ヌガガマ / コロンボ ■ スリランカ遠征編[16] 5つ星ホテルで伝統的スリランカ料理! | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

『カレー探偵事務所』 開設9周年記念事業


 

◆◆ カレー遠征 2018 夏

 『やみちゃん、光輝く島へ往く!』 編

 

 

第16

 

 

「ほう、いまどきは "Back to the future" じゃなくて、 

"Back to our roots" がトレンドワードなわけね・・」

 

 

・・そう、昔は未来に憧れたものだが、最近ではどうやら過去に憧れを抱くことの方が多いらしい。

 

 

 

 

 

 

シナモン・グランド・ホテル / コロンボ

 

 

南部でたっぷり遊んだ僕は、ここらで一流レストランのスリランカ料理を堪能してみたいと考え、コロンボの5つ星ホテル『シナモン・グランド』にやってきたのだった。

 

 

 

 

 

 

このホテルの中庭に目的のレストラン「ヌガガマ」がある。

 

もちろんレストラン利用のみでもOK。

 

 

 

 

 

 

ヌガガマ / 高級店 / コロンボ

 

 

「ヌガガマ ~Back to our roos~」

 

 

”田舎の家”という意味のこの店は、伝統的なスリランカ料理をビュッフェスタイルで提供している。

 

登場以来あまりにも人気化し、有名になったので、スリランカ国内でこのスタイルを模倣したレストランが後から数多く現れたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

シナモングランドホテルの中庭は広く、その中に古民家や商店までもが再現され、古き良き時代の村のようすが再現されている。

(※とはいえ、地方に行けばこのような生活がまだ現存しているとも思われる)

 

まさにリアル箱庭。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとしたテーマパークの風情もあり、飽きない。

 

問題は屋外なため、夜は足元が暗くなるのと、雨がひどいときは営業が中止になることだろうか。

 

 

 

 

 

 

ランタンの灯でメシを喰う。

 

 

 

 

 

 

この照度、カレーカップルにはムーディーに違いないが、料理写真の撮影には困る系。

 

 

 

 

 

 

例によって客人は西洋人が多い。

 

 

街中の庶民の食堂だと200LKR(=140円)もあれば腹いっぱい食べられるのだが、「ヌガガマ」はその10倍以上の料金がするのだから、地元スリランカンが見当たらないのは致し方ないことだろう。

 

 

このような(近隣住民と観光客向けでの)外食代金のギャップが10倍、20倍もあるというケースは割と当たり前にあるようだ。

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴ・・・

 

 

 

 

 

 

マティワラン(土の鍋)に入った伝統的料理の数数。。

 

品数が非常に多く、どれから食べようか迷いに迷う。

 

 

 

 

 

 

【アーッパ】コーナーがあったので”ビッタラ(卵)入り、塩コショウあり”(※選択可)でお願いした。

 

 

 

 

 

 

↑ 様式美に見とれよう。まさにプロ。必見。

 

 

 

 

 

 

 

【ビッタラアーッパ】

 

こんなの初めて!

 

ここまで極うすでパリパリの外皮&中心ふわふわエッグな完成度は唯一無二!

 

スリランカ暫定No1。

 

 

 

 

 

 

そばに大好物の【ポルロティ】があったので焼き立てをいただく。

 

手前が薬味系の各種。

 

 

 

 

 

 

【ポルロティ】、【ドライフィッシュ・ルヌミリス】、【トマト・ライム・ルヌミリス】を添えて。。

 

 

 

 

 

 

ビッタラアーッパふわとろ拡大図。

 

 

 

 

 

 

ところで、ステージではランカミュージックのライブ演奏。

 

ダンス系ではなく、ムーディ系。

 

 

***

 

 

それでは、ワランの中を順に見ていこう。

 

 

 

 

 

 

 

コットゥロティのベジとチキン。

他にエッグもあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このバナナの花のカレーが絶品。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この蟹カリーがまた激ウマ。

 

おそらくは北部のジャフナ(※有名な蟹の産地)で獲れるやつ。

 

 

 

いろんなものをちょっとずつ盛りつけて、、、、

 

 

 

 

 

 

探偵の食卓。

 

 

 

 

 

 

美しき盛り付け例。

 

 

 

 

 

 

手喰いーーーーん!

 

 

※分かっていたことだが、これ以降、

やみ先生のお世話+食事+新しく盛りつけ(お代わり)+セルフ照明+写真撮影・・のすべてを左手で行うことになり、かなりパニックになった。ぶわ。

 

 

 

 

 

 

 

サイドディッシュ系も豊富。

 

 

 

 

 

 

このようなビュッフェで、しかもレベルが相当に高い場合、どうしても

 

 

「あれも、これも、全部! 全種類食べたい!」

 

 

と思うのが人の世の常。

 

 

しかしながら、胃のキャパはとっくに限界に来ており、苦肉の策が”味見程度”(※1アイテムにつき小さじ1程度)ずつ盛り付けるという荒ワザ。

 

 

はたして、これで本当に味が分かるのかというジレンマはあったが、このときの僕にはこれしか頭に思い浮かばなかった。

 

 

また、スリランカ料理はライスを大盛りにして、そこにおかずをミキシングしてはじめて完成するものだと思うが、このときの僕はライスを100~150g程度しか食べていない。

同じく主食的なインディアーッパもちょっとだけ。

 

 

わかっている。

バランスが崩れて正当な評価ができないこともわかっている。

 

それでも僕はこうしたかった。

悔いは無いさ。

 

 

 

 

からのーーー、、

 

 

 

 

 

 

デザートは別腹!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思いつくデザートを全部集めましたとでも言わんばかりのラインナップ。

 

 

そしてフルーツが多いのだが、このフルーツがやたらと美味いのがスリランカなのだ。

 

 

 

 

 

 

さらば、ヌガガマ。

また来る日まで。

 

 

ここは、食べたいものだけを5品ほど選んでサクッと食べて帰っても未練が残らないタイプには最高だろう。

 

 

・・しかし、あれだね。

 

”古き良き時代の食事”を標榜しつつも、あれもこれもと欲張った内容になっているのがなんとも皮肉というべきか。。

 

 

現代にいきる僕のような欲ばりな人間には、1度の訪問ですべてを理解することが到底不可能なレストラン。

 

 

 

 

 

 

シナモングランドホテル内の謎のアトラクション(?)

 

 

そう、それはきっと異次元への扉。

 

 

 

 

次回予告

「独立記念! 人気ショッピングスポット BEST 5」

 

 

***

 

 

 

※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

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