ぱんだの野々市歴史巡り(´Д` )。
本日ご紹介するのは、石川県野々市市の上新庄ニシウラ遺跡です。
上新庄ニシウラ遺跡案内板
こちらが遺跡の案内板です。
野々市市の冨樫用水横にありました。
上新庄ニシウラ遺跡は、弥生時代の終わり頃から古墳時代のはじめと奈良時代から平安時代に営まれた集落遺跡です。
発掘調査の成果により、弥生時代から古墳時代では竪穴建物四棟と掘立柱建物二棟が確認されています。
また建物の北側から見つかった溝には甕や壷などの土器が大量に捨てられていたことがわかったそうです。
奈良時代から平安時代では竪穴建物五棟と掘立柱建物十五棟が見つかりました。
竪穴建物は方形で、南東コーナーにカマドを設置しているものがあります。
掘立柱建物は、桁行がすべて南北方向に長いものでした。
また、竪穴建物と掘立柱建物が一箇所に集中する区域があり、四回建て替えたことが分かったそうです。
冨樫用水
案内板の横には冨樫用水が流れていました。
水音に癒されます(´Д` )。
冨樫用水横の遊歩道
冨樫用水の横には遊歩道がありました。
用水沿いに散歩するのも良いですね(´Д` )。
以上、石川県野々市市の上新庄ニシウラ遺跡について紹介しました。
遺跡がそのまま残っているわけではありませんが、冨樫用水の遊歩道を散歩しながら古代に思いを馳せていました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考:上新庄ニシウラ遺跡案内板