カレー探偵、やみちゃんです。
元気に随筆更新中！
今回の話は昨年の秋にさかのぼります。
（※そこらへん気にしてたらこの随筆は読めません。にゃはは）
イミズスタンの東、HAMZAのパーティレポートです。
話はちょっとだけ、さかのぼります。。
昨年11月末に、ハムザの常連さんが結集しての食事会が開催されました。遠い目。
招待していただき感謝です。
・総料理長 グラム=アリ氏（近影）
イミズスタンの東。
ハムザレストランにこの人アリ！
”大統領のシェフ”
”獅子王”
”風の谷のアリさん”
などの異名をもつ、我らがアリ総料理長。
ちょうどパキスタンのカラチに里帰り（※約１ヶ月）されることが決まっていた時期なので、その直前に（壮行会を兼ねて）アリさんの料理を堪能しようじゃないかというパーティコンセプトでした。
※現在は、もう戻ってハムザでご活躍中
『アリさんのモクモクカレーパーティー』
・チャコールスモークビーフキーマ
・アルベイガン(ジャガイモ&ナス)
・アラビアンチキンレシミ
・フンザビリヤニ
・パコラ
・クルチャナン
・デザート
・ナムキーンチャイ
主催者さんによれば、
「過去のメニューを中心に、ほとんど他では見られないであろう、炭火のビーフキーマカレーに、ギルギット・バルディスタンスタイルのビリヤニ、岩塩のナムキーンチャイなど、アリさんらしい料理を選定しました」
とのことで、オリジナリティあふれる素晴らしいラインナップでしたねえ。
では、順に見ていきましょう！
まずは、レモンでいただくイロトリドリのお野菜！
ぐるぐるドレッシングなんてもう要らない！！
揚げたて、アッツアツ！！
チキン胸肉をメインに、野菜もミキシングしたパコラです。
これ、特製の激辛チリソースに付けていただくんですが、もうこれだけで家に帰っても充分満足度が高いレベル！！
とても前菜ポジションとは思えないっ！
メイン料理その１。
これは実に面白い、まさにパーティならではの一品。
備長炭がモクモクと煙を出しながらコンニチハ！！
エンターテイメントとしても素敵です！
ベースとなっている【ビーフキーマ】自体がアリさんの代表作ですからね。
それが煙でいぶされて風味がマシマシでアゲアゲ！！
燻製とまではいかないけれど、それに似た効果を楽しめますよ！
メイン料理その２。
定番中の定番料理なのですが、自信があるからあえて選定なのでしょう。
いろんなところで書いていますが、奇をてらわない、ベーシックな料理の中にこそ、シェフの技量の高さと自信が内包されているのだと思います。
店を開く際に、わざわざまずいもの、オススメできないものをメニューに載せる理由など皆無ですからね。
逆にいえば、メニューに載っているものはどれもが自信作だといえるのではないでしょうか。
この日のアリさんは上機嫌だったなあ。
よっぽど里帰りが楽しみだったのでしょうね。
メイン料理その３。
実は見た目がこれに類似している料理がいくつかあって、
【チャンゲージ・チキンコルマ】
【チキン・マスカット】
なんかはこれとクリソツです。にゃはは。
このときの”アラビアン・スタイル”は、スパイスはブラックペッパー程度で実にシンプル。
それでいて乳くさい濃厚な旨みとチキンの弾力性に溺れちゃうような名品でした。
こりゃ女子ウケ最高ですちゃ！
・探偵たちの食卓１
メイン料理の３連チャン。
あーんど、やみ猫先生。
風の谷のアリさんの真骨頂、
爆誕！！
見たか！
これが獅子王の、
フンザビリヤニだ！！
私、そこまでビリヤニストではないんですが、
（※どちらかといえばカレー派）
これは素晴らしかった！！
マトンが口腔内で溶けた！！！
・・嗚呼、
この世の最後の桃源郷、フンザ。
風の谷、フンザよ、永遠に。
アリさんの代表作。
これを喰わずしてビリヤニストを名乗るなかれ級。
見た目はカーブリプラオ（パシュトゥーン式プラオ、カブリプラオ）にも似た感じですが、違いは食べてみてのお楽しみ。
からのー
炭水化物爆弾！！
厚み２センチ（極厚）、
強力粉＆ベーキングパウダーでハードに焼いたクルチャナン登場！
グルテンの塊。
ナカトミノカタマリ！
だが、それが良い！！
顎のチカラを総動員して爆喰いせよ！！
・探偵たちの食卓２
※照明が暗いのは演出です。
いや、いたれりつくせりですね。
主催者さん、良い意味で やりすぎですよ！！
（※褒め言葉）
濃厚カラメル味。
これに合うドリンクはアレしかない！！！
そう、これこれ。
バルティスタンの男衆が夜な夜なこれを飲みながら語り合う。
ピンク色した憎いやつ。
その名も【ナムキーン・チャイ】！！
里帰りされるアリさんをおくる会の〆にもふさわしいドリンクでした。
塩の量が絶妙になってきて、紹介当初のような飲みにくさは皆無でしたよ。
・ハムザを守るスタッフ
こうしてパーティは終わり、この数日後にアリさんは旅立たれました。
そして上記写真の２人にバットさんを加えた３人がハムザを守っていくことになったのです。
（※現在はアリさん復帰済み）
***
流石は大領領のシェフ！
アリさんとハムザの皆さんに感謝！
主催者さんと参加された常連の皆さんにも感謝です！
また「アリさんお帰りなさい会」を開きましょう！
＊＊＊
ハムザレストラン （インドカレー / 越中三郷駅、越中舟橋駅）
夜総合点-
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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。
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