーを一つ手に取って私に見せる。
私は「ちょっと高いな。遠慮なしかよ?これなら外の自販機で買ったほうが安いよ」と冗談交じりに言う。
すると山崎君、店内の普通の商品棚へと私を案内し、そこに置かれている同じ缶コーヒーを手に取り、「同じ220円だよ」と私に説明する。
私は「なるほど。そうか」と納得する(夢なので内容が一部支離滅裂になっています)。
山崎君から受け取った缶コーヒーをレジに持っていく私。
清算は店長が担当し、私は500円玉を差し出す。
しかし店長はお釣りを少なく渡してきて、ごまかそうとしてくる。
それに気がついた私は「500円玉を渡したよね?」とやや怒った口調で話す。
店長は謝ることもなく、無表情のまま、不足分のお釣りを私に渡す。
納得がいかない私は再度「500円玉を渡したよね?」と同じように聞く。
店長は無言のまま。
そのとき私は中村さんと山崎君を待たせていることに気がついたため、店長に対するモヤモヤした気持ちを残しつつも、清算を終えて車へと戻ることにした。
車に戻った際、私は「そういえば山崎には以前食事を奢ってもらったことがあったからな。缶コーヒーぐらいご馳走するのは当たり前だよな」と、二人の前で声に出して言った。
二人を乗せて車を運転する私(缶コーヒーに関する描写はもう無くなっていた。山崎君に渡したかどうかも不明)。
助手席にいる中村さんに私は話しかけた。
「これから〇〇(隣町)に行こうと思うんだ。そこなら美味しいお店も沢山あるし、私と山崎が好きだった二郎系ラーメン屋もあるよ」と。
中村さんは「良いね!」と笑顔で答えてくれた。
しかし、私は心の中で「(隣町よりもっと良いところがあるんじゃないか?)」と考えていた。
私は行き先を〇〇(隣町)から、ディズニーランドに変更しようかと考えた。
しかし、ディズニーランドは食べ物屋ではない。
たしかにパーク内にレストランもあるが、目的が食事なのでやはり何か違う。
そして次に浮かんだのが、新横浜ラーメン博物館だった。
それだ!と私は思った。
私は中村さんに「新横浜ラーメン博物館とかどう?」と提案した。
中村さんは「ラーメン博物館?」と不思議そうな顔をして答える。
私は詳細を説明する。
「体育館ほどの建物内に昭和33年の街並を再現したエリアがあって、そこに9つのラーメン屋が存在するんだよ。どれもとても美味しいよ。それ以外にも展示物とかいろいろあって、お勧めだよ」(本当に夢の中でこのように説明しました)
中村さんは嬉しそうに「良いですね!行きましょう」と答えてくれたため、行き先は新横浜ラーメン博物館に決定した。
(ここでも夢から覚めたあとに思ったのですが、山崎君には行き先については何も相談しなかったんですよね。私と中村さんだけで決めてる。なんだろう…ジュースの件といい、夢の中の私って最低っぽいですよね…。山崎君、本当にごめん!)
