今日の川正線はアナログ運行。 | 16番ゲージレイアウトのこと..など

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16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 増備したばかりの9600、デフ付きの姿が格好良く、入線以来、川正線の主力機関車として大活躍していますが、財力の乏しい当鉄道では、車両と同時にDCCデコーダーが購入できることは極めて稀で、この9600も、当分はアナログ走行になります。
 そんな訳で、最近の川正線は、専らアナログでの運行となっています。
 
 アナログ運行の主役は、9600とキハ11です。
9600とキハ11
 
 アナログ運行のパワーパックは、昭和59年発売のTomix DXパワーユニットです。
 こんな古いパックを使っているのには、二つの理由があります。
 一つ目は、最近の主流であるパルス制御は、DCCデコーダーを壊してしまう可能性が高いことです。このパワーユニットは、パルスではなく純粋なDCなので、誤ってDCC車両に電流を流しても壊れる心配はありません。
 二つ目は、AC17Vが取り出せることです。当レイアウトの腕木信号機(英国ダポール製)はAC17Vで作動します。昔はKATOやTomixのポイントマシンもそうだったんですが、最近は直流制御に変わってしまい、ACが取れるパワーパックが少なくなってしまいました。
Tomix DXパワーユニット
 
 さて、今日の川正線の運行を始めましょう。
 始発の上り列車を牽引する9600が、機関庫を出てきて、転車台で転向します。
9600転向中
 
 腕木信号に従って、始発列車が出発します。
始発列車出発!
 
 始発列車が川正跨道橋に差しかかりました。
跨道橋の始発列車
 
 暫くして戻ってきた折り返しの下り列車は、9600の逆機運転でした。
跨道橋の下り1番列車
 
 朝のラッシュが終わりました。昼間の川正線は、キハ11の単行が行ったり来たりです。
昼間のキハ11単行
 
 キハ11は、貨車を牽引することもあります。
貨車を牽くキハ11
 
 日暮れが近づくと、再び、9600が仕業に就きます。
 こうして、川正線の一日は暮れていくのです。
夕暮れを行く9600
 
 幾つかのシーンを詰め込んだ動画です。良い出来ではありませんが、ご笑覧ください。
 
 アナログ運転は、DCCとは異なり、スロットルの動きにダイレクトに反応します。
 このため、アナログ運転は、DCCより慎重な操作が求められ、独特の緊張感があります。
 これは久しく忘れていた感覚でしたが、運転の方式が何であれ、やっぱり鉄道模型は楽しいですね。
 本日も、ご訪問ありがとうございました。
 
※ 本日掲載したレイアウトの画像は、背景を合成しており、背景には、Photolibraryからダウンロードした画像を使用しています。