まねブログ ”いい医者・いい助産師” | 助産師さんの観察ブログ

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12人産んだ助産師HISAKOさんを観察しています。いつかいいね数を越えるのが夢 だったのに閉鎖されちゃった

12人産んだ助産師HISAKOさん、12人目ご出産の管理入院中に書かれた「いい医者」を語るブログは、外科医師・医学博士・作家 中山祐次郎先生のまねでした。


元記事は、お医者さんがご自身の臨床経験をもとに「医者の器用さ」を考えたもの。


先生が大事とあげたことをなぞりつつ、「それよりも人間性」と元記事の主旨を蹴っ飛ばし、

人間性が大事といいつつ、「若い若手医師」相手に「それだけじゃあかんのやで〜!」タメ口でビシッと指導する、

なんとも不遜な仕上がりを見せています。


独自部分もモヤモヤします。

帝王切開は
心臓外科や脳外科のように
少しのミスが大きな合併症を引き起こす
難易度の高い手術ではないので、

ええ、
いいですよ〜!

症例の多い大病院で
手術を繰り返しながら練習をする!

多くの経験を積めば積むほど
いっぱしの産婦人科医らしくなっていくんだから
喜んでこの身体、差し上げましょう!

「いっぱしの産婦人科医」とは。

どこから目線なのか。

そして心臓外科や脳外科だったら若い若手には経験を積ませないのか。

患者の立場からすると
手先の器用さや熟練した手術の技は
魅力的だけど

 

人間味がある
優しい
笑顔がある
寄り添える暖かさがある

 

経膣分娩でも帝王切開でも
お産を介助するときに
このような人徳要素を兼ね備えている
医師や助産師は
患者さんのために全力を尽くすと思います。

 

結果として
心のこもった分娩介助、帝王切開と
なるのではないかなぁ。

人間味 笑顔 優しさ=人徳、ではないし、

笑顔がないお医者さん助産師さんは全力を尽くしていない、わけではない。


「技術や知識より人間性」いやいやいやいや。

技術や知識の不確かな人が、素敵な笑顔で信頼を掴み、心をこめて、全力を尽くしたら、別次元でヤバい。

地獄への道は善意で舗装されている。


笑顔で「泣いても血が出ても綿棒浣腸」とか「アフターピルで絶対避妊」とか、(おそらくは)よかれと思い全世界配信しちゃうみたいに。

 

HISAKOさんが「いい助産師」「いっぱしの助産師」かどうかはわかりません。

いっぱしのYouTuberだとは思います。

 

でも、

コピペしたり禁止場所で撮影配信したりするのは、

いいブロガー、いいYouTuber、いい患者ではないと思います。

 

先日、NHKで過去のドキュメンタリーが取り上げられていました。

コロナ禍よりずっと前に制作されたものですが、お医者さんの激務、研修医先生の真摯な葛藤が伝わります。


ましてコロナ禍の入院。

お医者さんや看護師さんたちは未知の病との闘いをも強いられていました。

そこで若い医師を軽々しく扱い、退院後には病院批判も繰り広げたばぶばぶ。


彼女たちの発信を受けて、若いお医者さんや研修医さん、看護学生さんを「ただの若者」と勘違いしてしまったママさんがいるなら。

ぜひ観ていただきたい番組です。


元記事HISAKOさんブログの類似部分を、元記事の流れに沿って引用、並記しています。あくまでも一部抽出ですので、元記事の意図は十分に汲めません。興味を持たれた方はぜひリンク先をご一読ください。
※まねブログのリンクは記事作成時点で確認できたURLです。バナーはブログ、タイトルテキストは魚拓にリンクしています。
※同じ文章は、2023年3月までnoteとアメブロプロフェッショナルブログにも掲載されていた可能性がありますが、いずれもHISAKOさんブログ一本化を理由に閉鎖・削除されています。

 

12人産んだ助産師HISAKOさんブログ

2020-10-23

いい医者・いい助産師

 

元記事 
外科医師・医学博士・作家

中山祐次郎先生

2016-12-07

 

青 元記事
もちろん、まれに信じられないほど手先が器用な外科医も存在していて、まさに神業とでも言わんばかりに、目にも止まらぬ速さで手を動かす人もいることは確かです。

赤 12人産んだ助産師HISAKOさん

帝王切開のときにも、
びっくりするほど器用に
手先を動かし、あっという間に終わらせてしまう
医師がいて

早い。だけど雑じゃなく丁寧。
すっごいな~神業・・・!

 

そしてある時気づいたのですが、筆者の出会ってきた外科医の印象では、医師になる前に「楽器や手を使うスポーツ」をやっていた人が多いのです。楽器であればピアノやバイオリン、ドラムなど。

ドラマ、『コウノドリ』では
主人公の産科医はピアニストでしたが

 

そういえば筆者は学生時代、楽器ではドラムを叩き、スポーツではサッカー(ゴールキーパー)をやっていました。ドラムなんて両手の協調運動ですから、手術と良く似た動きのような気がしています。
音楽をやってて
両手の協調運動をしている人は器用で
医療手技もうまい傾向にあるかもしれない
と思ったりします。


・助手に合わせられる、変幻自在という器用さ
分娩介助において
チームで動く他のスタッフたちに
いかにうまく合わせられるか。


変幻自在の器用さは
手先の器用さ以上に大事です。


例えば、動揺しない精神の強さ(大出血しても淡々と血を止める)、

産科は救命に匹敵するほど
「出血のリスク」に向き合う科だから
動揺しない精神の強さも器用さのうち。

 

1分1秒、変化する患者さんの状況に
落ち着いて的確に淡々と動ける
メンタルの強さが必須です。

 

コミュニケーション能力(イライラして他のスタッフに当たったりしない)、

イライラして
他のスタッフに当たったりする医師は最悪〜( ̄◇ ̄;)

 

更に一番大切なことは、人体の構造に対する深い理解と知識ですね。

人体の構造に対する深い理解と知識、そして技術を
一生懸命に蓄積することは大事です。

 

人間の体というものは、ほとんどみな同じ部分と、人によって大きく異なる部分があります。

人間の身体は
ほとんどみんな同じなんだけど
人によって大きく異なる部分もあって