サキさんはイミズスタンの生き証人 ■ ザイカ(新湊)■ バイキング、イワシフライ、マトンカラヒ | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

カレー探偵、やみちゃん です。




今日のカレー活動は、ザイカ。












WEEKEND CURRY BUFFET


チキンカレー

じゃがいもマトンカレー

野菜カレー

ゆで卵とひよこ豆のカレー

チキンパコラ

野菜パコラ

サラダ

スープ

白米

ビリヤニライス

ナン、ロティ  


(イワシフライ 別料金)


食べ放題で1400円(税込み)です。

未就学児は半額、3歳以下は無料。



週末のお楽しみ、ザイカバイキング!


2週間ぶりにやってきました。



ラホールの下町食堂の味です。

レストランのリッチテイストにはない、家庭的な味わいがします。








今日は早い時間だったこともあり、サキさんも相席して、一緒にランチ。




珍しく饒舌なサキさんは、いろいろイミズスタンの昔話を披露してくれました。




約20年前、サキさんがまだ40歳の頃。



カシミール射水のオープン前年に空き地でハラール弁当販売からスタート、1日に83個ぐらい売れたのだとか。



すぐにDILさん(故人)ほか数人が追随して弁当販売を開始したこともあり、売り上げは半減してしまったそうですが。。


それでも弁当は3、4年は販売していたそうです。




ちょうどその時すでに名古屋で数店舗のレストランを経営していたアリ社長は、富山でもカレービジネスいけると判断し、翌年に初代コンテナレストラン(カシミール射水)を開き、サキさんに総料理長を任せます。



とはいえ、当初は水道も引いてなく、鍋1個とタンドールのみ。


スタッフはサキさんの他は調理の経験がないスリランカ人のデワさんと、その彼女(現夫人)だけ。


設備も人も足りなくて大変苦労したそうです。



やがて1年後にゲアヌっち(現・岡崎市)。

4年目にダパさん(現在も勤務)が入ってきます。


2人はネパール人でしたが、パンジャーブ料理の技をとことん伝授したそう。


ダパさんが今、カシミール射水の大黒柱として活躍中なのは、この随筆でもしばしば取り上げている通りです。






遠い目をして語るサキさん(近影)




やがて、常連の新聞記者T氏と親しくなり、新聞でカシミール射水を紹介されたことがきっかけで、メディア取材が少しずつ増えていきます。



人気店となったカシミール射水に触発されて、知人のラジャ氏がRAJAレストランをはじめ、一時はカシミール射水を抜く人気となり、良きライバルと化したこともありました。


(のちにカシミール射水が再度追い抜き、RAJAレストランは閉店し、ラジャ氏は群馬県へ移住。この頃(2009年)、カレー探偵やみちゃん が活動を開始)



さらに、あの"黄金城" DILレストラン(現在は閉店)もオープンし、メガネ兄貴というスーパースターも登場。




2011年、ホットスプーン開店。

(私は客人第1号でした)




2012年にはサキさんがカシミールから独立し、ザイカカレーハウスを開店。

(私は客人第4号でした)




このとき、私は八潮市のヤシオスタンからヒントを得て、射水市をイミズスタンと命名しました。





なお、カシミールのアリ社長からは、いまでも感謝され、いつでもカシミールに戻ってほしいと頼まれているそうです。etc..



人に歴史あり、イミズスタンに歴史あり。




***





或る日のカレー活動は、ザイカ。



MUTTON KARAHI

FISH FRY

3 FOLD PARATHA

CHAI



ちょっとだけ久しぶりなサキさん詣でした。



5/27にメガネ兄貴が帰ったあとの、胸にぽっかり空いた穴を埋めてくれるのは、やはりサキさんとカトゥ君なのでした。。






さて、癒しのダル風呂に入ろうとしたところ、アジがあるとのことでアジフライ






さらにはいつだってチャパティ派だからチャパティを頼んだら、なぜかスリーフォールドパラタ






カレーも自動でマトンカラヒ




ふふふふふ。




ダル風呂は、また今度でいいかぁ。




腹パンジャーブな午後。





やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」