金沢徒然日記

金沢徒然日記

日々金沢中を徘徊している暇人ぱんだが、つれづれなるままに加賀百万石の文化都市、金沢のことを書き綴ったブログ。金沢の観光スポット、神社仏閣、文化施設を深く深く掘り下げて紹介していきます。

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加賀百万石の城下町・金沢。
この金沢の市街地にある金沢城は、加賀藩を治めた前田家の居城として知られ、兼六園と並んで主要な観光地となっている。

この金沢城にある「三十間長屋」は二層二階の多聞櫓で、石川門と同様に重要文化財に指定されている。
この三十間長屋がある場所は本丸付段と呼ばれている。
ここに行く道としては、極楽橋を通るルートがよく知られている。極楽橋は二の丸から本丸付段へと渡る橋だ。まだこの地に一向一揆が勢力を持っていた頃、金沢御堂に参詣する人が皆念仏を唱えて極楽往生を願いながら通ったことからこの名があると言われている。
また、本丸から本丸付段に行くルートも存在する。金沢城の本丸は金沢市街地とは思えないほどに豊かな自然が残る場所で、鶴丸倉庫付近から三十間長屋がある本丸付段まで園路が整備され、散策できるようになっているのだ。

しかし、実はもう一つ本丸付段に行くルートがあることはあまり知られていない。
金沢城の香林坊側にある玉泉院丸庭園の横にいもり坂という坂がある。このいもり坂には薪の丸に続く細道がある。薪の丸自体が今は森になっているために気づかれにくいが、石垣などを見ることができるルートである。

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金沢城薪の丸から本丸付段に続く道
この通路は、もともと高さ約10mの急斜面をなんども折れ曲がりながら薪の丸と本丸付段とを結ぶ石段の通路であった。
現在、本丸付段には三十間長屋しか残っていないが、江戸時代前半までは通路降り口の脇に櫓が建っていたという。
また薪の丸には、重要書類や刀剣などの重宝を納めた土蔵の他、役所や番所などが立ち並んでいた。

現在の本丸付段に至る道は、ご覧のように緑の美しい道である。

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金沢城薪の丸から本丸付段に続く道
草木が生い茂る中を進む。
結構急な階段である。

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本丸付段から薪の丸に続く道
本丸付段側からの入り口である。目立たない細道だが、三十間長屋の裏にある。
極楽橋とは反対方向なので見逃さないようにしたい。

以上、金沢城本丸付段、特にこの本丸付段から薪の丸に続く道について紹介した。
木々が鬱蒼と生い茂る道だが、晴れた日は木漏れ日が心地よい。
興味のある方は野生動物などに十分注意しながら散策してみてほしい。

参考:金沢城本丸付段の案内板
金沢城のホームページ
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/kanazawa_castle/map.html


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