Haji Shabrati / デリー ■ 北印度&ネパール [02] まさかのニハ活2連チャン | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

ナマステー!!

 

2020年1月2日から14日までの約2週間、北インドとネパールへカレー遠征(ひとり旅)をしてきました。

 

◆◆ カレー遠征 2020 新春

 『北インド&ネパール遠征』 編

 

 

第1部 デリー編(Part.1)
 [02] Haji Shabrati Nihariwale
  まさかのニハ活2連チャン! 王様のシャヒトゥクラ

 

 

 

ジャーマーマスジド No.1ゲート前にて

 

 

オールドデリーのジャーマーマスジド(モスク)前はムスリム街。

 

 

 

 

 

朝のムスリムストリート(マティア・マホール・ロード)

 

 

あさイチで”ニハ活”した私、ロティのお代わりを自粛して胃に余力があったので、この界隈をブラヤミすることにしました。

 

 

 

 

 

スナック屋

 

 

この手のパンやスナックを山積みにした店が目立ちます。

 

 

 

 

 

働く少年

 

 

おや、少年が何やら甘ーい香りを漂わせているよ?

 

 

 

 

 

大鍋のシャヒトゥクラ

 

 

「シャヒトゥクラ」でした。

 

その名の通り、”王様のスヰーツ”ともいうべきやばいものですちゃ。

 

 

少年「これ、超あまくてうまい、ぜったいやばいやつー。50ルピーだよ!」

 

 

 

 

 

探偵の食卓

 

 

本場の味を確かめたくて買ってみました。

 

見た目は”得体の知れないペーストとゲル”で、けっしておしゃれなものではありませんが。

 

 

意外にも甘さは控えめ。

現代的なレベル。

 

 

 

 

 

カラメル状の部分

 

 

食パンをミルク(または練乳)で煮込んだものがベースにあり、カラメルっぽい黒いものもミキシングされています。

 

その上にチャナの粉でつくったようなクリームがぶっかけられているという、なんとも形容しがたいハイブリッドなお菓子でした。

 

これ、再現不可能ですちゃ。

 

 

 

※以下、刺激の強い画像があります。ご注意ください。

 

 

 

 

 

ヤギの足を売る少年

 

 

その後、ムスリムストリートをジャーマーマスジドと反対方向へと歩んでいくと、どんどん道がせまくなり、路地になって行きます。

 

 

 

 

 

牛の足とヤギの足を売る商人

 

 

家畜を解体する業者や、そのパーツを売る商人の姿も目立ちはじめました。

 

 

 

 

 

マガズ(脳)やカレージー(肝臓)を捌く商人

 

 

これらはもちろん食用で、まさに新鮮そのもの。

 

 

 

 

 

Haji Shabrati Nihariwale 外観

 

 

さて、そんなエリアの一角に、ガイドブックにも載っていない小さな店が一軒。

 

1957年創業。

ニハリ・オンリーの老舗食堂です。

 

アジアハンター小林さんに教えてもらわなかったらまず発見できなかったであろうお店。

 

 

 

 

 

ニハリの大鍋

 

 

せまい店内、ニハリ目当てのムスリムでごった返していましたが、無理やり座りました。

 

 

 

 

 

タンドール職人と目ヂカラ勝負

 

 

どこからどこまでがタンドール釜なのか分からない謎構造の上に鎮座する職人が探偵をガン見。

 

 

「おまえにウチのニハリの味が分かるのかい?」

 

 

 

 

 

探偵の食卓

 

 

とりあえず選択肢はニハリだけ。

 

注文するときに、サイズとマッカン(バター)の有無を伝えるだけです。

 

もともと油(脂)の多い料理なので、マッカン増し(=上から溶かしたバターをぶっかける)は自粛しました。にゃはは。

 

 

 

 

 

ビーフニハリ(1/4サイズ)

 

 

肉は骨なしのビーフ。

 

これは旧・DIL時代に初期のメガネ兄貴がよく作っていたニハリのスタイルですね。

 

いつの間にかイミズスタンでは(見栄え重視で?)マトン・グトゥカ(通称マンガ肉)のニハリばかりになってしまいましたが。。

 

 

 

 

 

1/4サイズは小盛り

 

 

フルサイズ、ハーフ、クオーターがあり、一般的にはハーフが1人前と思われます。

 

私はシャヒトゥクラを挟んでの2連チャンだったのでこれで充分でした。

 

 

 

 

 

手喰い証明図

 

 

故ディルさんに教わった第2の奥義、「ロティ挟み印」を駆使して豪快に手喰い!

 

 

ビーフが口腔内でとろけます!

 

やっぱビーフニハリ好きだなあ。

 

(日本だとハラール冷凍ビーフの品質がイマイチでこうはいかないよなぁ)

 

 

 

ここのロティは塩も弱めだし、ニハリも食べやすく、大変気に入りました。

 

 

 

問題は手洗いが無いこと。。ぶわ。

 

(スプーンは置いてないので)手喰いしかできないのに、それを洗う設備が一切無いという。。

 

一応、店のおじさんがジョウロで水をかけてくれますが、脂でベトベトになった手がそれだけで綺麗になるはずもなく。

 

・・ウェットティッシュ必須ですちゃね。

(※女子力をあげましょう)

 

 

 

***

 

 

 

大きい背中

 

 

その後、次のカレー活動までのアイドリングタイムに世界遺産を見学に行くことにしました。

 

 

 

 

 

入口

 

 

ムガル帝国第2代皇帝フマーユーンのお墓です。

 

 

 

 

 

歴史を感じる建造物

 

 

観光客は少なめですね。

 

 

 

 

 

フマーユーン廟

 

 

なんとなく「タージ・マハール」に似ているのはその通りで、タージマハールの方がこちらに寄せて後から作られたそうです。

 

 

 

 

 

 

白大理石の石棺

 

 

霊廟の中心にフマーユーンの石棺がありました。

 

フマーユーンだけではなく、ほかにも150名の死者が埋葬されているそうです。

 

 

 

 

 

膝ガクの階段

 

 

 

 

 

上からの眺め

 

 

よし、さっそく次の目的地に行こうにゃ。

 

 

 

 

■ 次回予告(Next Yummy)

[03] Bangla Sahib Gurdwara

 聖者たちの食卓!シーク教の寺院でカレー探偵が見たものは!?

 

 

 

***

 

 

北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 もくじ(リンク)
 ↓↓↓
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12567318192.html

 

 

北インド&ネパール遠征編 2020年 新春 テーマ曲


「Wind Climbing~風にあそばれて」

 

 

■ おすすめ書籍

 

※このカレー遠征に際し、貴重なアドバイスをたくさんいただいたアジアハンター代表・小林さんの著書です。必読の書。

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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

 (やみちゃんも登場!) 必読の書。

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「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

 

 

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