マドラスミールス / 川崎市 ■ カレー遠征・伊豆 [09] 南印漁師活動イヤサー! | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。


カレー探偵、やみちゃんです。

ちょっと時間がたってしまいましたが、、

カレー遠征2015晩秋・関東編(横須賀・伊豆・帝都)

と題して4泊5日のカレー遠征(※)をしてきました。

(※主としてカレーを目的として旅をすること)

移動距離 1,000km!!

全16回ビッグボリュームで随筆更新していきますので最後までよろしくたのんますちゃ!

★関東遠征(もくじ)
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-12150166412.html


今回は第9回目です。

<或る日のマドラスミールス>

・執事の食卓


執事でございます。

帝都で南インド料理を堪能した(前回記事参照)自分でございますが、少し思うところがあり、川崎までUターンいたしました。


・川崎を往く闇執事


最寄り駅から10分程度ひっそりとした道を歩きます。


・外観


マドラスミールス
(神奈川県川崎市中原区上丸子八幡町816 山本ビル1F)

地元イミズスタン(富山県射水市)ではガチパキに不自由しません。
それゆえ、遠征先では”イミズスタンに少ない方向性の店”を精力的に調査いたしております。

これはやみ先生(=カレー探偵やみちゃん)及び当カレー探偵事務所の方針でございます。


・パロタ推し


この店はパロタ推しでございますね。

”精白したナン生地を使った渦巻きデニュッシュ”と書いてあります。


・店内風景


人通りが少ないひっそりとした立地、ほとんどが地元の客でございましょう。

南インドだけ、それこそナンは無くてパロタとメドゥワダだけでどこまで勝負できているのかが気になります。


<食べる執事>

・SEAFOOD MEALS シーフードミールス


シーフードミールス

海老カレースパイシーフライドイカ
サンバル、ラッサム、クートゥー、ポリヤル、アッパラン、
ライス、パロタ、デザート、チャイ


※この店にはミールスが数種類ございますが、シーフードミールスに固有のものは(赤字の2品)海老カレー、スパイシーフライドイカのみでございました。(他は共通)

では、順に見てまいりましょう。


・海老カレー  


ココナッツミルク系の甘い海老カレーでございます。
とろみをつけて誰にでも食べやすい味。
酸味は無しでございます。

海老はおそらく”冷凍むきえび(大)”を使用しておりますが、やはり弾力性に欠けますね。


・スパイシーフライドイカ


イカのペッパーフライでございますね。

海老カレーとともに”シーフード”ミールスの主役たる一品でございます。

しかしながら、細いイカリングが3Pのみで、食べ応えがあまりなかったのが残念でございました。
辛さも控えめでございます。

イカ、・・いえ、以下は他のミールスと共通の料理でございます。


・サンバル


南インド料理店のレベルを象徴する大事な一品。

トゥールダル(樹豆)をマッシュして豆汁にし、そこに各種野菜をぶち込んでコトコト煮た酸っぱめのスープ。

なるほど、少し辛口になっておりますね。
野菜の量、そして全体的なボリュームも不足しておりますが、お代わり自由ではなさそうでした。(要確認)

(※月に1回、ベジミールス食べ放題DAYがあるそうです)


・ラッサム


程よい辛さ、程よい酸味。

飲めば風邪が治るぐらいのガツンと来る刺激がほしい今日この頃でございます。


・クートゥー


豆と野菜の煮込み料理でございます。

見ての通り、野菜がクズのように細かく、ほとんどダルカレーでございました。


・ボリヤル


地域によってサブジと言ったり、ポリヤルと言ったり。
南インド(タミル語)ではポリヤルが一般的呼称でございます。

蒸した温野菜風の仕上がりでございました。


・アッパランとライス


アッパランはパパドですね。
割ってライス(日本米)とミキシングでございます。


・パロタ


そして同店イチオシのパロタでございます。




たいていの場合、パロタは油を練りこんでギトギトな先入観があったのでございますが、こちらはまったくそのようなことが無いパロタで意外でした。

例えるならば、”ナンの生地で焼いたチャパティ”のようなものございました。
このスタイルであれば油の過剰摂取をしなくても済みそうでございますね。


・チャトニ4種


トマトチャトニ、ミントとコリアンダーのチャトニ、
ココナッツチャトニ、マンゴーチャトニ


甘さ、辛さ、酸っぱさなどを調整するために。
これはうれしいものでございます。


・食べ方指南


やみ先生、お手手でミキシングしたら、ウマウマでございますね。


・ドリンクとデザート


セミヤとチャイ。

***

以上、総じて味に際立つものが乏しく、スパイス遣いも単調で具材もボリュームもやや不足気味に感じられました。

しかしながら、このミールスは1250円でございます。
この品数でこの価格であれば充分に魅力的かもしれません。

南印ミールスを特別なものではなく、普段から気軽に、場合によっては毎日でも食べてほしいというお店からのメッセージと受け取りました。


・メドゥワダ


ちなみに、メドゥワダが1個150円で追加可能でございます。




断面図、とくに具材もホールスパイスも入っていないシンプルなものではございますが、気軽に食べられるのがウリだと感じました。

これからも地元での南インド料理啓蒙に活躍していただきたいお店でございます。

(第10回につづく)

***
マドラスミールスインド料理 / 新丸子駅武蔵小杉駅沼部駅
昼総合点★★★☆☆ 3.6
***

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

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