カレー探偵、やみちゃんです。
■カレー遠征2015春・東北編■
の途中ですが、四天王の定点観測も忘れません。
<或る日の熱いさじ>
・探偵の食卓
いやー、すべての記事を差し置いて、どうしても今日のうちに更新したいモノが出てきましたわ。。
※本当ならば昨夜の『ハムザ・ベリーダンス』を更新予定でしたがそれは明日に持ち越しですちゃ。
★MUTTON CHUMP MASALA
やみ「うひょ~! まさかのマトン祭りリターンズ? ・・いいがけ、こんな凄いもん出してくれて、ほんまにいいがけ?」
そう、これこそが、ゴッドハンドをもつスパークシェフ、メガネ兄貴作の『マトンチャンプマサラ2015初夏』ですちゃ。
■動画1「MUTTON CHUMP MASALA in HOT SPOON(1/2) 」 23秒
たまたまある筋(=Facebook/ロティ普及促進委員会)から、
「今日の熱さじにはチャンプがある」という情報をゲットしていた私。
入店したらあんとん兄やんがすでに食べ終わらんとするタイミングでした。
※動画では感想をお伺いしています。
ちなみに兄やんとは昨夜のハムザでもご一緒しておりました。素晴らしい。
さて、メガネ兄貴のマトンチャンプ。
パッと見はドライタイプでグレイビー感は皆無です。
これぞまーさーに”カラチ”スタイル。
ピーマンとタマネギのザク切りが入ってマトンドピアザにも見えますが、たしかにマサラは同じものと言っても良いでしょう。
そうはいっても、一番の特長、違いは”肉”ですちゃ。
どうです、この立派なチャンプ(チョップ)。
(※羊のあばら骨の部位、骨付きカルビ、スペアリブ)
一皿にこれが2~3Pも使用されているという採算度外視な贅沢さ。
これ、帝都なら単品で2000円はするでしょうね。。
横隔膜とゼラチンさんもコンニチハ。
キングオブマトン。
マトン好き、肉好きが泣いて喜ぶ美味い部位。
それがマトン使いの魔術師の手にかかって、ほろっほろ。
グレイビーマサラ拡大。
フレッシュトマトを使い、さっぱりと塩分控えめ。
辛さも控えめ。
それでいてマトンの旨みが引き立つようなマサラ使い。
もちろん「素材の持ち味を引き出し、楽しむために、あえて強引な味付けはしない」という解釈でOKです。
これは良い肉を使うときならではの、メガネ兄貴の計算された技術に他なりません。
あんた、天才だわ。
■動画2「MUTTON CHUMP MASALA in HOT SPOON(2/2) 」 57秒
途中、マトン祭りにもご参加くださったカレー仲間のyoshianさんがご来店。
動画でさっそく実況をお願いしております。にゃはは。
あんとん兄やん、yoshianさん、実況に気軽に応じてくださってありがとうございます!
あばら骨の見える諸行無常な風景。
***
さて、このカレー。
随筆を読んでいて、もうたまらんちんになったでしょう?
私も次回があればもちろんオーダーしますちゃ。
・・でもね、これは高コストで店の利益にはならないから、そんな頻繁には出せない、出てこないと思われます。。
今日これを出してくれたのは、もしかしたらメガネ兄貴が先日の『黄金城オフ会・マトン祭り』の料理を見て、発奮したからなのかもしれません。
メガネ兄貴「私の味がカラチの味、パキスタンの味デス! 美味いチャンプマサラをツクレマス!」
とか、そんな感じのことを胸に秘めて。。
店(シェフ)同士が(良い意味で)ライバル(=友)として競い合い、高めあう。
・・素晴らしいことじゃありませんか。
まさに正しきカレー道!
富山のカレー界発展に寄与することを信じてやみません。
<マトンチャンプギャラリー>
実は私、3年ほど前までマトンがあまり好きではありませんでした。
ですから数は少ないのですが参考までに過去のマトンチャンプギャラリーをどうぞ。
■参考資料1「LAMB CHOP CURRY」 2011年04月08日 in DELHI Awara
友人と「デリーあわら店」に行った際に友人がオーダーした『ラムチョップカレー』。
「デリーあわら店」には単品メニューにこれが常時ありますよ。
グレイビーはクリームとろとろ系。
ラムチョップは1本のみ。
■参考資料2「MUTTON CHUMP MASALA」 2012年06月10日 in HOT SPOON
2012年06月10日、熱さじの日替わりに出たもの。
店長はキノピオ、シェフは初代ルイージでした。
チャンプは小ぶりながら、ほろっほろで味も旨すぎました。
グレイビーも程よい量、トマトは不使用。
私がマトン好きに転じた記念すべき一皿。
■参考資料3「LAMB CHOP CURRY」 2015年05月10日 in NATARAJA Nigata
これは後日随筆に詳しく書く予定のものをフライングで紹介します。
2015年05月10日に新潟市の有名店ナタラジャで食べたラムチョップカレーです。
これがまた目から鱗のガチインな一品。
パキスタニスタイルとは方向性が違いますね、インドカレーの美味さを思い知るが良い。
チョップは1本だけですが、とにかくグレイビーが美味い。
捉え方によってはメガネ兄貴を超える可能性も充分にありますが、お値段もそれなりに高めなのでやっぱり(メガネ兄貴には)劣後するかな?
■参考資料4「MUTTON CHUMP MASALA」 2015年05月17日 in DIL
これは先月食べたDIL、バーダリさんのマトンチャンプ。
DILのチャンプは他店に比べて薄切りスライスですね。
(厚みでいえば半分程度、幅1センチぐらい)
ミントを駆使したオイリーな仕上がりでした。
■参考資料5「MUTTON CHUMP MASALA」 2015年05月24日 in DIL
これはDILマトン祭りで出たマトンチャンプ。
同じくバーダリさん作で1週間しか違わないのにアプローチがけっこう異なりました。
***
・・・いかがでしたでしょうか?
嗚呼、素晴らしき哉、マトンチャンプ(ラムチョップ)。
未食の方は、見かけたらオーダー必至ですちゃね!
***
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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