ギリンチェ / カトマンズ ■ 北印度&ネパール [09] チベット料理を喰う!ダルバール広場! | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

ナマステー!!

 

2020年1月2日から14日までの約2週間、北インドとネパールへカレー遠征(ひとり旅)をしてきました。

 

◆◆ カレー遠征 2020 新春

 『北インド&ネパール遠征』 編

 

 

第2部 カトマンズ編
 [09] GILINGCHE
  チベット料理を喰う!ダルバール広場とバザール散策!

 

 

 

ひときわ目立つ黄色い看板

 

 

訪問順は多少前後しますが、或る日の夕方。

 

メインストリートから少し入ったところに、ひときわ目立つ看板が。

 

 

 

 

 

ギリンチェ・チベタンレストラン 外観

 

 

ふふん、チベット料理の店があるよ!

 

よし、入ろう。

 

 

 

 

 

店内風景

 

 

いやー、広いです。

 

この後けっこう客が入って賑やかになりました。

 

(※日本人のグループ客も多かったです)

 

 

 

 

 

メニュー(一部)

 

 

店名に偽りなし!

 

「トゥクパ」に「テントゥック」といったお馴染みの麺料理はもちろん、「モモ」も(チリモモ含めれば)6種類あります。

 

これらはもともとはチベット料理ですからー。

 

 

もっとも、”チベット民族”は、その大部分が中国のチベット自治区(※弾圧されている)か、或いはブータンに居住していて、ネパールには少数民族としてしか分布していないそうです。

 

それでも、ネパールの中で「モモ」などがこれほどまでに普及しているのは、それなりの人口を誇る”ネワール族”や”タマン族”がそもそもチベット系だからかなと。

 

 

 

 

 

トゥンバ(Tongba)

 

 

さて、私ですが、これまでいろいろなネパールのお酒に挑戦していることにお気づきでしょうか?

 

 

「タカリバンチャ」では、スピリッツ(蒸留酒)系のロキシー(Rakshi)。

「Newa Lahana」では、米から作るどぶろく(濁酒)のチャン(Chyang)。

 

そして今回ご紹介するネパール製の熱燗ビールがトゥンバ(Tongba)なんです。

 

 

 

 

 

中には黍(キビ)がガン入り

 

 

「トゥンバ」を注文すると、このマグと魔法瓶に入ったお湯がでてきます。

 

中には発酵させた黍の実が入っていて、そこにヒタヒタになるまでお湯を注ぎ、「ブクブク」と底の方から立ちのぼってくる飲み頃サインの音が聞こえるまでひたすら待ちます。

 

あとはストローでガン飲みですちゃ。

 

これ、ネパール人にも大人気!

 

 

アツアツで、度数低めのビール風飲料、なんだかクセになりますわ。。

 

2、3回お湯を追加して愉しみました。

 

 

 

 

 

探偵の食卓

 

 

そうなってくると「バフのスクティサデコ」なんかが欲しくなってきますちゃねー。

 

欲しがるよねえ、私。

 

 

 

 

 

バフのスクティサデコ(拡大図)

 

 

スクティ(干し肉)なので、いわゆるビーフジャーキーです。

 

つまりは硬いです。。

 

でもね、噛めば噛むほど”うまうま汁”が滲み出てきます。

 

 

そしてサデコなので、レモン汁ぶっかけてさっぱりとしつつも、青唐辛子のスライスも入っていてそれを噛んだらぐわーーーーって。ぶわ。

 

 

 

 

 

店員が湯を注ぎに来てくれた

 

 

あ、あ、あ、待って、まだお湯を入れるの?

 

しゃーないなあ、また飲むわ。ぶわ。

 

 

 

 

 

チキントゥクパ

 

 

「〆のラーメン」じゃないけど、脳が炭水化物を欲しがっていたので「トゥクパ」をオーダーしました。

 

やっぱりチベット料理といえば「トゥクパ」ですよ。

 

トッピングの茶色いのはチキンフライです。

 

でも、純粋なチベット人はチキンは食べないそうなので、これはきっとネパール式チベット料理ですよね。

 

 

 

 

 

コシのない麺

 

 

日本人の多くはコシがある麺が好きだと思われますが、これは箸で簡単に切れてしまうほど柔柔ですちゃ。

 

 

 

 

 

野菜たっぷり

 

 

薄味のスープに野菜の甘みが溶けてました。

 

 

 

***

 

 

 

ダルバール広場(カトマンズ)

 

 

さて、翌日。

 

私はカトマンズ市内をブラヤミ観光です。

 

カトマンズ中心部はコンパクトにまとまっているので、健脚なひとなら主要な場所にはほとんど徒歩で行けるのではないでしょうか。

 

私はタクシーを使いまくりましたが。。にゃはは。

 

 

 

 

 

古い王宮跡

 

 

「ダルバール広場」は、カトマンズ渓谷内の3つの主要都市であるカトマンズ、パタン、バクタプルにそれぞれある王宮広場の名称。

 

16~18世紀に栄えたネワール族の王国の跡です。

 

 

 

 

 

見どころは多い

 

 

じっくり回ります。

 

 

 

 

 

震災の傷跡

 

 

しかし、悲しいかな、2015年の「ネパール地震」によって崩壊したままの箇所が多数ありました。

 

多くの支援と早期の復旧を切に願います。

 

 

 

 

 

クマリの館

 

 

有名なクマリ(生きた女神)の住む館。

 

 

 

 

 

当然、逢えず

 

 

クマリは1日に2回ほど3階の窓から顔を見せてくれるそうですが、、当然逢えませんでした。。ぶわぶわ。

 

 

 

 

 

民芸品を売る女性

 

 

この界隈は観光客目当ての物売りや自称ガイドも多く、私もそれを愉しみながら写真の女性からお土産用にポーチ(?)をたくさん買いました。

 

もちろん値引き交渉は忘れずに!

 

 

 

 

 

礼を言う女性

 

 

女性「もう! そんなに値切られたら原価割れじゃん~、うふふ」

 

 

 

 

 

バザール

 

 

帰り道はバザール前を通って。

 

衣料品の店が多いですね。

 

 

 

 

 

真鍮屋

 

 

こちらは黄銅(真鍮)製の食器や仏具の店です。

 

基本的には重量で値段が決まります。

 

 

 

 

 

イモ専門

 

 

全国のイモにーちゃん、イモねーちゃんが大歓喜するやつやー。

 

 

 

 

 

ジンブーとティンブール

 

 

ネパールならでは!

 

ジンブー(ダルに使う香草)にティンブール(ネパール山椒)が山積み。

 

 

 

 

 

ティンブール(拡大図)

 

 

日本国内で買うときの1/6~1/10の価格で買えます。

(※新大久保で買えます)

 

 

 

 

 

靴と毛布の店

 

 

パンプスとかロングブーツもあるよ。

 

 

 

 

 

キノコ専門

 

 

やばいキノコは無いようです。にゃはは。

 

 

やっぱりバザール歩きは愉しいにゃ。

 

 

 

 

■ 次回予告(Next Yummy)

[10] バッティ・パサル

 緑のカーテンの向こう? バフ肉のセクワを堪能!

 

 

 

***

 

 

北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 もくじ(リンク)
 ↓↓↓
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12567318192.html

 

 

北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 テーマ曲


「Wind Climbing~風にあそばれて」

 

 

■ おすすめ書籍

 

※このカレー遠征に際し、貴重なアドバイスをたくさんいただいたアジアハンター代表・小林さんの著書です。必読の書。

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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

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「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

 

 

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