カレー探偵、やみちゃんです。
ナマステー！！
2020年1月2日から14日までの約２週間、北インドとネパールへカレー遠征（ひとり旅）をしてきました。
◆◆ カレー遠征 2020 新春
『北インド＆ネパール遠征』 編
[21] Bhojohori Manna
南コルカタの高級住宅地でガチベンガル海老活動！
Bhojohori Manna 外観
あたりもだいぶ暗くなった頃、バイタクで南コルカタ・バリゴンジ（Bally Gunj）にあるちょっとイイ店「ボジョホリー・マンナ」へ。
（※一般道は常に大渋滞のため、タクシーで移動するのは困難。10kmを１時間かけて進む感じ。そのため、地下鉄やバイタクでの移動がおすすめです）
バリゴンジは高級住宅地として知られており、したがってこの店の客も富裕層が多いと思われます。
店内風景
この店でどうしても食べたいものがありました。
そう、その名は「DAAB CHINGRI」です！！
「ダーブ・チングリ」・・・ココナッツの器に海老が頭から”犬神家の一族”状態でダイブしてるヤバイ料理ですちゃ。
他にも出す店はあるらしいのですが、この店の「ダーブ・チングリ」はとにかくヤバイとの噂。
コルカタナンバーワンの「ダーブ・チングリ」なのだとか。
うひょーーー楽しみすぎるーーー！！
黒板メニューきたー
おおっ、壁面にはトゥデスペの文字が！
しかもトゥデスペだけで全14品もあるじゃん！
上から全部もってこいやーー！！
って、、、
「ええっ！！」
× JUMBO DAAB CHINGRI
もしかして、”×”が付いてる？
うおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ
「ダーブ・チングリ」目当てで、それだけが目当てで、わざわざこの店まで来たのに！富山県射水市から！
なんでだよ、ひどいじゃんかよ！
なんで売り切れてるんだよ！
まさにダーブ・チングリ返し！
探偵の食卓
失意のまま、スタッフのお兄ちゃんに自分の食べたいものを適当にオーダーしました。
JUMBO CHINGRI MALAI
ゴゴゴゴゴ・・・
ダーブ・チングリがダメなら、「チングリ・マライ」あるのみ！！
でけえ！！
さすがはジャンボを名乗るだけあるよ！
余裕の20センチごえ。
「俺の方がでけえんだよ！！」
そんな男たちの見栄の張り合いにも似た幻聴がきこえてきたよ。
たけくらべの図
もうね、やみ猫先生よりデカいんだもん。きゃっ。
スタッフによる撮影会
「やみ猫先生と海老のたけくらべ」がよほど珍しかったのでしょう。
スタッフがたまらずスマホを取り出して、「撮影して良いですか」と。
もちろんＯＫさ！
その後、コルカタ全域に配信です。にゃはは。
オンザプレート
諸行無常
怪物（モンスター）を平らげた図。
ありがとう、海老君！
ライスはボウルで
とにかくベンガル人はライスを山ほど喰うんですよ。
一人前がボウルいっぱいですちゃ。
1/3で腹パンでした。ぶわ。
MUTTON KOSHA (Half size)
これぞ本場のコシャマンショ（ベンガル式マトンカレー）です。
肉が柔らかすぎ
マトンがめっちゃ柔らかくてやばい！！
フレッシュマトンの破壊力よ！！
グレイビーマサラ
そしてグレイビーが濃厚スパルタン！
コルカタ滞在中でもっとも美味しいと思った料理です。
こりゃすげいわ。。
手喰い証明図（※本気モード）
もちろん本気モードで、ダールを。
味噌汁ポジションですからー。
BHETKI RONG PURI
「ベトゥキ」きたーーーー！！
魚のバナナ葉包み焼きですちゃ！！
開封之儀
白身魚の切り身が、マスタード味のマサラでふんわりと蒸し焼きに。
断面図
中までマスタードの風味が沁みっ沁み！！
これは美味しい漁師メシですね！！
この魚、クセもなく柔らかくてジューシーで良いわぁ。
味変セット
ライムと、青唐辛子と、砂糖です。
HATH RUTI
ベンガル料理でいうところの「ハス・ルティ」、これはいわゆる「チャパティ」ですちゃね。
私はいつだってチャパティ派なんです！
スタッフの皆さんと
スタッフは若く、知的好奇心が旺盛な青年たち。
私にも日本のことを貪欲に質問してきて談義がとまんない！
「記念に日本のお札が欲しい、インドルピーと交換してくれませんか？」
そう頼まれたけれど、あいにく財布には諭吉しかいなくて、
「7000ルピーと交換だけど大丈夫？」
というと、さすがにそれは無いよと、とっても残念そうでした。。
友だちも参加
近くに住んでいたら間違いなく常連になるでしょう。
何を食べても美味しかったし。
そしてやっぱり、ベンガル人の人懐っこい感じ、好きだにゃ～。
■ 次回予告（Next Yummy）
[22] Sufia レストラン
モスク前のハラールレストランで朝ニハリ再び！
＊＊＊
■ 北インド＆ネパール遠征編 2020年 新春 テーマ曲
「Wind Climbing～風にあそばれて」
■ おすすめ書籍
※このカレー遠征に際し、貴重なアドバイスをたくさんいただいたアジアハンター代表・小林さんの著書です。必読の書。
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日本の中のインド亜大陸食紀行
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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。
（やみちゃんも登場！） 必読の書。
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「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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