※少々【閲覧注意】です！
で、超ネタバレしてます（笑）
※制作中につき、2019年8月31日の過去記事を再掲載してます。
私は藤子不二雄先生が描かれた
昔のブラックな漫画が大好きだ。
「夢魔子」や、
「魔太郎が来る！」や、
「笑ゥせぇるすまん」などなど…
いま読んでもゾクゾクする面白さ！
社会風刺的なメッセージ性！
独自のユーモアと抒情的な表現！
どれをとっても、神レベルだと思う
だが！
そんな藤子不二雄先生の作品の中でも、
「群を抜いて神！」と、私が絶賛する漫画がある。
それが、
『ミノタウロスの皿』
である。
あらすじとしては、
宇宙船に乗った地球人が、
何らかのトラブルに見舞われる。
地球にSOSを送ったので、
あと数日で救助が来るが、それまで何とかしのいで生きていなければならない。
運よく地球に似た惑星に不時着した。
これがまた絶世の美少女…！
めっさ可愛い子ちゃんの「ミノア」に助けてもらう。
この星の人たちは優しくて親切。
ただ、
食べ物が草や木の実ばかりなので、
「早く救助されてビーフステーキが食べたい」と、この地球人は思っていた。
地球人は、美しく可愛らしいミノアに、
どこか恋心のようなものを抱いていたのかもしれない。
そして、
ミノアが指に刺さった花のトゲで大騒ぎしてるのを見て、何かおかしいと思ったら…
なんと、牛の姿をしたものが、
この星では人間だった…！
ミノアは体に傷をつけないように気をつけていたが、それもそのはず。
彼女は、1年に1度の大祭、
「ミノタウロスの皿」の、
名誉ある主役に選ばれた、
栄えある肉用種の「ウス」だったのだ…！
この星では、地球とは反対で、
牛が人間、人間が牛のような立場になっている。
食べられるための人間。
おいしく食べてもらえる栄誉。
そういう関係性で持ちつ持たれつで
社会が成り立っていた。
牛たちは「ウス」を保護し、
扶養し、愛し、
深い友情と信頼で結ばれていた。
ウスたち自身、何ら疑問を感じていない。
むしろ名誉であり、幸せだと思っている。
それが地球人はジレンマで仕方ないのだ。
「食われるというのに抵抗しないなんて！」
「人間を食べるなんて倫理観がおかしい！」
この星の人たちは、地球人が、早朝でも深夜でも問わず押しかけて、
大祭をやめるよう、ミノアを食べないよう説得に押しかけても、嫌な顔一つしない。
「食べるなんてウスが可哀想だ！」
という地球人に対し、
「食べることによって魂を救うのです」
と返す星の人たち。
そして、大祭の日を迎え…
反乱を起こそうか、
どうにか邪魔してやろうと、
地球人は必死だったが…
結局、阻止することはできずに終わる。
その後、
救助にきた宇宙船に乗り、
粗末な草や木の実しか食べてなかった
地球人は、待望のステーキをほおばる。
メチャクチャ考えさせられる漫画である。
そして、痛烈に読後感が悪い（笑）
しかし、この読後感の悪さ、
後味の悪さがたまらない。
傑作中の傑作！
神作品である
おもっくそ「謎の焦燥感」や、
「不可思議な罪悪感」に似た感情に苛まれる。
これは一体、
誰に感情移入してるんだ？
それに、肉を食べることは罪なのか？
それから、
彼は最後、牛肉を食べながら
なぜ泣いていたのか？
これを「言語」という変換機能を用いて
言葉だけで表現するのは、
至難の業ではなかろうか。
正直、めっちゃ複雑！
自分の感情ではあるけど、
感情の解説ができないと思うわ～
でね。
実は、講座の一期生の方に、
「食べ物についての見解を教えてください～」
と、言われてましてん。
「OK～！ブログに書くぜ～♪」
とか軽く言ってたんだけど…
もう２年ほど経ってる？（笑）
かな？
（しどい…）
なので、この辺でやっと（←ホントにな）
いくつかシリーズ記事にして書きたいと思いますっ！＼＼\\٩( 'ω' )و //／
「肉を食べるということ」
肉食はスピ的にどうなのか？
イイことなのか？
悪いことなのか？
色々な方向から考えた見解や、
私のチャネリング情報などを踏まえて
書いてみます。
ま、今回は前置きということで＾＾
しかし、
牛人間という高次存在で、思わず
「ハトホル」を思い浮かべてしまったことはここだけの秘密です☆(〃ω〃)ゞ
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