カレー探偵、やみちゃんです。
やあ、良い子のみんな!
カレー刑事3人衆を知っているかい?
ギャバン(やみちゃん)、シャリバン(シミケン)、シャイダー(岡子)の3人のカレー刑事がついに帝都に進出したぞ!
◆◆ カレー遠征 2018 春
カレー刑事3人衆、帝都大捜査編(全11回)
調査の順番は前後する。
”カレー刑事3人衆で帝都のカレーを大捜査!”
・・シャリバン(シミケン)とシャイダー(岡子)の”帝都入り”は夜遅かったこともあり、そこから調査できる店といえば繁華街・錦糸町がうってつけだった。
ところで、もうご存知だとは思うが、錦糸町南口の”丸井の裏側あたり”といえばバングラ天国。
3~4年前にここにバングラデシュ人によるバングデシュ人のための深夜型レストラン「アジアカレーハウス(略称 ACH)」ができた。
ACHが話題になり成功すると、その後、半径100m内に最盛期では4店舗もの”似たようなコンセプトのバングラ店”が集まる状況になった。
”カレー細胞”こと、松さんによると、
② クシ Khusi ※閉店
③ アジアンバングラカレーハウス Asian Bangla Curry House & Bar(ABC)
④ バングラタンドーリ&バー Bangla Tandoori & Bar(BTB)
⑤ バングラカレーハウスレストラン&バー Bangla Curry House Restaurant & Bar(BCH) ※閉店
素晴らしい。。
その過密感、イミズスタン以上!
私も個人的に2017年初頭よりこれらのバングラ店をコツコツ調査しており、それらは随筆にてそのつど報告してきた。
実際には① ACH、⑤ BCHでそれぞれバングラめしを堪能したのだが、いかんせん、それぞれの店で量がとても多いので、一人での”連チャン”(はしご)調査は不可能。
③ ABC、④ BTBの調査が後回しになっていたのだ。
そうこうしている内に、私が調査して大感激した⑤ BCHが、もう営業していない(閉店)という悲しい知らせが入ってきた。
いうまでもなく⑤ BCHは一番新しい店であり、オープンから1年も経たずに閉店したことに衝撃をうけた。
「BCHが逝ったか・・」
「やつは四天王のうちでも最弱・・」
というのはこの場合まったく当てはまらない。
今現在の私の中では、いまは無き⑤ BCHが錦糸町バングラ店で最強だったと断言する。(※思い出補正は無し)
実に惜しい。
① ACH アジアカレーハウス(錦糸町)■ 帝都24編[05] バングラバングラな夜!
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12252033931.html
⑤ BCH バングラカレーハウス・レストラン&バー / 錦糸町 ■ 帝都編[06] 超ガチなバングラ活動!!
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12338010112.html
前置きが長くなったが、そんなわけで、今回のカレー刑事の旅では私のたっての願いで、いままで未調査だった2店舗(③ ABC、④ BTB)をハシゴすることにしてもらった。感謝している。
(※これで私は錦糸町バングラ全店コンプリート)
まずは④ BTB、通称「地下の店」に向かった。
間違えて2Fに入ってはならない。。
「バングラ・タンドリー&バー」(BTB)
(東京都墨田区江東橋3-6-12 ペンシルビル B1F)
この店はオープンが2017年1月。
夜のみ営業、18時~翌朝6時まで。
・店内風景
客のほとんどが錦糸町で客引きなどをしているバングラ人。
私にはご褒美空間だが、たとえば女子ひとりではなかなかハードルが高いかも。。
ちなみにこの日はカレー刑事3人に加え、帝都在住のカレー仲間さんに幹部候補生ヒロシ君を含めた5人での調査となった。
・イチオシメニュー
錦糸町バングラの最大の魅力がこちら。
各店、① ACHの成功モデルに倣って1000円前後の通称【バングラ定食】を揃えている。
明記はしてないが、実質的にお代わりも自由という驚異的な内容だ。
ゴゴゴゴゴ・・・
まずは一式揃ったバングラ定食から。
順に見ていこう。
【ゴルマンショ】
バングラ式ビーフカレー。
これぞバングラカレーといった感もある名品。
【ムゲルダール】
バングラと言ったらこれ、ムング豆のスープ風カレー。
これをライスにぶっかけて、おかずといっしょに豪快に喰らうのが最高!
【ボアル ジョール】
ボアル=ナマズ。
ミャンマー産のパンガシウスを使用。
パンガシウスはイオンなどでも入手できるし、日本人にも身近になってきている。
ライスはチニグラ米。
なにげにうれしい。
こういった野菜のバジなどのちょっとしたおかずでチニグラご飯がススムくん。
店主に訊きながら、もう1セット別バージョンでお願いしてみた。
もともとは金曜のセット(=ビリヤニタンドリーチキン)だと思われるが、在庫があればこのように土曜日でも提供してもらえる。
【ビリヤニタンドリーチキン】
マトンビリヤニと、タンドリーチキンレッグ1本の乗っけ盛りプレートだ。
バングラ人が大好きな ゆで卵も忘れない。
タンドリーチキンは無染色で好印象。
腹パン確定。
ビリヤニはマトンがゴロゴロ。
やはりチニグラ米を使用で、全体に褐色なのでプラオっぽく見える。
パキスタン風のスパイスガンガン、パキパキ路線とは異なり、おだやかに肉の旨みを味わう系の味付け。
こちらのセットにも、おまけというには充分過ぎるサイズのゴルマンショ(ビーフカレー)が付いてきた。
野菜も忘れずに!
***
なお、店内ではハラール食材も扱っており、バングラ人が大好きなイリシュ(ヒルサ)やロフ(ルイ)、ボアルなどの冷凍魚が充実していた。
お豆もいろいろ。
店主の Elias Hossan 氏(近影)。
やみ先生と記念撮影パシャリ。
錦糸町から名店⑤ BCH が無くなった今、
事実上この店(④ BTB)が一番のオススメ店だといえるだろう。
※次回、残りのもう1店舗(③ ABC)をレポートしたい。
***
バングラ・タンドリー&バー (ダイニングバー / 錦糸町駅、住吉駅、菊川駅)
夜総合点-
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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。
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