死にかけた話(前編) | あなたの守護天使の絵 描きます♪ 多次元的ないしょ話

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「行列のできる守護天使描き」ヤミコです。漫画家デビューを経て、ヒーラー・カウンセラーになり、宇宙意識を学ぶメタスピリチュアル講座もやっている国際催眠療法士。

 

 

「九死に一生を得る」 

 

 

という言葉がありますよね。



ほとんど助からないであろう状況で、

かろうじて助かった場合など。

 


一度くらい経験があるって人も、

案外少なくないかもしれませぬ。

 


そんなわけで、今日はヤミコめが若い頃に一度死にかけた話です。


すでに子供の頃一度死にかけとるが。

 

 


ま、死にかけたと言っても、

大怪我して大量出血したわけでもなければ、意識不明の重体に陥ったわけでもないんですけど。

 


ただ、その時初めて、

 

 

“死にかけたことによって得られる学び” 

 

 

というのを経験しました。

(しない方がいいけど)
 

 

※2017年1月11日の過去記事を再掲載してます。

 

 

 

 

で、本当にお恥ずかしい話ですが、



若い頃の私という人間は、

今の自分から見ても 、

“お前サイテーだな!”って感じで、

まぁヒドイ時期がありました。

 

 

もちろん今だって我ながら、

青いな~~、器が小さいな~~とか

思うことはありますけど(・∀・)

 

昔の自分はそんなレベルじゃない。

もう、お話にならないです。



20代前半の独身時代。


東京から地元に帰ってきて、

何をしたらいいのか

精神的に迷子の状態の頃でした。

 

 

 

 

 

何のために生きてるのか。
何が自分に向いてるのか。

生きるためには、食べていくためには、働かなきゃな。。。



イキイキと働いていきたい、

好きなことを仕事にしたいと思っても、そんな風に職業を選べるほど特技も資格も無い自分。

 


願わくば、通勤が楽で、

給料が良くて、

良い人ばかりの職場だといい。

 


つまり、ウマい話がどこかにないかな~という、ありがちな発想です。
 

まぁ結局、どこでもいいから雇ってくれるところを探すというオチ。

 


自分を磨こうとか、スキルアップしてなりたい自分になろうとか、

もうそんな力が出せなくなっていて、ただ惰性をむさぼる毎日。
 

 

そんな自分に嫌気がさしていて、

もうこんな世の中に未練なんてない、とか漠然と思っていました。


いえ。
正直に言うと「死にたい」とさえ思っていました。

 


小さい頃からの環境的なものもあるかもですが、

家族に対しての絆や愛情の濃度が、一般平均値より薄かったからかもしれません。
 

 

よく「自殺しようと思った時に母の顔が浮かんで思いとどまった」とかって話を聞きますが、私にはそういう感情も感傷も一切ありませんでした。

 


どんなに辛く苦しく悲しくても、

自殺だけは絶対にしないと思ってたけど、

それでもその頃は「できるだけ早く死期がくればいい」と思ってました。
 

 

こんなしんどい人生は早く終わりにしたいと思っていたのです。



そんな、ある日のことでした。

 


その日、私は女友達のE子の家に泊まっていました。
眠ってから朝になった日曜日、

E子の彼氏のNくんが来ました。

 


私もよく知っている人なので

「おう、お邪魔してるよ~」みたいな、いつもの会話をしていた時でした。


そのNくんが、「これから一緒に魚釣りしに行こうぜ!」と言い出しまして。
 

 

Nくんはよく釣りをするし、

私も今まで何度か一緒に行ってるし、

まぁ普通のことだったのですが…


なぜかザワザワしました。

 


すごく胸騒ぎがしました。
とても嫌な感じがして、

行きたくない!と猛烈に思いました。


なので、カドが立たないように、

「え~いいよいいよ、帰るよ私。

せっかくの日曜日なんだし、

二人で行ってきなよ」

と言ったのですが…



「はぁ?今さら何言ってんの?(笑)一緒に行こうよ!」

と、E子もNくんもグイグイきます。


彼らはその時すでに数年ほど付き合っていて、

二人だけの時間がほしいというより、大勢で楽しく遊びたいという傾向が強くて。

 

 

私もそれはわかっていたのですが、

他にどう断っていいのかわからず、



ヤミコ

「ゴメン、ホント帰るわ。また今度誘って」

Nくん

「なんで?いいじゃん一緒に行けば。遠慮してんの?何なん?」

ヤミコ

「そうじゃなくてさ…あのさ、どうしても気がすすまなくて」

E子

「え~、きれいな自然の中で渓流釣りしたらきっと気分も変わるよ~!」

ヤミコ

「いやマジで今日はやめとく。今日だけは帰った方がいいような気がする…」

Nくん

「せっかくの日曜なんだし良い天気だし。行けば楽しめるって。それともホントは釣りが嫌なん?」

ヤミコ

「そうじゃないってば。自分でもわかんないけど何か気がすすまないんだよあせる


…とまあこんな調子で、

なんと数十分も攻防が続きました。



彼らにしてみれば、

3人で行きたいから誘ったのに、

断られたら何だか楽しい休日のはじまりにケチがついたような、

そんな感じなのかもしれません。
 

 

もう、どんなことをしても連れて行くぞ、という押しの強さ。



これと言った明確な理由も無いのに、

必死になってる反論してる自分が、

だんだんバカらしくなってきました。

 


「せっかくなんだからいつまでも頑固になってないで楽しんでくればいっか」

と思いなおしました。


そして、

一緒に山奥まで渓流釣りに行くことになったのです。

 

 

 

 

春。

4月。すがすがしい天気。
新緑が目にも青い樹々たち。



車でも結構かかる山奥。

車をとめたら後は歩きです。

どんどん深く入っていきます。

 


私は山が大好きなので、来る前の胸騒ぎもそっちのけで歓喜の声を上げていました。

 


「うわ~~っ!綺麗な川~~~!!!」


しかし…
こんな風に喜んでいた私に、まさかの死亡フラグが立っていたとは…
この時はまったく予想していませんでした。。。

 

 



前置きだけになってしもた。

許されよ(/・ω・)/次回へ続く~☆
 

 

 

 

 

 

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