Newa Lahana / カトマンズ ■ 北印度&ネパール [08] ネワール族伝統料理! | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

ナマステー!!

 

2020年1月2日から14日までの約2週間、北インドとネパールへカレー遠征(ひとり旅)をしてきました。

 

◆◆ カレー遠征 2020 新春

 『北インド&ネパール遠征』 編

 

 

第2部 カトマンズ編
 [08] Newa Lahana
  郊外のキルティプールで食べたネワール族伝統料理!

 

 

 

タクシーはここで断念

 

 

我がカレー遠征のメンター、アジアハンター小林さんから、

 

「(ネワール系レストランなら)”Newa Lahana”が素晴らしい」

 

と教えていただき、これは外せないなとタクシーでやってきたのがカトマンズ郊外のキルティプルという都市。

 

中心部から南西に10kmほど先の高台にありました。

 

 

タクシーならお店まで直行だろうと思っていたのですが、なぜか店の1kmほど手前で降ろされます。

 

 

ドライバー「この先は道が狭いから通れません、歩いて行って下さい」

 

 

ぶわぶわ。

 

 

 

 

 

高層建築が並ぶ

 

 

車が通れない細い道は坂と階段の連続で、まるで迷路のよう。

 

 

 

 

 

謎の通路

 

 

さらには、Google MAPを見ても詳細な地図が出来ていなく、この周辺は道が無いことにされている始末。

 

 

しかたがないので方向感だけを頼りに、謎の通路を抜け、或いは階段を昇降し、彷徨うことに。。

 

 

 

 

 

道なき道

 

 

・・これ、夜に来てたら遭難したかも。ぶわ。

 

 

 

 

 

石段がいっぱい

 

 

本当にこれで合っているのかな?

 

人に尋ねようにも、人がいない状態。

 

 

 

 

 

遠くにカトマンズ中心部が見える

 

 

辺鄙な場所に来ちゃったなあ。

でも、オラ、なんだかワクワクすっぞ!

 

 

 

 

 

なだらかな坂道

 

 

いい加減に店を見つけないと、膝の爆弾がやべえYO!

 

 

 

 

 

住民発見!

 

 

やがて民家が密集したエリアに到達しました。

 

野犬多し!

 

 

 

 

 

やたら高層な民家

 

 

高台の狭い土地に無理やり高層住宅を建てて住んでいるのでしょう。

 

日本だったら建築基準法ガン無視な、レンガ造りの危なっかしい建物が多かったです。にゃはは。。

 

 

 

 

 

寺院発見

 

 

開けた空間に出ました。

もうそろそろ店があってもいいはず。

 

近くにいたおじさんに場所を尋ねると、たしかにこの近くだと。

 

 

 

 

 

Newa Lahanaへの道

 

 

おじさんに聞いた道を進みます。

 

 

 

 

 

ゲートに到着

 

 

ようやく店の看板を見つけました。ホッ。。

 

 

 

 

 

Newa Lahana 外観

 

 

きたーーーーー!!

 

なんだかオラ、ここに辿り着くだけで腹が8分目になったぞ!

 

 

 

 

 

店内風景

 

 

レストランは建物の最上階(4階?)にありました。

 

むしろの上に座布団があり、そこに座ります。

 

 

 

 

 

メニュー表紙

 

 

うん、間違いなくレストランです。

 

表紙には「サマエバジ」が載っていました。

「サマエバジ」 はネワール語で 「軽食の盛り合わせ」です。

 

 

 

 

 

探偵の食卓

 

 

いま、君は美しい。。

 

 

ネワール族は、カトマンズ盆地の土着の民族(先住民)。

 

一年の中に、数えきれない程のお祭りがあり、その際に親戚一同が集まって食べる伝統的な料理がこの「サマエバジ」なんです。

 

沙羅双樹の葉で作った葉皿にこんもりと盛られていました。

 

 

 

 

 

チャタマリ

 

 

米粉パンケーキ。

 

 

 

 

 

チキンチョイラ

 

 

冷製で、激辛仕上げでした。

 

 

 

 

 

アチャール

 

 

塩強め。

 

 

 

 

 

バラ

 

 

お馴染みのめっちゃ硬いやつね。にゃはは。

 

 

 

 

 

サーグ

 

 

 

 

 

バトマス

 

 

 

 

 

アンダとチウラ

 

