杉野屋の能登のからせんじゅと巻鰤 | 金沢徒然日記

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日々金沢中を徘徊している暇人ぱんだが、つれづれなるままに加賀百万石の文化都市、金沢のことを書き綴ったブログ。金沢の観光スポット、神社仏閣、文化施設を深く深く掘り下げて紹介していきます。

能登のからせんじゅなるものを買ってみた。
鱈と鮫の卵を混合して練り上げ、じっくり燻製させたからすみ風味の珍味とのこと。

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なんだか高級そうな包装。

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薄く切ってみた。

食感はねっとりしていて、噛めば噛むほど魚卵のコクと旨味が出てくる。やみつきになるお味。そしてすぐに日本酒が欲しくなる。よく味わうと、上質でコクがあるチーズのような風味も出てくる。かなりうまい。

次いで巻鰤。
脂ののった寒鰤を塩漬けにした伝統的な保存食品とのこと。

こちら、昔ながらの藁と縄で梱包されているため、ぜひ写真に収めたかったのだが、早まった両親がさっさと開けてしまった。無念。

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巻鰤スライス後。
そのままだと塩気が強すぎるので、このあとみりんに漬けた。みりんに漬けると程よい塩気になるだけでなく、発酵させたようなおいしさも加わる。こちらもお酒が進む逸品。

能登のからせんじゅと巻鰤。どちらもお酒が進む珍味であった。
どちらも金沢駅の金沢百番街、あんとにある杉野屋で購入できる。旅のお土産に地酒とともに買えば、日々の晩酌が楽しくなること間違いなしだ。