- 『いい加減な人ほど英語ができる』の著者、堀江 珠喜先生の授業についてご紹介します。
ポイントは:
●授業中は英語のみ(日本語禁止)。
●使用する教材は『くまのプーさん』『メリー・ポピンズ』『不思議の国のアリス』『幸福な王子』など、英米人なら必ずといっていいほど、子どもの頃に好んで読んだ名作のいずれか。
●学生とコミュニケーションする。
このほかに、先生のファッションの話もあり、先生は『ファッショナブル・イングリッシュ・クラス』と呼んでおられますが、要するに:
なにしろ難しい単語、知らない英単語を辞書で引いてまで使わず、simple easy Englishを、「自分の言葉」として話すように指導している。
とのことなのです。
この授業って、やってみるとわかるのですが、教える側の「教えるというレベル」が高くなくてはできない授業です。
特に生徒のレベルを把握し、生徒に分かるように、そして生徒が英語を使うように、それを自然にもって行く。
堀江先生は冗談を交え、面白く表現されていますが、『プロの技』だと思います。
中国語でもこんな授業ができないか。
そんなことを考えるのですが、今、このような『コミュニケーション第一』の中国語教室ってあるのでしょうか?
SC神戸中国語スクール の森川寛先生は、教材は生徒にあったレベルのものを自作されていて、『雑談形式』とご本人が名づけられている方法ですが、この堀江先生の方法に近いと思います。
他の中国語教室はいかがでしょうか?
もし、良い教室があるようでしたら是非お知らせください。
どうぞよろしくお願いします。
いい加減な人ほど英語ができる (祥伝社新書 178)/堀江 珠喜
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