 

スパイシーゆで卵と、大量のライスフレーク。

 

口腔内の水分が全部もっていかれる系。

 

 

 

「サマエバジ」自体は、帝都・新大久保の「ナングロガル」や「アーガン」などでも提供されているので食べたことがある人も多いと思います。

 

今回、現地でオリジナルを食べて感じたのは、「帝都の店がいかにマニアックなものをそのまま提供しているか」ということ。

すごいですよね。

 

 

もっとも、「Newa Lahana」の「サマエバジ」は、ヒーヒーいうほど辛いし、塩もかなり強い、ネワール指数100のテイストでしたが。にゃはは。

 

 

 

 

 

カチェラ(水牛肉のユッケ)

 

 

もう一品、小林さん推奨の「カチェラ」をオーダーしました。

 

これはなかなか貴重なもので、バフ(水牛肉)のユッケです!

 

生肉食べて大丈夫かなと思いましたが、、

 

まったく平気でした!

 

 

そしてこれを食べた私は、

 

「ぐいーーーーーん!!」

 

 

キルティプルの青空に吼えたのです。

 

 

 

 

 

高低差がえぐい

 

 

また、せっかくなので真っ昼間からダークブラウンライスビールを。

 

 

 

 

 

探偵の杯

 

 

これ、しゅわーとほのかな酸味がある美味しい酒でした。。

 

くせになるやつやー。

 

度数も6%ぐらいかな。

飲みやすいです。オススメ。

 

 

 

 

 

屋上からの眺め

 

 

かなり辺鄙な場所ではあるけれど、住宅は多いです。

 

 

 

 

 

ぼーっと眺める

 

 

ライスビールがまわってきて、ほろ酔い探偵。

 

 

 

 

 

階下におばちゃん

 

 

ん?

 

階下でネワールのおばちゃんたちがなにか作業をしているよ。

 

見学に行こう。

 

 

 

 

 

ネワールの主婦たち

 

 

やみ「何してるんですかー?」

 

おばちゃん「バフ(水牛肉)の下処理をしてますよ」

 

 

見たところ、内臓(胃袋)の洗浄と皮むきをしているようでした。

 

 

そういや、バフをよく食べるわりには生きた水牛は見ないな。

どこで飼育してるんだろう?

(→これは後に見学がかないました。近日中にUPします)

 

 

 

 

 

スタッフ

 

 

ちなみに、ウエイトレス(左)はネワール民族の伝統衣装を着て接客してくれています。

 

この店は「ネワールの伝統文化を守る」活動をしている非営利団体が経営しているらしいです。

 

素晴らしいですね。

 

 

 

 

 

厨房内風景

 

 

干し肉がいっぱいぶら下がっていました。

 

 

 

 

 

退店したものの・・

 

 

さて、今度はどうやって戻りましょう?

 

 

 

 

 

ブラヤミ

 

 

ぶらぶらと、タクシーを探すやみ。

 

まずは広い通りに出なきゃね。

 

 

 

 

 

洗濯をする主婦

 

 

昔ながらの方法で洗濯するネワール族の主婦がいました。

 

 

・・私?

 

心の洗濯をしていますよ。

 

 

 

 

 

ようやく大通りへ

 

 

路地裏でナンパした中学生2人組にタクシーのいるところまで連れていってもらいました。

 

意外にも近いところに大通りが。

 

サンキュー、少年たち。

 

 

 

 

 

ここでタクシーをゲット

 

 

なんとかタクシーに乗り、カトマンズ中心部へ戻りました。

 

 

しかし、帰りはスムーズだったなあ。

 

来たときにあんなに変な場所でぐるぐる彷徨っていたのは何だったのでしょう?

 

まあ、いいか。

おかげで楽しかったにゃ。

 

 

 

 

■ 次回予告(Next Yummy)

[09] GILINGCHE

 チベット料理を喰う!ダルバール広場とバザール散策!

 

 

 

***

 

 

北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 もくじ(リンク)
 ↓↓↓
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12567318192.html

 

 

北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 テーマ曲


「Wind Climbing~風にあそばれて」

 

 

■ おすすめ書籍

 

※このカレー遠征に際し、貴重なアドバイスをたくさんいただいたアジアハンター代表・小林さんの著書です。必読の書。

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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

 (やみちゃんも登場!) 必読の書。

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「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

 

 

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