久しぶりのラーメン博物館だったため、私は後部座席の山崎君にスマホで道案内をしてもらうようお願いした。
山崎君はそれを承諾し、スマホを操作し始める。
すぐに山崎君が案内を始めた。
目的地までは約2時間半かかるらしかった。
遠いな…と思いつつ、でも2時間半なら着く頃にはお昼になっているし、丁度良いなとも思った。
私は助手席の中村さんに「どうしますか?」と聞くと、中村さんは「問題ないですよ」と答えたため、そのまま目的地へと向かうことにした。
運転しながら私は心の中で、「(向こうに車を駐車できるスペースはあるだろうか)」なんてことを心配していた。
(やはり夢から覚めたあとに思ったのですが、ここでも山崎君からの意見は聞いていない…。私って最低だな…)
やがて山崎君が「そこを左」と案内する。
私はハンドルを左に切り、下り坂を降りていく。
すると車はどこかの砂浜へと到着し、車のタイヤの半分はすでに波に埋まっていた。
「なあ山崎、これ絶対に道を間違ってるだろ。どう考えてもすぐ上の橋を渡っていくのが正解だと思うんだけど」と私は山崎にたずねる。
山崎は「そうだったな。確かに橋のほうだったな」と答える。
やれやれと思いつつ、私は車をUターンさせて元来た道を戻り、橋へと車を走らせた。
ここで場面はラーメン博物館へ行った帰りへと切り替わる(肝心の目的地での描写は一切無し。まぁ夢ですから)。
外はもう薄暗くなっていた。
助手席の中村さんは嬉しそうに私に言った。
「ありがとう!楽しかった。こんなに楽しい思い出、前の彼氏でさえ与えてくれなかった。〇〇(私)さんと山崎さん、本当にありがとう!」とお礼を言ってくれた。
正直、私は心の中で「(このタイミングで元彼のことを話すのか…)」とちょっと複雑な気持ちになっていた。
そしてさらに「(私だけじゃなく、山崎にまでお礼を言うのか…。車を出したのも私だし、往復の運転をしたのは私だ。ガソリン代と三人の食事代もすべて私が払ったのに?)」とさらに複雑な気持ちになった。
まぁ、でも確かに山崎君にはスマホで道案内をしてもらったし、お礼を言うのも当然かと少し自己嫌悪になった。
それでも私はすぐに楽しい気分に戻り、中村さんと山崎君を乗せて楽しく車を運転していった。
【2024年 私が初めて見た夢・終了】※ここで目が覚める。
以上が私が今年初めてみた夢です。
私自身驚いたのが、夢なのに長編であること、そしてある程度の起承転結があること、そして何より内容を鮮明に覚えていることでした。
もちろん夢なので、ところどころにおいては整合性が取れない部分もあるのだが、それでも一連のストーリーとしてはしっかり繋がってます。
こんなに長くてまとまりのある夢を見たのは久しぶりです。
中村さんも山崎君も、昔の思い出に生きる人達なので現在どうしてるかはサッパリわからない。
だから懐かしくもあり、嬉しくもあり、少し寂しくもある。
そんな夢でした。
ちなみに文章にしてみて気がついたことがあります。
それは、山崎君が道案内をしていて「そこを左」と指示し、その行き先が砂浜で、車のタイヤが波に浸かっていたというくだり。
ここって冷静になって考えてみると、少しホラーっぽい雰囲気ですよね。
まさかとは思いますが、怪談話によくありがちな展開に似てるなぁとも思って。
そのまま車を走らせてたら海の中に潜り込んで戻れなくなっていたでしょうし、もしそうなってたら夢もそこで終了ですよね。
終了してたらどうなってたんだろう?
普通に目が覚めるだけ?
なんか考えると少し怖くなってきますね。
夢の中で山崎君が「そこを左」と言うまでの間、私が山崎君を少し蔑ろにしていたのもあって(山崎君にジュースを渡さなかった、中村さんと私だけでドライブプランを決めていった)、ことさらに怖い気持ちがしてきます。
しかも、道を間違えている間、助手席にいる中村さんも何も言わずに無言のままだったんですよね。
それに山崎君、あんなに長い夢の中に登場したのに、喋ったのが3回だけってのも考えてみれば少なすぎますよね。
目的地までの時間を教えてくれたときも、夢の中では言葉で教えてくれたわけではありませんでした。なんとなく山崎君がそう教えてくれたというだけの曖昧な感じでした。
帰りの車内でも、山崎君だけ無言のままでした。
あああああ…考えれば考えるほど、なんか怖くなってきた。
なんだこれ…
まぁ、良い方向で考えるなら、昔の「世にも奇妙な物語」で似たような話があったと思うし、2ch(現5ch)の「本当にあった洒落にならない怖い話」にも似たような体験談があったと思います。
当時私もそれを観たり読んだりしていたため、そのときの記憶がこうして今になって夢に現れてきたのかなとも思います。
そういう解釈のほうが現実的ですし。
ブログ冒頭でも書きました通り、夢というのは記憶の集合体なわけですし。
まぁいいや、深く考えないようにしよう!
そうしよう!
皆さんは今年初めての夢、どんな感じでしたか?
私のこれは果たして、良い夢といえるんでしょうかね?
そうだといいですね。
最後まで読んで下さった皆さん、ありがとうございました!
それでは、また!(^-^)