黄金の夜明け団(GD)前編 | あなたの守護天使の絵 描きます♪ 多次元的ないしょ話

あなたの守護天使の絵 描きます♪ 多次元的ないしょ話

「行列のできる守護天使描き」ヤミコです。漫画家デビューを経て、ヒーラー・カウンセラーになり、宇宙意識を学ぶメタスピリチュアル講座もやっている国際催眠療法士。

本日二つの目の記事です♪

一つ目の記事はこちら → 上野公園の桜と人人展

 

※2016年3月16日の過去記事、再掲載します。

 

 

えっとね、ゴールデンドーンのことで、

ご質問等をチラホラいただきましてん( ̄v ̄*)

で、これは早く書いた方がいいかなと。
でも、一つ一つお答えできないので記事にまとめてみました~~。
お題が来る時って重なるねぇ^^



では、毎度の注意書きですが。
特に今回は、内容が内容だけに、

違和感を感じる部分もあるかもしれません。
 

そういう時は、こういう考えもあるのね~とか、

それはちょっとどうかなって感じで流してください^^
自分の考えと違う!それはおかしい!

と感じられた場合、閲覧強制終了でお願いします<(_ _)>

。    。    。

『黄金の夜明け団』は、ゴールデンドーン(GD)と訳される隠秘学結社です。

教義はカバラが中心。
神智学、東洋哲学、薔薇十字団伝説、錬金術、エジプト神話、タロット、占い、グリモワールなどを習合させたものでした。

 

Wikipediaより

 

 

この組織には、医者、科学者、ノーベル賞受賞者など、

知識のみならず、地位や名声のある人も多く入っていました。 

しかし、カバラはユダヤ教神秘主義思想ですから(クリスチャンカバラもありますが)

キリスト教圏では、まぁ喜ばれないですよね;

しかしヤミコ的には、この組織は『評価されるべき団体』という認識でおります。
なぜならば…

 

 

ここから、主流となるタロットが産まれたからです!

 

 

黄金の夜明け団の、アーサー・エドワード・ウェイトらが『ウェイト版タロット』を制作。
現在のタロット占いでは、欠かすことのできないデッキと言えます。
同じく黄金の夜明け団の、パメラ・コールマン・スミスがイラストを手がけました。

私が初めてタロットカードを見たのは、小学校高学年だったかな(ノ´∀`*)  
本当にスゴイ衝撃を受けましたね~~!

絵柄にやられました!!(笑)

 

 

私物。原版ではなく、ユニバーサル・ウェイト版ですが。

 


昔からのマルセイユ版は「8 正義」「11 力」だけど、

ウェイト版の多くは「8 力」「11 正義」。
これは、ヘブライ語22字の配列では順番が逆だから、という解釈が由来。

 

 

タロットは心理学、哲学、占星術、宗教学体系などを、

カバラ・生命の樹セフィロトに当てはめて作られた、とても優れた占術ツールです。
 

個人的には、オラクルカードよりも

タロットの方がオラクル(神託)に近いような気がしますウインク

フルカラーで、人物や動物、植物や小物、自然の風景など。。
誰にでもわかりやすい絵柄で、シンボル化された図案が象徴的に描かれています。

人物が右向きか、左向きか。
顔をあげているか、うつむいて見えるか。
背景は近いか、遠くに描かれているか。
色は?どんな表情か?何を持っているのか?ポーズは?

 

 

 

 

愚者は左を向いているので、過去をあらわしているのだが…
大アルカナ最初のカードなのに?
これから希望あふれる旅に出るのに?と思いきや…

これは「21 世界」までの旅を終えた、旅人の回帰とも言えるようです。

新たなる出発の意味とか。


その時の質問、前後のカードとの関係、正位置か逆位置か。
様々な要素での解釈があるので、ホント奥が深いです~~。
オラクルカードと違って、リーディングの難易度も高いです(´д`*) 

ちなみに太陽の色が白いことや、

足元がなぜか断崖絶壁!なのも意味がある。
花も犬も荒波も、ぜ~んぶ判断材料になります。

 

 

すべては潜在的・無意識的要因があり、

それによって自分自身の状態が浮き彫りになります。
しかも、ズバズバ当たるゲロー

私も久々にタロット出してみたけど、もうスプレッド忘れてるわ(笑)


何でもそうだけど、常に練習したりして使ってないとアカンよね☆
あ~~やっぱり絵柄ステキだな~~♡

 

 

そして!

