カレー探偵、やみちゃんです。
今日はシミケンさん主催、あの”とら屋食堂”さんのイベント参加報告です!
・内観
「高岡市ふれあい福祉センター」
(高岡市博労本町4-1)
2018(平成30)年、9月23日。秋分の日。
世間はシルバーウィーク3連休の真っ最中。
いつもならば”富山のカレーの殿堂”、我らが櫛田コミュニティセンターを利用するところですが、祝日は休館ということで、代わりにこちらを初利用することになりました。
この日は、関東圏を本拠にしつつも、全国を飛び回って南インド料理のケータリングをされている、『とら屋食堂』さんを富山にお招きする日!
イベント実現に向けてシミケンさん(=カレー刑事シャリバン)が企画・交渉・会場準備・参加者召集・運営等、大変ご尽力されました。
大感謝です!
厨房内風景。
櫛田よりも立派です。
(※しかしながら、使用料金が櫛田よりもかなり高め。ぶわ)
9時半頃から荷物を搬入しました。
では、調理開始!
私はビリヤニ用の鶏肉を切る係。
(※鶏皮むきの名人になりました)
注意!!
志村ミルチ(=ピーマン)ではありません!
神楽南蛮(かぐらなんばん)という唐辛子の一種です!!
辛いです!!ぶわ。
みんなでミールス用の野菜をカットしました~。
とらさんたちは前日に長岡市で110名超参加の大イベントをされたそうで、上の写真はそのときに仕入れた長岡産の赤ずいき(ヤツガシラの茎)。
富山では酢の物が一般的ですが、今回は【ティーヤル】になりました。
ミールス用とビリヤニ用のバスマティ。
・メニュー
『とら屋食堂』のミールスは品数が多いことで有名ですよね!!
今回も季節の野菜を地元のスーパーで朝に買い付け、フレッシュな食材のみで作りましたよ!!
では、ビリヤニ作りの流れを見ていきましょう。
① まずフライパンでチキンカレーを作ります。
② 湯取り式でバスマティを炊きます。
③ 鍋にクッキングシートを2重にして敷き詰め、その上にバスマティを投入します。
・とらさん(近影)
④ ①で作ったチキンカレーを上に被せます。
⑤ その上にさらにバスマティを被せ、サンドイッチ状態にします。
⑥ 上からヒングなどのパウダースパイスをまぶします。
⑦ また軽くバスマティ乗せ。
⑧ 別途準備しておいた「サフランやカレーリーフなどでつくった調合液」をまぶします。
⑨ 重しをして炊き上げます。
(※完成図は後半にて)
ミールスの調理風景もざっと見ていきましょう。
まずは【赤ずいきのティーヤル】。
手前はココナツファインを真っ黒になるまで乾煎りしたもの。
今回の一番人気だった激ウマ料理です。
【ビーツのパチャディ】の調理風景。
赤い色素(ポリフェノール)がヨーグルトの海に染み出る、染み出る。
この後、ミキサーへ。
【空芯菜のクートゥ】です。
潰したダルが入っているのでクートゥ。
【キャベツのトーレン】です。
ヤーレン ソーラン ソーラン
トーレン トーレン トーレン (ハイ ハイ)
イロドリが眩しい!
【神楽南蛮のアチャール】です!
美しいアチャールには辛さがいっぱい!
気をつけて!
【サンバル】は冬瓜とナスをメインに。
ちなみに冬瓜とナスは私がカット担当です~。にゃはは。
引き続き、【メドゥ・ワダ】づくりを見ていきましょう。
気分はドーナツ屋さん!
ベース生地はウラドダル100%。
ウエットグラインダーやフードプロセッサーでペースト状にします。
具材はクミンシード(食欲促進)、フェンネルシード(消化促進)、コリアンダーシード(気分高揚)から気分で1つを選択です。
今回はアゲアゲな気分でコリアンダーシードにしてもらいました。
とらさんにワダづくりのコツなどをじっくり教えていただきました!
・油の温度は160度
・生地を触る前に手を濡らすこと
・ちょいちょいひっくり返すとよく膨らむ
など。
↑ 私たちも実際に挑戦してみました動画。
勉強になりまくりんぐ!!
たくさんできました!
ドーナツは、要らんかいね~?
やみ「 とら屋食堂、はじまるよ~! 」
というわけで、調理開始から4時間後ぐらいにすべて完成、
飲食はお隣の「陶芸室」に移動です。
やみ「 MEALS READY 」
ゴゴゴゴゴ・・・
ワダ、ふわふわじゃん!
全体的に優しくシンプルな味付けで、素材の美味さが引き立ちまくり!!
いいわーーー
このミールス、いいわーーー
はい、それではお待ちかね、【チキンエッグビリヤニ】の答え合わせ(?)です!
↑ とらさんの盛り付けに一同、歓喜する動画。
シナモンカシアがふわっと香り、トッピングのニホンハッカ(日本のミント)が良いアクセントに!
ベースのチキンカレーが美味すぎるので当然出来も素晴らしく、おこげもラッキーな一皿でした。
以上、
腹パン、大満足な内容でした!!
『とら屋食堂』さんは、今度の週末には福岡県でイベントの3連チャンをされるそうです!
これからも全国を飛び回って活躍されることでしょう~。
なお、帝都の『とびうお kitchen』(杉並区西荻北西荻北3丁目18-6)さんでランチタイムに間借り営業もされているので、タイミングがあえば食べに行きたいです。
最後に、
『とら屋食堂』の とらさん、紀子さん、
新潟イベントの狭間に富山に来ていただき、美味しいミールスとビリヤニをありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしています!
そして、主催のシミケンさんはもちろん、
当日ご一緒いただいた参加者の皆さんにもひたすら感謝です!
※追伸
2017年12月3日にも富山で『とら屋食堂』さんの大イベントがあったのですが、私、いまだそのときの報告を随筆に書けていませんでした。。遠い目。
そちらもいつか公開すると思いますので、どうか生温かく見守ってください。ぶわ。
***
※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。
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