Bangla Sahib Gurdwara / デリー ■ 北印度&ネパール [03] 聖者食卓 | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

ナマステー!!

 

2020年1月2日から14日までの約2週間、北インドとネパールへカレー遠征(ひとり旅)をしてきました。

 

◆◆ カレー遠征 2020 新春

 『北インド&ネパール遠征』 編

 

 

第1部 デリー編(Part.1)
 [03] Bangla Sahib Gurdwara
  聖者たちの食卓!シーク教の寺院でカレー探偵が見たものは!?

 

 

 

バングラ・サヒーブ・グルドワラ エントランス前にて

 

 

2012年に公開された「聖者たちの食卓」と言うドキュメンタリー作品を知っていますか?

 

これはシーク教徒の総本山アムリトサルの”ゴールデン・テンプル(ハリマンディル・サーヒブ)”を舞台にしたもので、そこでは毎日、巡礼客に10万食もの食事が無料で提供されています。

 

 

 

 

 


「聖者たちの食卓」予告編

 

 

 

 

私もいつかは見学に行ってみたいなとは思っているものの、アムリトサルという場所はデリーから結構遠いんですよねー。

 

今回の日程では、それだけで1日費やすこともできないので、他に良い方法はないかと考えました。

 

 

そうだ、デリーにもグルドワラ(シーク教の寺院)がいくつかあるじゃない!

 

 

 

 

 

バングラ・サヒーブ・グルドワラに集まる人人

 

 

その中でも最も規模が大きく、有名なのが「バングラ・サヒーブ・グルドワラ」です。

 

 

 

 

 

巡礼者&見学者たち

 

 

ここはシーク教徒でなくても、宗教・国籍・性別など無関係に見学でき、無料で食事をいただくことができます。

 

ただし、頭部は覆い隠す必要があります。

(※シーク教徒はターバンを常用)

 

 

 

 

 

バンダナが貸与される

 

 

頭部を隠すものがない場合は入口で貸し出されているバンダナを着用すればOK。

 

 

 

 

 

門前の屋台

 

 

なお、私は寺院の門前の屋台でシーク教のマークがプリントされたオレンジ色のバンダナを購入しました。30ルピー。

 

 

 

 

 

近衛兵の前を通過

 

 

寺院内部に入る際は、槍をもった近衛兵(写真右)の前を通過します。

 

 

やみ「中を見学しても良いですか?」

 

近衛兵「うむ」

 

 

 

 

 

礼拝室

 

 

中は巡礼者よりも見学者の方が多いかな。

 

みんな食事目当てでしょうかね? にゃはは。

 

 

 

 

 

中庭のプール

 

 

宗教施設ではあるものの、デリー市民の憩いの場になっている感じ。

 

 

 

 

 

お布施の場所

 

 

お布施は強制ではありませんが、私もわずかではありますが志を。

 

 

 

 

 

甘ーいお菓子

 

 

お布施するとこのようなお菓子(ハルワ)がもらえます。

 

これが超あまっ!!

 

蜜でじゅくじゅくですちゃ。

 

 

 

 

 

じっと手を見る

 

 

上記とは別に、参拝した時点で手の上にも甘いお菓子(ハルワ)がいただけます。

 

これも施しの一種なのでしょう。

 

 

 

 

 

寺院の境内を散策

 

 

ところで、「聖者たちの食卓」で見たような食事、お菓子ではない食事の提供は?

 

貪欲な私はうろちょろと食堂を探し回りました。

 

 

 

 

 

ランガルの順番を待つ人人

 

 

ちなみに、無償で施される食事を「ランガル」といいます。

 

寺院の一角に、ものすごく大きなホール(ランガルホール)を発見しました。

 

そして、その入口には自分たちの番を待つ群衆の姿が。。

 

 

 

 

 

ランガルホール前にて

 

 

一斉になにかを唱えていましたが、内容は理解出来ませんでした。

 

 

 

 

 

列に並ぶ

 

 

そう、あまりにも希望者が多いので、来て直ぐに食べられるわけではなく、入れ替え制で提供されるわけです。

 

私も30分ほど並びました。

 

 

 

 

 

ランガルホール内

 

 

中の人がごっそりと入れ替わり、やっと着席。

 

大きな体育館ぐらいの広さがあります。

これ、一度に何人が食べられるんでしょう。

 

私たちのあとにはすでに同じ規模の待ち人たちがスタンバイしてました。

 

 

 

 

 

給仕はボランティア

 

 

マサラワーラーの食べさせられ放題のスタイルで、どんどん料理が運ばれてきます。

 

給仕はボランティアなので、希望すれば自分もすることが出来ます。

 

 

 

 

 

お代わりも無制限

 

 

無料なのに、食べさせられ放題、お代わり自由なのがすげいにゃ。

 

 

 

 

 

給仕風景

 

 

 

 

 

探偵の食卓

 

 

 

 

 

アルーマサラ

 

 

癒し系のアルーマサラ。

 

ジャガイモだけなのに、妙にうまい。

 

 

 

 

 

ダール

 

 

私はダルスキー。

 

これ以上のご馳走はありません。

 

 

 

 

 

チャパティ

 

 

シンプルでぼそぼそしたチャパティ。

 

これが田舎の、家庭の味なのでしょう。

 

 

 

 

 

調理風景

 

 

寺院の方に頼んで、調理の様子も見学させてもらいました。

 

 

こちらは主婦の皆さんがひたすらジャガイモとタマネギを刻んでいるところです。

 

 

 

 

 

赤タマネギ

 

 

赤タマネギ、おいしいやつー。

 

 

 

 

 

アターの山

 

 

そして大量のアター粉。

 

 

 

 

 

チャパティ製作風景。

 

 

みんなでこねて、のばして、焼いて。

 

 

 

 

 

チャパティ完成

 

 

どんどん焼いて!

もっと!

もっと!

 

 

 

 

 

厨房内風景

 

 

まあ、給食センターですちゃね。

 

 

 

 

 

大鍋でダール

 

 

ターバンの人(シーク教徒)が料理長的なポジション。

 

 

 

 

 

厨房内からランガルホールを見る

 

 

以上、大変貴重な体験をすることができました。

 

提供してもらった食事もシンプルで滋味深くて美味しかった~。

 

ご馳走さまでした。

 

 

日本にもグルドワラはありますし、機会あれば国内外をとわずまた訪問してみたいにゃ

 

 

 

 

■ 次回予告(Next Yummy)

[04] KARIM HOTEL

 知名度ナンバーワンの名店でムガル宮廷料理を堪能!

 

 

 

***

 

 

北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 もくじ(リンク)
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北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 テーマ曲


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