忘れちゃいけないのが、『トート・タロット』!!!

 

 

20世紀の有名な魔術師、アレイスター・クロウリー が制作しました☆チョキ
クロウリーも、黄金の夜明け団です。

トートとは、古代エジプトのトート神の名ですね^^
ヘルメス神と同一視されています。
のちに「ヘルメス・トリスメギストス」と同一になるわけですが、

神秘思想、錬金術の神様です。


クロウリーは、登山家で、魔術師で、錬金術師で、自由奔放な資産家でした。
ねたまれて嫌われる要素を兼ね備えてます(笑)

良い噂はあまりありません。

破天荒な人物だったようだしw
でも、私はサンジェルマン伯爵に少しだけ似てる気がするんですけどね~(^艸^*)

このタロットは通常のタロットと違って、

絵柄がさらにシンボル化しているので、

とても力が強いと言われています。

 

なので、よく「トートは特別な時しか使えないカード」と言われ、

通常のデッキとは使い分けてる占い師さんが多いようです。

「いつかはトートを持つぞ!」と、

自身が大成してから買うのを目標にしてる占い師さんもいます。
お金出せば買えるけど、そういう問題じゃないんだよね^^
(普段に使用しちゃダメってことじゃなくて、カードに対して敬意を持っているという意味です)


もしも、黄金の夜明け団が発足されなければ、
ウェイト版やトートタロットは、この世に生み出されていませんでした。
 

凄い功績だと思いますキラキラ
世界中で愛用されているんですから。


キリスト教を悪く言うつもりは無いのですが…
古い時代の正当派キリスト教は、

聖書の表面的な解釈しか好みません。


セオリー通り、マニュアル通りの教えです。
しかし、ユダヤ神秘主義思想は、聖書の矛盾点をも考察したのです。

なぜ聖書なのに、矛盾が生じるのか。
矛盾してる部分にこそ、

大事な教えが隠されているのではないか。

そう深読みして、謎解きをはじめたのが、カバリストたちです。
いわゆる、『バイブル・コード』です。

今と違って昔ですから、もちろん公言できません。
神に背いたとか、神を冒涜したとか、えらいレッテル貼られますから汗

暗号化されていると考えられた聖書の部分。
文字を数字に変換するゲマトリアなどの方法で、

解読なども研究されていきました。

それが、オーラソーマなどでも用いられている

現在の『数秘学』の元となっています。

まぁ、ヤミコ的にはバイブル・コードとかはどうでもいいんですけどw
でもその解明の副産物として、

こうして後年になって数秘学が盛んになったんだし。
やっぱり必然性を感じますし、凄いことだと思います(´v`*)

 

「錬金術」「魔術」「秘密結社」


そう聞くだけで、オカルトは闇の存在だ、などと

悪い印象を刷り込まれている気がしますが。。
なぜなんでしょうね?


実は、黄金の夜明け団が、

儀式や瞑想でまず拠り所とするのが、「守護天使」でした。

 

 

 

 

でも実際、彼らは「守護天使」という言い方をしていますが、

 

本来の守護存在の意味ではなくて、

大いなる自己、集合意識で宇宙とつながる部分、

つまり「ハイヤーセルフ」とつながることをモットーとしていました。

(ちなみに、この集合的無意識層のことを仏教では、阿頼耶識と呼びます)

これはチャネリングの王道です。

彼らは「守護天使」が前提でないと、『エゴの肥大化』を招く、と考えていました。
さすがとしか言いようがないですね!



闇の儀式か、

高等魔術か。


私は、彼らは上層の天使たちからイメージや情報を受け取り、

それを具現化させてタロットや著作を残したのだと思っています。

まぁ、ただ私がそう思ってるだけかもしれませんが…真顔


おっと、長くなっちまった。
こういう話がキライな人もいるかもだけど、スマンね~もう一回書くのだ~~^^

では次回、後編へ続く☆