白山市 霞野八幡神社 | 金沢徒然日記

金沢徒然日記

日々金沢中を徘徊している暇人ぱんだが、つれづれなるままに加賀百万石の文化都市、金沢のことを書き綴ったブログ。金沢の観光スポット、神社仏閣、文化施設を深く深く掘り下げて紹介していきます。

ぱんだの石川県神社巡り(´Д` )

本日ご紹介するのは、石川県白山市に鎮座する霞野八幡神社です。



​霞野八幡神社

こちらが霞野八幡神社です。

8号線の近くに鎮座していました。


​◯御祭神:大国主命・少彦名神・応神天皇
◯鎮座地:石川県白山市幸明町

往古、霞野に出現し給う大神で、天正(1573-1592)の頃までは社司別当を置いていたと言います。

郷士の今井権七・兼行父子が大いに尊信するなど近郷の名社でした。

神田神社の岡本神主の記録にも見え、弘安(1278-1288)以前から鎮座する古社です。

もと霞野神社と称しましたが、明治四十年十二月中奥村字町鎮座比咩八幡神社を合祀し、現社名としています。


​霞野八幡神社 手水舎

手水舎です。

石が赤いですね(´Д` )


​霞野八幡神社 拝殿と狛犬

拝殿と狛犬です。

御祭神は大国主命・少彦名神・応神天皇となっています。

大国主命・少彦名神はともに国作りを成した神様で、応神天皇は武運の神・八幡神と同一視されます。


現社名が「霞野八幡神社」なので、てっきりもともと応神天皇が主祭神だったのかと思いましたが、合祀された神社が「比咩八幡神社」で応神天皇を祀っていたと考えられるため、大国主命・少彦名神が元から祀られていた神様であると考えられます。

もっとも、勧請ではなく、「霞野に出現し給う大神」を祀ったとあるので、往古は霞野の地の神様を祀り、後に国作りの神である大国主命に准えたのかもしれません。

まあ、もしかしたら大国主命がこの地に現れたのかもしれませんけどね(´Д` )


以上、石川県白山市に鎮座する霞野八幡神社について紹介しました。

御祭神について色々考えられて、興味深かったです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


参考:石川県神社庁のホームページ