ドービー・ガート(野外洗濯場)見学■Vinay health home(ムンバイ)■ミサルパウ他 | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃん です。

 

 

 

インドタイ王国 遠征 2024 新春 

 

 

 

 

第2章 ムンバイ 編

 

 

 

#010 Vinay health home 

 

 

 

 

翌朝。

 

 

 

 

街が少しずつ、動き出します。

 

 

 

フレッシュメティ

 

 

 

ペットの牛

 

 

 

とりあえず「スラムキャット$ヤミオネア」を目指すために、映画の舞台にもなってちょっとした観光名所にもなっている「ドービー・ガート(野外洗濯場)」に行こうかなと思うけれど、まずは朝食を食べることにしましょう。

 

 

 

Vinay health home

 

 

 

こちら、バック湾北東に位置する、「ムンバイで軽食を食べるならココ!」といわれるお店。

 

 

 

 

とにかくメニューが多いんです。

 

 

 

探偵の食卓

 

 

 

ムンバイの軽食で一番有名なのは「パウ・バジ」(パンと野菜どろどろカレーのセット)ですが、ここはあえてそれを避け、それよりもっと美味しいものを選択。

 

 

 

ミサル

 

 

 

それがミサルです。

 

 

 

 

普通のバジにかた焼きそばみたいな揚げめん、生玉ねぎシャキシャキとダニヤがトッピングされたチャート風のデラックスな軽食です。

 

これ、ムンバイっ子に大人気。

 

 

 

パウ(ブレッド)

 

 

 

そしてシンプルな契りパン、甘くもなく、塩気も無いプレーンな食事パン「パウ」がしっとりとしていて、すこぶるご機嫌になります。

 

 

 

 

パウでミサルを挟み込んでそのまま口腔内にぶっこむとヤミオネア気分に。

 

 

 

Piyush(ピユシュ)

 

 

 

そしてムンバイならではの「ピユシュ」も飲んでみたかったやつー。

 

 

黄色い謎ドリンクですが、色の元はサフラン。

 

ベースは激甘ラッシーですが、サフランの色と香りがついて、ナツメグがガン入りで、独特の風味がするんです。これは日本では難しいでしょう。

 

 

 

まあ、甘すぎるので、私は1回でいいかな。にゃはは。

 

 

 

Kothimbir Vada 

 

 

 

マハラシュトラ州の軽食、ほかにもいろんなものが。

 

 

 

 

こちらはフレッシュメティの葉っぱがいっぱい練りこまれたじゃがいもを四角に成型して揚げたもの。

 

ココナッツチャトニ(辛口)とケチャップを添えて。

 

 

フレッシュメティが入ってる時点で優勝。

 

 

 

Sabudana Vada

 

 

 

ラドゥーとは違うのだよ、ラドゥーとは!

 

 

じゃがいもにサブダナ(タピオカ)をミキシングして揚げたもの。

 

 

 

 

食感が楽しい。皮のパリパリもイイネ。

 

 

ココナッツチャトニとチョーカーをつけていただきました。

 

 

 

 

まわりのおじさんたちを見ると、たいていは私と同じ「ミサル・パウ」を食べてましたね。

 

 

あとは「Poha(ポハ)」も人気があるようでしたが、それはまた後日調査することに。

 

 

 

Fiki Chai

 

 

 

ムンバイほどの都会になると無糖があたりまえに飲めますよ。

 

 

 

#011 ドービー・ガート(野外洗濯場) 

 

 

 

 

「もしインドに住むとしたら、ムンバイかなあ」

 

 

そう思えてくるほどに、気候は良いし、人人は余裕があってガツガツしてないし、食べ物は美味しい。

 

特に、この後いろいろ調査するのですが、シーフード王国なのが素晴らしい。

 

 

 

その一方で、貧富の差が激しく、スラム街があって、一生を洗濯場で洗濯だけして生きている人人もいる。

 

 

 

 

ちょうど駅舎から俯瞰できる区画に、それはありました。

 

 

ムンバイのホテルや病院のリネンなどを洗濯して生計を立てている「Dhobi」と呼ばれる人たちの職場であり、生活の場です。

 

 

洗濯物を振り回し、コンクリートや石に打ち付ける原始的な洗濯方法で、100年以上の歴史があり、5000人以上が働いているといいます。
 

 

 

 

中に入って見学することにしました。

 

 

 

 

すると中の住人のおじさんが出てきて、中を見学したいなら300ルピーを払ってくれと。

 

その代わり、ガイドもするし、写真撮影も自由だから、とのこと。

 

これは事前に耳にしていたことだったので了承しました。

(※タイミングや人によって変わると思います)

 

 

 

 

おじさん「毎日洗濯をしているから、足の裏が漂白されて指紋も溶けたよ」

 

 

 

 

意外に機械化も進んでいる?

 

 

 

 

中の人たちは基本的に観光客に好意的です。

 

 

 

 

おじさんに案内され、奥へと進む。

 

 

 

 

おじさん「ブランドものも扱ってるんだよ」

 

 

得意げ。

 

 

 

 

家族全員で洗濯をしているそうで、そんな所帯がひしめき合って生活しているようすでした。

 

 

 

 

ここは休憩所みたいな空間。

 

 

 

 

質素な食事。

 

 

 

 

アイロン係。

 

 

この鉄アイロンが激重で、14kgもあるのだとか。

(※実際にアイロンがけもさせてもらいました)

 

 

 

伸び猫

 

 

 

 

お部屋を拝見。

 

洗濯ものをたたむお仕事中。

 

 

 

 

自分の頭を洗濯中のおじさん。

 

 

 

 

どんな溶剤をつかっているのか、インディゴ(藍)が溶け出していました。

 

 

 

 

見学は約30分ぐらい。

 

 

 

外に出て見上げると、ドービー・ガートを取り囲むように超高層ビル群がそびえ立っていました。

 

 

 

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

 

 

***

 

 

※今回の遠征記(ムンバイ、ゴア、バンコク)のもくじはこちら

 



※アムリトサル、ラホール、グジュランワーラー、ペシャワールの遠征記2023はこちら

 



※デリー、カトマンズ、コルカタ、バラナシの遠征記2020はこちら

 



※シンガポール、チェンナイ、マドゥライ、コーチの遠征記2019はこちら

 

 

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