山田リスティングのブログ -29ページ目

テロの誘発

貧困により治安が悪化したり政府や社会に対する不満が高まると、テロ を人々が支持しやすくなる。また犯罪の多発もあってテロリストの摘発が困難になることで、テロ組織の温床となりやすい。加えて、貧困はその政府に対するテロ攻撃の口実としても用いられる。

テロが行われると、直接攻撃を受けた人や施設のみならず、人々が恐怖を感じることによって、その地域の観光業 などが被害を受け、経済活動への影響も大きなものとなる。また、テロ対策にも相応のコストが必要であり、警備システムの導入など非生産的な分野への資金投入をせざるを得なくなって、生産性が低下し更なる貧困が助長される。

人が貧困に陥ると、生活を(あるいは生命を)維持・向上

人が貧困に陥ると、生活を(あるいは生命を)維持・向上させるために犯罪 に手を染めたり、犯罪組織等に関わったりする場合がある。また社会における貧困者が一定以上の数になると、都市の周辺にスラム (貧民街)を形成したり、都心部でホームレスストリートチルドレン となるなどして都市環境が悪化し、犯罪の温床となる。また、貧困によって人々の生活が困窮すると、政府や国家に対する不満が増大し、暴動や略奪、内戦などに発展することもある。

このようにして治安が悪化すると、一層経済活動が阻害され、また各種の援助も困難になって、更なる貧困を招く悪循環に陥る場合がある。

過酷な労働・児童労働

貧困に陥ると、生活の維持のために長時間働かざるを得ず、また危険な仕事でもせざるを得なくなる。また、このような状況では成人だけでなく児童も働くことが求められやすく、児童が十分な教育を受けられない要因ともなっている。貧困により人身売買 とか売春 や各種の犯罪 を行うものも多く、中には兵士として内戦 などに参加させられるものもある。そのため、事故や病気などによる高い死亡率をももたらしている。

各国において過度の労働児童労働 が規制されているが、貧困によって働かざるを得ないものに対して単純に禁止としてもその効果は薄く、貧困国の児童労働率は高い。