■ネパール文化交流協会■「第7回 ダルマ・ラマ会長とネパール料理をつくって味わう会」参加レポート | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

イミズスタン・アンバサダー

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

 

  第7回ダルマ・ラマ会長とネパール料理をつくって味わう会

 

 

 



ナマステ~

 

 

 

今回の随筆は、2024年6月9日に開催された、富山ネパール文化交流協会主催

 


第7回 ダルマ・ラマ会長とネパール料理をつくって味わう会


の参加レポートです。

 

 

 

私、7回連続(皆勤賞)で調理から参加させていただきました~!

 

 

 

その1/調理する探偵

 

 

 

 

説明するダルマ会長(近影)

 

 

 

 

今年は例年より1か月ほど開催時期が早く、これまでのような連日30度を超えて蒸し蒸しするようなこともなく快適な環境でした。

 

 

会場はお馴染みの成美公民館(高岡市大坪町)。

 

 

午前の部は有志が集まり、ダルマ・ラマ会長と県内在住ネパール人の皆さんの指導のもと、皆でネパール料理を作りました

 

 

 

 

さすがに7回めとなると参加者には顔見知りの方も多く、セミプロ級の方もちらほら。

 

 

 

 

いくつかのテーブルに分かれて、複数種類の総菜(タルカリ)を作りました。

 

 

 

 

スパイスなど。

 

 

 

◆ マトンカレー 製作風景

 

 

 

 

【マトンカリ】(カシコマス・タルカリ)の材料です。

 

 

 

 

玉ねぎはスライスで。

 

 

 

 

温まった こめ油 にクミン、メティシードを投入し、香りを油に移します。

 

 

 

その後、ニンニクを入れてから、、

 

 

 

 

マトンを投入してじっくり火にかけます。

 

 

 

 

玉ねぎは”後入れ”でした。

 

 

インドのマサラづくりでは最初に玉ねぎを炒めることが多いし、なんならこれまでのダルマさんも最初に玉ねぎを炒めてましたが、、

 

 

 

 

お兄さん「最初でも後からでも大丈夫デス!」

 

 

後入れだと、少し甘口に仕上がるそうです。

 

 

 

 

さらに、ショウガを終盤に入れて香りを引き立たせます。

 

 

 

昔からネパールでは、(スパイスが高価だったので)スパイスに頼らずニンニクとショウガをメインに味を付けるのが定番でした。

 

 

 

 

完成!

 

 

煮込み時間の割には柔らかく、塩加減やや強めな肉肉しい仕上がりに。

 

 

 

◆ チキンカレー 製作風景

 

 

 

【チキンカリ】(ククラコマス・タルカリ)は定番品!

 

 

 

 

皮ごと使いますよ。

 

 

 

 

こめ油にクミンシード、メティシード。

 

 

玉ねぎは”先入れ”でした。

 

 

 

寸胴鍋にチキンを豪快に投入するダルマ会長

 

 

 

 

煮込むうちにスープが出てくるので、、

 

 

 

 

チキンスープをよけておいて、他のいろいろな料理に使うのがこれまでのダルマさん方式でしたが、、

 

 

 

 

今年は調理責任者の意向で使わず。

 

 

このあたり、面白い。

 

 

 

 

箱マサラを入れて煮込んで完成です。

 

 

 

◆ プラウ 製作風景

 

 

 

 

ハレの日には欠かせないプラウの製作は大量のギー(すましバター)を溶かすところから。

 

 

 

 

それで焦がしメティをつくって、ホールガラムマサラを投入して、

 

 

 

 

炊飯器に米と水を入れた後、メティごとギーをぶっこんで炊き上げます!

 

 

 

◆ マショウラのタルカリ 製作風景

 

 

 

ベジタリアン御用達のソイミート(マショウラ)です。

 

 

 

 

水に浸して戻したら軽く炒めて下味をつけておきます。

 

 

 

 

ゆでたグリーンピースを炒めて、トマト、パウダースパイスを投入。

 

 

 

 

色どりも良く仕上がりました!

 

 

 

◆ ムラ・コ・アチャール 製作風景

 

 

 

 

今年の担当者(富山に来たばかりのネパール人青年)は大根とニンジン(素揚げする工程は無し)、生のスライス玉ねぎ、ゆでグリーンピース、ゆでジャガイモ、焦がしメティ、白ごまパウダー、ショウガを全部鍋に入れ、、

 

 

 

 

レモン汁を大量に絞ってから、ただひたすらに、豪快に手でミキシングして作り上げていましたよ。

 

 

 

 

完成図。

 

 

 

◆ ゴルベラ・コ・アチャール 製作風景

 

 

ギーでニンニク、メティを炒めてから、

 

 

 

 

トマト、ターメリック、塩を加え、

 

 

 

 

赤唐辛子とフレッシュトマトをガン入れして煮詰めます。

 

 

 

 

今年はさらにティムル(ネパール山椒)が入りました!

 

 

 

 

完成!

 

 

マーラー感がビシバシとした味わい。

 

 

他の食材と合わせて味変につかったり大活躍でした。

 

 

 

◆ バトマス・コ・アチャール 制作風景

 

 

 

これはいつの間に作っていたのでしょう?

 

 

 

ポリポリとした食感が良い感じに仕上がっていました。

 

 

 

◆ その他

 

 

 

ネパールの皆さんにも好評な「そうめん」ももちろん登場!

 

 

 

その2/食べて交流する探偵

 

 

 

お昼過ぎには隣りの会場に移動して、

 

 

 

 

料理を取って、各自で盛り付けです。

 

 

 

探偵の食卓

 

 

 

 

豪快に手喰い!

 

とても美味しい!

 

 

 

 

出来上がったネパール料理と素麺をみんなで一緒に食べました。

 

 

 

これまで参加者が多い年もあれば少ない年もありましたが、今年は特に多かったです。

 

 

というのも、高岡市にできた企業の工場で働くネパール人(+ミャンマー人)の皆さんが30人で参加されたから。

 

 

調理部門でも、その方たちが大活躍で、ダルマさんのスタイルとはちょっと違う作り方が見られたりして興味深く、大変勉強になりました。

 

 

 

 

日本語学校の先生による、

 

「ネパール人のあんなこと、こんなこと」

 

という楽しい発表を聞いたら、、

 

 

 

率先して踊るダルマ会長

 

 

 

最後はやっぱりレッツダンシング!
 

 

レッサム・フィリリ~♬

 

 

 

 

とても和やかで有意義な交流ができました。

 

 

 

このような素晴らしいイベントに参加させていただき、感謝します。

 


またネパール行きたくなりました!
 

DANNYAWAD

 

 

 

※参考リンク

 

富山ネパール文化交流協会
http://toyama-nepal.org/
https://www.facebook.com/ToyamaNepalCultureExchangeAssociation/

***

 

 

 

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