12人産んだ助産師HISAKOさん、こどもまなびラボさんから心理学者・石﨑一記先生ふたつのインタビュー記事まねブログです。
こどもまなびラボさんからの発掘は、
・子どもの集中力。 最後まで座って食べられないのは当たり前!
に続き3回目です。
※2023年3月のHISAKOさんブログ一本化(アメブロ、noteを閉鎖)以降、削除されていることがままあります。削除理由は当方ではわかりかねます。
2021-04-03
関連動画
こどもまなびラボさん
心理学者・石﨑一記先生インタビュー記事
2018-12-24
青 元記事
でも、教育熱心な親御さんたちほど、ただの遊びに対しても「なぜこれをやるの?」「なんのためにやるの?」と、考え過ぎてしまう。
赤 12人産んだ助産師HISAKOさんブログ
つい、ママは
ただの遊びに対しても
「なぜそれをやるの_」「なんのために?」
と考えすぎてしまいます。
そうではなくて、ただそこにある「環境」と関わればいいのです。
遊びとは、ただそこにある「環境」と
自由に関わることです。
ところが、「今日の昼食はニジマスですよ、ひとり1匹ずつ捕まえて焼きなさい」と告げられたとしたらどうでしょうか? 子どもたちはお昼ご飯を食べるためにニジマスを捕まえなければならない。同じことをやっているようでいて、これはもはや作業です。まったくもって遊びではないですよね。
子どもが外で遊びたがっているのに
知育おもちゃを渡して
これで遊びなさいって強制されても
それはもう、子どもにとっては
遊びではなく課題ですよ。
生きること自体もそうですが、子どもにとっての遊びは、つねに自分から環境に対して働きかけないといけないものなのです。
生きること自体そうですが、
子どもにとっての遊びは、
常に自分から環境に対して働きかけないといけないものです。
そして、それに応じて環境が変化する。
そしてそれに応じて
環境が変化する
それを受けて、また子どもの行動が起きる。
それを受けてまた子どもの行動が起きる。
つまり、遊びとは行為の連鎖として起こるものです。
つまり遊びとは、
行為の連鎖として起こるものです。
ところが、親御さんは「外遊びが子どもの情操にいい」などと考えて、いい子に育てるために、子どもの意志とは関係なく外遊びをさせようとする。
ママはつい
「外遊びが子どもの情操にいい」
と聞けば、子どもの意思とは関係なく
外遊びをさせようとするし、
それでは、単なる作業、あるいは課題ではありませんか。
遊びではなく課題ですよ。
そんなものが面白いわけがない。
そんなのおもしろいわけがないですね。
子どもにどんな遊びをさせるのがいいか——そんな発想をまずやめましょう。
子どもにどんな遊びをさせるのがいいのか。
まずそんな発想をやめちゃいましょう!
子どもの自律性の発達を妨げるのなんて簡単ですよ。「ああしなさい」「これしちゃ駄目」「こうしたほうがいいんじゃない?」と言うだけでいい。
家で遊ぶのも、外で遊ぶのも、
「こうしなさい」「これしちゃダメ」
「こうしたほうがいいんじゃない?」
が、ないように、
とはいえ、先にお伝えしたように、考え過ぎる必要はまったくありません。外遊びの効果を最大限に子どもにもたらすには、あれやこれやと言わず、子どもと一緒になって親御さんもただ楽しめばいい。それに尽きます。
考えすぎずに子どもと一緒になって
ママも一緒に楽しむ。
それに尽きます。
こどもまなびラボさん
心理学者・石﨑一記先生インタビュー記事
2018-12-25
青 元記事
幼い子どもの場合、それこそ公園に遊び道具を持っていく必要なんてありません。
外遊びといえば公園。
子どもと公園に行くとき、あなたは何を持っていきますか?
基本的にわたしは
遊ぶための道具は持っていきません。
幼い子どもは、知能の原型となる「感覚運動的な知能を使う」段階(インタビュー第1回参照)。感覚を使って公園の環境自体を味わうことが大切です。
子どもたちは感覚を使って
公園、海、山、野原・・・
その場所の環境自体を味わって
十分に遊びます。
たとえば、風や光、植物。あるいは硬さ、柔らかさ。
風、光、植物。
硬さや柔らかさ。
歩くにしても、地面と砂場、落ち葉がたまっているところではその感触がちがいますよね。
歩くのひとつとっても、砂浜とコンクリートの道、
落ち葉がいっぱいの土の上、
その感触は違いますよね。
それから、遊具などに登ったときの視点のちがい。いわゆる、高さですね。そういう豊かな感覚をつかむことがポイントとなります。
そういう豊かな感覚をつかむことが
遊びなのだと思っています。
親が与えるべきは環境であり、安全です。
ママが与えてあげるべきものは、
道具ではなくて、環境であり、
安全です。